東大卒ママ作家杉山奈津子さんおススメの子どもの習い事|偏差値29から東大に合格したご自身の体験から
東大卒ママ作家杉山奈津子さんおススメの子どもの習い事についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。
目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。
この記事では、うつ病を克服し、偏差値29から東大に合格された、ベストセラー作家
【偏差値29から東大に合格した私の超独学勉強法】
の著者でママさんでもある杉山奈津子さんの、子どもに習わせた方が良いおススメの習い事を
- 東大卒ママ作家杉山奈津子さんおススメの子どもの習い事|知識の先取りだけが理由の塾は無意味
- 東大卒ママ作家杉山奈津子さんおススメの子どもの習い事|そろばん
- 東大卒ママ作家杉山奈津子さんおススメの子どもの習い事|習字
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
東大卒ママ作家杉山奈津子さんおススメの子どもの習い事|知識の先取りだけが理由の塾は無意味
塾について
中学受験をする場合は
杉山奈津子さんは、もし中学受験をするなら、受験の問題が、植木算や鶴亀算など、学校の勉強とまったく異なる特殊算が出題されるのので、塾は絶対に必要だと仰います。
特殊算は、
教わらないと解けない問題
で、東大生や京大生でも中学受験を経験していなければ悩んでしまうと言われています。
もちろん、親が一方的に決めるのではなく、子どもがやりたがっているか」を聞き、子どものやる気を尊重するのが大前提との事。
杉山奈津子さんご自身は勉強が嫌いで、塾に入ってもすぐやめてしまったのに、それを棚に上げて息子にばかり「塾にいきなさい」などと言う権利があるわけないとの事です。
仰る通りだと思います。
よく言うのですが、東大生は親に「勉強しなさい」と言われたことがないという人ばかりです。無理やりやらせると、人間の本能である「自分の行動は自分で決めたい」という心理的リアクタンスから勉強嫌いになって、かえって勉強しなくなる確率が高くなるとの事。
知識の先取りの為だけの理由の塾は不要
そのため単純に小学生で
- 学校の勉強を補いたい
- 他の子より少し差をつけたい
という理由で塾へ通わせるのなら、必要も意味もないと思います。授業で分からない箇所は先生に質問するか、親が説明してあげればいいだけの話です。
杉山さんが、小学6年生のときのお話で、英語の塾に通っていたお友達が
「Notebook」
と紙に書いて
「これが何かわかる?」
と杉山さん聞いてきたそうです。杉山さんは、英語なんて習ってなかったので
「わからない」
と答えると、相手のお友達は
「ノートブックだよ」
と誇らしげに教えてくれたそうです。そのときは純粋に
「英語を知ってるなんてすごいなぁ」
と感心したそうですが、中学に入った途端、授業の初期で教わる「Notebook」は誰もが知っている簡単な単語に成り下がりました。それに、中学1年生は600語程度しか英単語を覚えませんが、高校で覚える単語は3000語もの数に増え、単語帳を片手に大量の単語を一気に暗記するようになるわけです。そう考えると、小学生の期間に、他人よりほんの数単語多く覚えるために、お金を払い時間を使って塾に通う意味があるのかは疑問と杉山さんは語っておられます。
確かに塾は中学受験で必要であるからこそ通わせる意味もありますが、ただ単に知識の先取りをする為の塾となるともったいない気もしますね・・・。
東大卒ママ作家杉山奈津子さんおススメの子どもの習い事|そろばん
そこで杉山さんが、幼少期の習い事におススメしている習い事は、断然そろばんだそうです。
杉山さんのご主人が小さい頃に習われていたそうなのですが、受験のときの有利すぎる話を聞いて
「なにそれズルい!」
と悔しく思ったそうです。
杉山さんのご主人は、数学や科学系の教科にある数桁の足し算なんかはもちろん、2桁×2桁の掛け算も、紙に書かずに頭の中で計算できました。しかも、とにかく計算スピードが速いそうです。
その反面杉山さんは非常に計算が苦手で、遅いうえにミスも多くて、問題集を早く進めるために計算機を使って解いていたほどだったそうなので、
「私もそろばんを習っておけばよかった!」
と後悔しているとの事。
杉山さんのご主人が仰るには
「そろばんを習っている人は頭の中でそろばんが浮かんでくるようになる」
とのこと。それに、受験や勉強だけではなく、日常生活の計算にも一生役立つわけですから、非常にお得な習い事だと言えますね。
確かに我が家でも主人は幼いころに、そろばんを習っていましたが暗算は早いですし電卓も使いません。
母はそろばんはしていませんし、我が家のコッコちゃんとたぬりちゃんにもそろばんは、まだ習わせてあげた事は無く、候補の習い事の1つに何度も上がってきてはいたのですが、他の習い事との兼ね合いで中々習うまでには至りませんんでした。
そのろばんの効果としては、そろばんをはじくように、指を器用に動かす能力を巧緻性と呼ぶそうですが、指を上手に動かすことは、脳を発達させるのに非常に効果があります。そして、神経系は、3歳から4歳あたりが最も発達しやすい時期だと言われています。有名小学校の受験の世界では、線を書いたり、紙をちぎったりするのを見て、手先の器用さから将来性を判断するそうですから凄く説得力もありますよね。
杉山さんの認知症だった祖母も、指を動かすためによく施設で折り紙をやっていたとの事。指を使って玉をパチパチと動かしながら頭も使うそろばんは、脳神経を刺激するのにピッタリとの理由から杉山さんがおススメする習い事の1つがそろばんとの事です。
杉山さんが学生の頃を思い出してみて、東大医学部には
「小さいころからずっとピアノを習っていました」
という学生が何人もいたとのこと。当時は、なんでもできて嫌みな人達だな、なんて思ったそうですが、考えてみれば左右で異なる指を一本一本素早く適切な場所に置いていくピアノは、巧緻性を高める練習としてふさわしい習い事です。かくいう杉山さんも、実はピアノを習っていたそうです。
巧緻性を高める事が脳に良いと言うのは凄く勉強になりました。
東大卒ママ作家杉山奈津子さんおススメの子どもの習い事|習字
巧緻性を高める事が大切とわかったところで、手は意外に自分の思い通りに動かないものです。たとえば、1本のまっすぐな線を30センチくらい引こうとしても定規がなければ、どこかで曲がって、ビシッと綺麗には引けないのが普通だと思います。
でも、聞くところによれば、設計士さんなんかは定規がなくとも美しい線を引けるそうです。
数学の先生も黒板に真っすぐな線を引くのが上手でしたよね。
練習次第で、手の動きと脳の動きを一致させられるようになってくるとのことです。
もう1つの杉山さんのおススメの習い事は杉山さんご経験から、習っていて良かったと思うのは習字だそうです。
習字
習字はお手本を見ながら手を動かして、自分が書きたいと思った場所にむかって筆を置いていくプロセスは、集中力もつくし、器用さもアップします。
杉山さんは習字は小学生の1年間くらいでやめられたそうですが、振り返るとなかなかおすすめの習い事だと思うとの事。
杉山さんのご主人は、そろばんを習うことで、この時間はこの作業をこなすという、習慣の基礎が身についたと仰っていたとの事。
忍耐力や、粘り強さは、6歳から13歳くらいまでが最も発達しやすい時期です。そう思うと、習字はものすごく集中するし、通うことで習慣も身につくし、手先も器用になります。さらに、字が綺麗になる! という点は、なかなかポイントが高いとも思われます。
我が家のコッコちゃんは今でも、普段は字が汚いですが、書道の提出するものなどはそこそこ綺麗に書けて賞などもとった事もありました。
しかし、コッコちゃんは書道を習わせに行く前の字は、母がどう頑張っても読めないような字でしたので今では、習字教室の先生にはコッコちゃんに読める字を書かせてくれるようにして下さり大感謝です。
以上の杉山さんおススメのそろばんと習字でしたが、杉山さんがおススメする理由を考えると、幼少期は塾のように
知識を先取りする
という、後から取り返せるようなものよりも、
- 積極的に手や指を動かすこと
- 集中する習慣をつくれること
- 日常でつかえること
がそろっている習い事をするのが、将来にもお子様の脳の発達にも良さそうですね。
現在、我が家のコッコちゃんもたぬりちゃんも習字は習っているのですが、能開センターに通う中、国語よりも少し算数が苦手に見えるたぬりちゃんには、そろばんも今後習わせてあげたい候補の1つの習い事なのですが、他の習い事との兼ね合いと本人の意志を確認しつつ、杉山さんのアドバイスを参考にさせて頂きたいと感じました。
この記事でのご紹介は以上になります。
最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。
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