【関西中学受験体験ブログ】目指せ中学受験!!コッコとたぬりの大冒険【2018年受験体験記2022年受験を目指す過程をお伝えします】

中学受験難関校合格者のその後|実際の言葉からメリットデメリットを学ぶ

中学受験難関校合格者のその後|現在社会人の受験経験者のお言葉から

中学受験難関校合格者その後についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。

目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。

この記事では、中学受験を経て、難関校に合格され現在社会人となっていらっしゃる方が、中学受験をした事について現在どのようにお考えかを語っておられた記事を読みましたので、その内容と感想から

以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。

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中学受験難関校合格者のその後|その後の人生に役立っているか?

中学受験のシーズンも全国で終わり、お子さんが受験をされたご家庭では一段落という感じではないかと思います。

我が家でも長女の新生活の準備を未だに終わらない進学先の宿題をするように、追い回すそんな中、あらためて

中学受験とは何だったのだろう

と考えることはないでしょうか?

そもそも必死になって中学受験をするのは何のためでしょうか?

一般的には

「名門大学に入学し、一流と言われる企業に就職する」

という目的で子供に頑張らせる親御様が多いのでしょうか?。しかし、中学受験で成功すれば、本当にその後は安泰な人生が待っているのでしょうか?

そんな内容を、私が読んでいたある記事で、中高一貫の私立校に中学受験を経て入学、その後は都内の有名私立大学を卒業し、日系大手金融機関、外資系大手金融機関に勤務した経歴を持つAさんが話してくれていました。

中学受験組で成功し、成人して誰もが知る金融機関に勤務したという経歴は、中学受験がその後の人生を左右する大きな転機になったと見る人もいるかと思います。

それでは、当のAさんは中学受験についてどのようにお考えなのでしょうか?気になる所です。

「中学受験は、徹底した暗記と頭の体操を繰り返し訓練したように思います。そうした経験はあとあと様々なシーンで役立ちましたね。中学受験が人生の転換点かというとそうでもない気がしますが、受験勉強で頑張ったということと、自分よりも優秀な人が世の中にはたくさんいるということが分かっただけでもよかったですね。小学校ではオールAで自分は優秀だと思っていたのですが、お山の大将だったということがよくわかりました。模試を受けると自分の成績は大したことがなくて、難しい問題をすらすら解く友人を横目で見てすごいなぁと思ったものです」

と、Aさんは仰っておられました。

中学受験難関校合格者のその後|メリット

それでは今母が1番気になる中学受験は大学受験で役に立ったのかという事に実際経験された方が感じるメリットですが、中学受験をすることのメリットにはどのようなものがあるとお考えなのでしょうか?Aさんのお言葉では、

「極端なことをいえば、自分の精神力を確認することができますね。あの年齢であれくらい頑張れたのだから、今回も頑張れるだろうと、何かあるたびに思います」

とAさんのお言葉で、さらに

「平日は塾に行き、夜遅くに塾から帰ってきて、母親が準備してくれている夜食を食べ、風呂に入って、次の日の学校の宿題を軽く済ませて寝る。塾に行く前には、弁当屋でのり弁を買い、電車で通塾。電車の中でテキストを広げて勉強していたら、高校生に『難しい勉強しているね』とからかわれたこともありましたね。そして授業が始まる前に買った弁当を急いで食べていました。週末は塾の授業か模試です。その繰り返しです。今考えると恐ろしいですね(笑)」

との事でした。

その後中学受験をして、後に仕事で役立ったことはあるのでしょうか?という質問には、

「自分の希望する中学に入ってよかったなと感じるのは友人関係ではないでしょうか。良い学校に良い友人がいるとは限りませんが、自分と同じように苦労して勉強してきたという体験を共有することができますし、自分より優秀な友人ができればそれはそれで勉強になります」

「自分が知らない分野で秀でた友人を目にすることからも学ぶことは多いですね。大学でも友人はできます。ただ、より親密なのは中学からの友人です。社会に出た後、中学時代からの同級生と一緒に仕事をすることもあります。そうした時は本当に楽しいですね。大学の『○○会』というようなネットワークよりもはるかに信頼を置いています」

との事で、Aさんは中高時代にできた友人が今でも凄く仲が良いみたいですね。

殆どの子と、思春期に6年間一緒に過ごすというのは、一生の友人が出来る可能性も高くなるのだなと感じました。

中学受験難関校合格者のその後|デメリット


Aさんの中学受験にかけた時間や努力は並大抵のものではないという事は母も強く感じました。それでは、これから中学受験を目指される方が特に知りたいと思う、中学受験にデメリットはないのか?についてAさんは、

「昔は偏差値の高い学校に行って、東大に進学し官僚になったり、医学部に進学して医師になるのが日本での成功者だと思い込んでいました(笑)。ただ、外資系企業に勤めるとハーバードやスタンフォード、オックスフォードを卒業した人がごろごろいて、日本の大学って何なんだとも感じました」

「海外の有名なMBAを取得した人も多いのですが、中には仕事ができない人もいたので、ある程度の大学を卒業しておけば、日本の大学か海外の大学かにかかわらず後は実力かなと思うようになりました。その時には中学なんて関係ありませんし、出身中学や高校を聞かれたこともありません。日本の金融機関では高校を聞かれたことはありましたが。そう考えると、何も中学で頑張らなくても大学受験でつじつまを合わせればいいのではないかと思いますし、そもそも日本の大学でいいのかとも思いますね」

とのAさんのお言葉です。

そして、中学受験は時間とお金の無駄使いなのでしょうか?という質問には

「そうではないと思いますよ。先ほどもお話した通り、頑張ったという経験は残ります。これは受験ではなくてもスポーツやそれ以外の稽古事でも同じではないでしょうか。一ついいたいのは、中学受験なんてその後の人生の長さを考えれば、ほんのスタートに過ぎないということですよ」

との事。その後ご自身のお子様にも中学受験をさせたいのか?という質問には、

「やりたければやればいいですし、地元の公立中学でいいと判断するならそれでもいいと思います。ただ、通っている公立の小学校では中学受験をする比率は高く、クラスのほとんどの子は受験をするそうです。そうした環境では、子供が受験をしてみたいと思うのは仕方がないと思います」

とのお子様主導のお考えのようです。

母は、Aさんのようにご自身が中学受験をされて社会人になられ、受験をしたことを良かったと思われている方の言葉を聞き、やっと今、コッコちゃんに受験させてあげた事は良かったんだと自信を持って言えそうです。

この先、コッコちゃんが本当に目標を達成できるかどうかはわかりませんが、あの2年間が無駄ではなかったと思えるのは親としても嬉しい事だと思います。

この記事でのご紹介は以上になります。

最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。