中学受験最難関校以外は意味は無いのか?|上位校でなくても進学する意味について考えてみました
目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。
中学受験を目指すお子様は、我が家のコッコちゃんもそうですが、芦田愛菜ちゃんのように最難関中学校を目指せる子ばかりではありません。
むしろ最難関中学校を目指せるお子様の方が少ないかと思います。
そんな中、中学受験に向けて親子ともども頑張っていると、周囲から心無い雑音も聞こえてくることもあります。
正直、中学受験を自身も子供にもさせた事のない意見なので気にすることもないのですが、灘中や四天王寺のような最難関に入れるならともかく・・・
とか言われると我が家には我が家のコッコちゃんにはコッコちゃんの将来の目標があって、その目標に少しでも近づくためにしているのと説明するのも、中学受験の目指し始めた時からの経緯などまで説明するのもコッコちゃんの第1志望校が目標である大学入るために有利な中学校であることなどまで説明しなくてはいけなくて正直凄く面倒です。
そんなことも母や父の周囲でも最近、中学受験を知らない人たちからの心無い雑音で内心嫌な思いをしている我が家の両親が本当に中学受験をする意味について真剣に考えていました。
この記事では
- 中学受験最難関校以外に入れる意味|偏差値では測れない私立中高一貫校の魅力
- 中学受験最難関校以外に入れる意味|学校見学へ行った時の生徒さん達の礼儀正しさと地元中学校の生徒さん達との違い
- 中学受験最難関校以外に入れる意味|日経DUALの保護者アンケートでも・・・
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
最難関中学校を目指せないのなら中学受験はしない方が良いのかな?と迷われているこれから中学受験をお考えの親御様にも少しでもご参考にして頂きましたら幸いです。
中学受験最難関校以外に入れる意味|偏差値では測れない私立中高一貫校の魅力
- 難関大学に入れるためには中学受験は必要不可欠
- 高校受験がない中高一貫校で6年間のびのび過ごしてほしい
- 上位校へ行くなら分かるけど偏差値50以下の私立中高一貫校へ入れる意味はあるの?
- 小学生の子どもに夜遅くまで塾通いさせてかわいそう公立で良いんじゃない?
などなど、様々な考え方がありますよね。
つい最近では我が家の父が、コッコちゃんが苛酷に勉強する?姿を見て祖父母と喧嘩してしまいました。
最近ではあまり遊べていないコッコちゃんの姿を見て、父型の祖父母が父に上記の意見の中の1つでもある
『小学生のうちからそこまで勉強して私立に入れんでも・・・コッコちゃんが可愛そう』
と言う言葉に、珍しく父が切れてしまいました。
自分の親だから腹がたったのでしょうが・・・・
『何が可哀そうや!小学生の時に私立中学校があるということも知らんかった俺の方が可哀そうやろ!勉強させてもらえる環境を与えてもらえる方が将来幸せやろ!それを知らんと育って大人になってから苦労する方が可哀そうやろ!』
まあ・・・自分の親にだから言えることですが、自ら進んで勉強をしているコッコちゃんなので、させられているわけではないのです。
母も父も何度も勉強するのが嫌なら中学受験はやめても良いと言っていますし、中学受験はするけど勉強をしないのはダメとは言います。
中学受験をあきらめないのなら結果はともかく最大限の努力はしなさい。
だから中学受験を凄くしたいコッコちゃんは、勉強をしたりしなかったりでしたが最近は少し前向きに頑張り出してきたのです。
その姿を見て父型の祖父母が仰る言葉もわかります。
我が家の地域では特に教育にあまり熱心でない方が首都圏や大阪の市内に比べれば少ないと思いますし、私たちの親世代ならなおさらだと思います。
そんな地域で小学生の頃から塾に通い、遊ぶ間も削り勉強していたら、かわいそうと思う人もいるでしょう。
しかし父の反論にも一理あり、例えばコッコちゃんが中学受験の存在も知らずにチャレンジする機会も与えてもらえずに、普通に公立中学校、公立高校へと進学しその先で私立中学校があった事を気づき後から私たち両親に、コッコも中学受験したかったよ。
と言われる方が子どもの選択肢の幅を狭めてしまったという意味ではかわいそうだという考えもあるのです。
確かに中学受験の第1志望への合格率は全体の30%くらいという実態の中、コッコちゃんが第1志望校へ合格するという確約もなく、普段は友達と遊んでいた時間を塾に通い、好きな剣道もやめ、それでも第1志望校へ合格するかどうかはわからないのです。
しかし今の段階でも母はコッコちゃんに中学受験と言う選択肢が小学生にはあるという選択肢を教えてあげて、コッコちゃんの希望通りに中学受験へ向けて家族全員で頑張ってきたことを、例え第1志望校への合格が万が一勝ち取れなくても中学受験へ向けて努力してきたことは良かったと言えます。
- 基本的な学力が凄く上がった
- 何かを我慢して何かを手に入れようとしても実らない事など社会に出たら沢山ある
- 中学受験を通じ精神的にも少しづつ成長してきている
以上の理由から、母は小学生の頃から何か大きな目的に向かい長い期間をかけて一生懸命努力するという事自体に凄く意味があります。
それに学校の勉強には全く問題ないくらい学力も向上しています。
私は中学受験を目指しているコッコちゃんがかわそうと周囲の人に見られている事があっても、本人は自分の事をかわいそうだとは思っていないと思いますし、我が家の両親もそのようには思っていません。
万が一すべての私立中学校へ合格できずに公立中学校へ通う事になっても、身に着けた学力が無くなるわけではないですし、長時間の勉強が出来るという習慣もつきつつあるのはコッコちゃんにとって財産になると思うからです。
私立中間一貫校の魅力
それに私立中間一貫校の魅力は上位校に限った事ではないと母は考えます。
グローバルな視野での教育を主体としている私立中学も多いですし、ネイティブな海外研修も充実している私立中学校も、学校見学を通じ感じました。
公立志向のご家庭の方は特に経済的な面で私立中学校へ通う事を
『それだけお金を出す価値があるのか?』
と言われます。
確かに我が家も長女次女私立中学校へとなると経済的にも負担にはなりますが、その分私学には恵まれた教育環境が整っていると実際の目で何校かの学校見学を通じ思いました。
- 理科実験室の充実
- 大企業の事務室のようなパソコンルーム
- 部活専用のグランドや施設
公立出身の父も母も実際に初めて私立中学校の校舎へ入り、施設を見学させて頂いた時には2人して驚いたものです。
こんな環境で中学高校を過ごさせてあげれるなら、少々経済的な負担があっても安いのではないかな?
と思えるほどでした。
中学受験最難関校以外に入れる意味|学校見学へ行った時の生徒さん達の礼儀正しさと地元中学校の生徒さん達との違い
昨年のコッコちゃんが5年生の時から、我が家では父母コッコちゃんで志望校になるかも知れない私立中学校を何校か見学に行っております。
そんな中私立中学校の綺麗な校舎や充実した施設よりももっと驚いたのは生徒さん達の礼儀正しさに誠実さです。
すれ違う度にキチンとご挨拶をしてくれる生徒さん達には母も『なんて良い子たちなの』と思ったものです。
その反対に父の同級生の人のお子様に我が家の次女たぬりちゃんと同級生の小学2年生のお子様がいらっしゃるご家庭があります。
その父の同級生の人は今でも父と仲が良く、よく食事に行かれたりしていますが、そのご家庭は男の子なのですがもうすでに中学受験を考えているとの事。
理由はコッコちゃんのように何かなりたい職業があるからではなく、その父の友人はただ純粋に『地元の中学校へ行かせたくない』とのそれだけの理由でした。
地元の中学校は私も父もその父の友人も、そして父の友人の奥さんも出身校になるのですが、正直その父の友人が言うのもわかります。
つい最近もその中学校の卒業式があったのですが、我が家の近所のショッピングモールでその私たちの後輩にあたる卒業生の子たちが特攻服?というのでしょうか?そんな意味の解らない漢字で刺繍した派手な服を着てショッピングモールに溜まり警察沙汰になっていました。
今年だけではありません。
去年も一昨年もです。
それだけではなく他にも、ここでは書きづらいような出来事がたびたび起こるような我が母校なので、父の友人が母校に我が子を通わせたくないから私立中学校を目指すという理由も大きな1つの理由にはなるかと思います。
中学受験最難関校以外に入れる意味|日経DUALの保護者アンケートでも・・・
日経DUALの記事でも
中学受験は普通の子にいちばん意味がある
という見出しで記事がありまして、中学受験をする理由の中で住んでいる地域の公立中学校が荒れている。
公立中学校には公立中学校の良さもありますが、その時に在籍している生徒によって、学校の雰囲気がガラリと変わってしまうという懸念があるとの事。
数年前は落ち着いた好印象な学校と地域と言う評判でも、数年たてば違うという事もしばしばという事もあります。
特に先輩のママさんから
『あの中学校ではいじめがある』
『不登校の子が多い』
などのうわさを聞くと、そこに我が子を通わせるとなると不安になり躊躇してしまうご家庭も多いようで、こういったことが中学受験を目指すきっかけになることも少なくはないとか。
実際の保護者の方のご意見も紹介させていました。
『勉強をしなくても頭のいい子こそ、正直中学受験なんてしなくても、どんな中学校に行ったって、公立トップ校に入ってトップ大学に行けるんです。中学受験をした方がいいのは中堅の子。小学校高学年のときに首都圏模試で50以下だった子が公立に行けば、MARCHレベル(明治青山立教中央法政)の大学に入るのは難しくなります。でも、中堅の私立中高一貫校へ進学すれば可能性がある。中学受験は普通の子にとっていちばん意味があるんです。』
実際の親御様から寄せられたご意見なのですが、母はうなずき納得するところが多々ありました。
確かに公立校では受験に対する指導が十分とは言い難く本当に、先生により大きく変わる所も多いと思います。
その反面私立中学校は進学実績を上げることは少子化が進む昨今での生徒確保をするために欠かせないので、層の多い中堅の私立中高一貫校は進学率を上げるために様々な努力をしているのも頷ける話ですね。
中学受験をするしない、するならどの中学校を目指して中学受験をするなど、小学生の子どもだけでは決めれないからこそ、親の持って行き方が子どもの人生を大きく左右すると思うと正直何が正解かわからなくなります。
だからこそ、志望校を決めていかなければいけないこの時期に私は出来ることとして、人の声としての情報に加え自分の目で、中学校に通う本人の目で、実際に志望校になりえる可能性のある中学校へ足を運び目で見て決めていこうと思いました。
中学受験をすること自体は既に去年決まった事なのであとは目標に向かい精一杯親子ともども頑張るだけです。
結果第1志望に入る事を目標に頑張っています。
第1志望校に合格できるのが1番ですが、最終的に親子そろって中学受験を目指して良かったねと言える残り1年弱にしたいと思います。
中学受験をしようかどうかとお悩みの親御様方に少しでもご参考にして頂けましたら幸いです。
この記事でご紹介させて頂く内容は以上になります。
最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。
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