世にも奇妙な物語感想2017秋の特別編|テーマは多世界解釈の並行世界でした
世にも奇妙な物語2017秋の特別編感想についてこの記事をご覧いただきありがとうございます。
目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。
本日10月14日は世にも奇妙な物語2017秋の特別編が放送されました。
世にも奇妙な物語はタモリさんがストーリーテラーとなり不思議な世界観の物語の短編集を何話かのドラマで放送されますが中には少し怖いお話もあり、私は毎週放送されていた頃から世にも奇妙な物語が大好きでした。
最初に見たのはもう高校生の頃くらいかと思いますので20年以上前になりますね。
その世にも奇妙な物語が本日放送されましたのでその内容と感想からこの記事では
- 世にも奇妙な物語感想2017秋の特別編|寺島:吉岡里帆さん
- 世にも奇妙な物語感想2017秋の特別編|フリースタイル母ちゃん:中山美穂さん
- 世にも奇妙な物語感想2017秋の特別編|運命探知機:岩田剛典さん
- 世にも奇妙な物語感想2017秋の特別編|夜の声:藤原竜也さん
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
世にも奇妙な物語感想2017秋の特別編|寺島:吉岡里帆さん
初連載が決定したものの、アシスタントがやめてしまい困っていた漫画家の山崎(峯田さん)。
そんな彼の元に担当編集者の江田(福田温子さん)に紹介されたと、寺島ひな(吉岡美穂さん)と名乗るかわいらしい女性がアシスタントとして現れます。
漫画原稿の下書きが思うようにいかない山崎は、アシスタント作業をする寺島の美しい横顔がふと目にとまり、寺島の顔をスケッチブックに描き始めるのでした。
それに気づいた寺島は、恥ずかしがりますが、山崎はスケッチをやめません。
そのうち寺島は山崎に小学生時代の話をしだし、その頃の友だちだった小林摩子(大後寿々花さん)というマコちゃんのことを語り始めます。
マコちゃんは魔女のような髪型で猿のような笑い声で、寺島は怖いと思っていて、ある日のウサギの飼育当番の時にウサギが殺されていて、寺島はマコちゃんがしたと思い怖くなり翌日から学校を一週間休むのでした。
すると学校を休んでいた時に電話があり、マコちゃんが黙ってくれていてありがとうと言った事によりマコちゃんがウサギを殺した事が核心に変わり寺島は更に怖くなりましたが、親の仕事の都合でそれからすぐ転校することになった寺島。
それから大人になり長らくマコちゃんとは会っていなかったのですが、山崎の所に来る一時間ほど前に、路上で「ひなちゃん」と呼び止められその時はマコちゃんと気づかずに古い知り合いかと思い喫茶店で話していたら、その相手がマコちゃんだと笑い方で気づき怖くなって、仕事があると言い逃げ出してきたと言う寺島。
話を聞いていて怯える山崎は、それならばまだマコちゃんは寺島さんの事を探しているんじゃ・・・?と言った瞬間山崎の部屋のドアが開けられ怯える2人!
しかし入ってきたのは編集者の江田で、同時に、寺島は大笑い。
全部ウソで作り話ですよと言いトイレに行ってしまいます。
しかし江田は寺島を見て不信がり、あれは誰ですか?と言う。
自分が紹介したアシスタントを誰だとはおかしな話だと思う山崎は、あなたが紹介してくれた寺島さんですよと言うが、江田はあれは寺島さんんではないと言い、どうなっていると思っているとテレビのニュースで、先ほど喫茶店にて寺島マナさんが殺害されたとの報道がされます。
するとトイレから出てくる偽物の寺島マナ(マコちゃん)偽物の寺島は2人にバッグからおそらくは本物の寺島マナの首を土産と言い見せるのでした。
そこで場面は変わり、どこかの公衆トイレで寺島マナになりきり次のターゲットのあかねという女性に電話をしているマコちゃんがサラサラの綺麗な髪を引っ張るとやはり魔女のような髪のマコちゃんが映し出されこの話は終わりました。
二転三転どんでん返しがあるのが世にも奇妙な物語らしく1話目面白かったです。
世にも奇妙な物語感想2017秋の特別編|フリースタイル母ちゃん:中山美穂さん
細川房子(中山美穂)は、家庭に無関心なサラリーマンの夫と近ごろ無愛想になった中学生の一人息子、康太と3人家族で、パートタイムでけなげに働きながら文句も言わずに家事をこなすごく普通の主婦です。
パート先のスーパーでも内気な性格が災いし、無遠慮な客に言い返すこともできず、セクハラ・パワハラおかまいなしの店長にも対抗できずじまいでストレスをため込んでいました。
息子との距離は埋まるどころか、ガラの悪い連中に巻き込まれてないか心配するも何もできずにいます。
そんなある日、あやしい露天商の「ストレス解消になりますよ」という口車にのって高級リップクリームを買わされてしまう房子。
しかも8000円!
いつものセクハラ・パワハラ三昧のパート先で、ふとそのリップクリームを唇に塗ると、突如、脳内にキレッキレのスクラッチ音が響き出し、プロ顔負けのラップが口から飛び出すようになり店長を上手くラップでディスり店長は唖然・・・。
その後も昨日の無礼な客にもラップでディスると周囲のお客さんからは拍手喝采。
道端で歩きスマホでぶつかってきたくせに文句を言ってくるドキュン風のバカップルにもラップでディスり注意を促します。
その事を心地よく感じ明るくなり始めた房子は、最近心が離れている息子の康太が不良のような子たちが溜まる場所へと息子を取り返すべく乗り込みます。
そしてリーダー格の男性(浅利陽介さん)をラップでディスるとなんとその男大岩もラッパーで見事にラップで返されてしまいます。
そしてラップバトルとなり房子は敗北してしまうのでした。
落ち込む房子は再度露天商の男の所へ行くと、露天商の男は房子へラップ口座開いてくれます。
そしてディスるよりもディグる(掘る)ことを学んだ房子は大岩と再戦。
激しいラップバトルを制して、いつの間にか集まった人たちからも拍手喝采。
母の子を思う気持ちが乗せられたラップは見事でした。
そしてそのあと息子ともラップ合戦を繰り広げ何とか制した房子は、息子の康太と心を通させることに成功し幸せな家庭を取り戻しましたが、最後の最後に家に訪問してきた姑の口から何とラップを口ずさまれ、ラップ対決か!?というところで物語は終了でした。
世にも奇妙な物語感想2017秋の特別編|運命探知機:岩田剛典さん
運命の人、運命の恋、永遠の愛というものを信じきれない29歳の独身男性・和泉涼平(岩田さん)は、ある日、腕時計のような怪しい機械を拾います。
音が鳴りやまないその不思議な機械。
思わず装着しようと腕に当てると、ベルトが勝手に巻き付きロックされ、
「運命探知機ヲ、起動シマス」
と機械音が…。
戸惑い、うろたえながらも運命探知機の指示に従う涼平。
そこへ、涼平めがけてバケツで大量の水をぶっかける風変わりな女性・北澤由紀(石橋さん)が現れて最初は最悪な出会い、そして奇跡的な再会、突然の恋のライバル登など次から次干へとドラマチックな展開でまるで恋愛ドラマのようなシーンを重ねていくうち、涼平は自分の中に芽生えた変化に気付きます。
本当に運命の人、運命の恋、永遠の愛”があるのかもしれない、と…。
しかし実は運命探知機自体がある企業が仕組んだ壮大なプロジェクトで、由紀もその企業に言われた通り動いていたのでした。
最後は高額な請求と、由紀を本気で好きになってしまった涼平は由紀とは結婚はできるが由紀は30代になったときに経済力を優先するプランに乗り換え別の男性と運命的な出会いを求め、30代の経済力豊かな運命を求める男性と結ばれるかも知れないなどの、酷い話で涼平が信じた運命は作られたものであったという悲惨な話でした。
世にも奇妙な物語らしくやはりハッピーエンドにはならないのですね。
世にも奇妙な物語感想2017秋の特別編|夜の声:藤原竜也さん
大手IT企業のCEOである我堀英一(藤原竜也さん)は、容赦なく社員の首を切る冷徹な経営者。
そんな我堀が人知れず実践しているストレス解消法がありました。
週末はホームレスとしてダンボールハウスに住んでいたのです。
ある週末、いつものようにホームレス姿で過ごしていた我堀の元に一人の若い女性(飯豊さん)が男たちに追われて逃げ込んできます。
思わず彼女をかくまう我堀。
男たちが去り、早く家に帰るよう促す我堀ですが、ユリと名乗るその女性は我堀のダンボールハウスまでくっついてきてしまいます。
見捨てるわけにもいかず、ダンボールハウスに入れる我堀。
ユリはそのままダンボールハウスに住み始め、ホームレス姿の我堀の世話を焼くようになります。
お互い多くを語らずホームレス生活を送り始めた二人は、次第にひかれ合っていくように…。
ユリとより多くの時間を一緒に過ごしたいと考えた我堀は、CEOの身分については黙ったまま、自分の会社の入社試験を受けるようユリに言います。
当然のごとく入社試験に受かり、我堀の元で働き始めるユリですが、我堀がホームレスと同一人物である事にはまったく気づきません。
そんなユリをますます好きになった我堀は、自分がユリの慕っているホームレスと同一人物であることを隠したままプロポーズしますが実はホームレスの我堀の方を好きなユリはCEOが堀のプロポーズを断ってしまうのでした。
その事をテントに戻ってきてホームレスの我堀に相談するユリ。
しかしホームレスの我堀は、ユリに社長と一緒になった方が幸せだと諭し、ホームレス我堀が好きなユリは怒って出て行ってしまいます。
結局ユリはCEO我堀と結婚するのですが、窮屈な生活が嫌だと言い上手くいきません。
そんな中ホームレスの我堀(ユリはオジサンと呼ぶ)の話ばかりするユリに、CEO我堀はあのホームレスは自分だと打ち明けますが信用しないユリ。
金庫からお金を持ち出し家出をしようとするユリを止めていた最中、ユリは我堀を刺してしまうのでした。
そして救急車も呼ばずに遺言を残す我堀。
我堀はオジサンとしてユリへという手紙とCEO我堀として妻のユリへの遺言との2通を残し亡くなるのでした。
最後の藤原竜也さんの物語は不思議と言うよりは本日の世にも奇妙な物語のテーマであるパラレルワールド。
人は選択次第で幾層もの世界を並行して歩んでいるというものに対してのお話だったような気がします。
選択次第ではホームレスにも大企業のCEOにもなるし、結婚する相手がいずれであっても、かならずしもお金持ちとの結婚が幸せではないとそういった事を伝えたかったように感じました。
以上が世にも奇妙な物語2017秋の特別編の内容に感想となります。
この記事でのご紹介は以上になります。
最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。