中学受験経験者の社会人の方の後悔体験談から|合格した後も本当に喜べるものにしたいですよね
中学受験経験者の社会人の方の後悔体験談からについてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。
目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。
この記事では、ある中学受験経験者の現在社会人の方が、中学受験をした時に今でも後悔している事を綴っている記事を見かけましたので、その体験談と我が家のコッコちゃんを見比べてみた母の実際の感想から
- 中学受験経験者の社会人の方の後悔体験談から|後悔1学校行事
- 中学受験経験者の社会人の方の後悔体験談から|後悔2他の習い事
- 中学受験経験者の社会人の方の後悔体験談から|後悔3地元の友人
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
中学受験経験者の社会人の方の後悔体験談から|後悔1学校行事
今年も4月の新学期を迎えました。
我が家では、今年の1月に中学受験を終えて、昨日コッコちゃんも無事に私立中学校の入学式に参加できました。
父も母もコッコちゃん自身も今の所、全く後悔はしていないですし、逆に今後の中学生活を楽しみにしているのですが・・・。
母がある記事に目を通してみると、中学受験経験者の現在社会人の方の記事で、社会人になった今でも後悔している事があると書かれていました。
その内容も難関の第一志望校に合格したのに、今現在後悔している小川さん(仮名)の体験談から我が家のコッコちゃんの時と見比べてみました。
中学受験は家族一丸が当たり前
小学校4年生から私立中学受験に向けて塾に通い始めた小川さん。成績優秀で、地元から離れた難関校の受験を目指しました。そして3年間の塾通いと祖父母を含む家族のサポートの甲斐もあって、第一志望に無事合格。そんな小川さんですが、社会人になった今も後悔していることがあるとの事。
後悔1|学校行事に参加できなかった
小川さんは小学生の頃を以下のように振り返っておられました。
「今でこそ、2月が近づくと公立の小学校でも受験が当たり前の雰囲気になっていて、先生も行事と受験との兼ね合いに気を使ってくれますが、私の頃はそこまでの環境ではありませんでした。一方、塾では毎週日曜日に試験(模試)があります。小学校5年、6年はカリキュラムに準じて試験内容が進んでいくので、1回たりとも欠かすことはできません。加えて全国の順位が発表されるので、必ず受けるようにしていました」
「しかし時折、学校行事の日程に塾の試験が重なることがありました。今でも覚えているのは、6年生の運動会で午前中の部に参加できなかったことです。6年生は組み立て体操があり、誰かが欠けると困ります。それには間に合いましたが、小学校最後の運動会に途中参加という、なんとも後味の良くない記憶です」
確かに、我が家のコッコちゃんも、塾の小学校の行事の板挟みになったり、母に言われたところまでの勉強を小学校の授業を終え、すぐに帰宅してすべきところを、学校行事の実行委員に率先して立候補し、勉強を後回しに学校行事を優先するコッコちゃんと母は幾度となくバトルを繰り広げた事を思い出しました。
それでは、小川さんはその事をどのようにお考えなのでしょうか?
「受験の当事者は、本当に受験にかかりきりになってしまいがちです。しかし、みんなが参加する学校行事もその時だけ経験できる貴重なものです。今となっては、学校行事を可能な限り優先し、全力で参加すればよかったと思っています。そんなことは当たり前と言われてしまうかもしれませんが、受験となると周囲も含めて受験のことしか見えなくなるので…」
小川さんは、きっと中学受験生としては模範生だったのだと思います。
仰って頂いておりますように、今となっては学校行事を優先する事もできたのではないかとお考えでしょうが、もし万が一、その事で勉強が進まず受験に失敗した場合は、そちらの方がもっと大きな後悔が残ると思うのです。
この事には正直、母もどちらが正しいかわかりませんし、我が家の主人が、当時、母がその事を(コッコちゃんが受験生にもかかわらず学校行事に率先して参加しまくる事)相談した時に、
『そんなもん、参加しようがしまいが、受かる奴は受かるし落ちる奴は落ちるよ』
とさらっと流されましたが、確かに学校行事を少し優先したくらいで、合否にそこまで影響があるのか?と中学受験を終えた今でならそう思えますが、コッコちゃんが長女である我が家では、中学受験は未知の領域で、当時は学校行事に参加しまくるコッコちゃんに、中学受験生の自覚がないと無性に腹を立ててしまったものです。
【後悔2は下記2からご覧いただけます】
中学受験経験者の社会人の方の後悔体験談から|後悔2他の習い事
後悔2|受験勉強と関係ない習い事を辞めた
小川さんがその次に後悔していることは、
「受験勉強が本格化する5年生で習い事を一切やめてしまったことも、もったいなかったと思います。私は3歳の時からスイミングスクールに通っていて、市の大会では毎年優勝し、ジュニアオリンピックを目指すほどでした。週5日はスイミングスクールに行っていたのですが、平日も通塾するので水泳はこれ以上無理だと一切やめてしまいました。これは本当に今でも後悔しています」
小川さんは、これを読ませて頂いただけで、勉強もスポーツも凄かったお子様であった事がわかります。
そして、やはり勉強とスイミングの関連性を母はこのブログで、他の記事でも何度も書かせて頂いておりますが、その裏付けにも十分なる小川さんの体験だなとも最初に感じました。
小川さんほどの泳力は全くないのですが、コッコちゃんもスイミングを3歳の頃から習っていて、同じように小学5年生の転塾を機にスイミングは辞めていますし、剣道も辞めました。
では、小川さんはその事についてどのようにお考えなのでしょうか?
「これは、これから受験勉強をする人にも伝えたいのですが、適度な運動を続けていたほうが勉強にも集中できますね。年齢が上がれば上がるほど運動の重要性を感じるので、運動できる環境があるのなら、あえてその機会をゼロにする必要はないと思います。大人になってから改めて体を鍛えようと思っても効率が悪すぎます」
「加えて、それ以外の稽古事、絵や習字などもやめてしまったのですが、特にアートなどは子供の感性であればこそできることもあります。そうしたことも、時間を取って気分転換にやるという位置づけで続ければよかったという気はします」
との小川さんのお言葉ですが、確かに運動が勉強の効率を上げると言うのは、北欧の国の研究結果でも出ている事実で、小川さんもその事をご自身で体感されていたのでしょうね。
コッコちゃんも受験直前は、ピアノに習字も全て休み、受験に集中しましたが、受験が終わった今は、習字、ピアノは復帰しています。
水泳や剣道の身体を動かす習い事に関しては、今の所本人の希望もなく復帰はしていないのですが、今の所復帰できる時間もない事も確かです。
小川さんは。習い事を続けていたら、人生はどう変わっていたとお考えなのでしょうか?
「少なくとも、クロールをして最初の25メートルで肩をいためるなんてことはないでしょう(笑)。昔は1日に数キロは泳いでいたのに情けない限りです。絵画にしても、それ自体で食えるほどの才能ではないと思いますが、デッサンなどの基本を繰り返すことで養われる感性もあったと思います。今やデザインは何にでも関係してきますから、もったいないといえばもったいないですよね」
確かに、1度習い始めた事を辞めてしまうもったいなさは感じました。
コッコちゃんの剣道に関してもあのまま続けていたら、中学校へ上がった時点で昇段試験も受けさせてあげれたのになと少しは思います。
ピアノも少し離れただけで、ピアノを弾く技術が低下してしまいました。
しかし、あの時は、他の習い事に費やしている時間は、トロトロ勉強ペースのコッコちゃんには無かったような気もします。
さすがに、学校行事はともかく、他の習い事も並行しながらコッコちゃんが第一志望校へ合格できていたとは母も考えにくいのも事実です。
【後悔3は下記3からご覧いただけます】
中学受験経験者の社会人の方の後悔体験談から|後悔3地元の友人
後悔3|地元の友人との関係
「実は一番後悔しているのがこのことかもしれません」
小川さんが1番後悔していると仰る事が、
「他県の学校に進学したために、地元の友人との関係が希薄になってしまったことが残念です。受験勉強があったので、一緒に遊ぶ機会も多くはなかったのですが、小学校卒業後は進学先も人それぞれなのでさらに関係が薄まります。ただ、社会人になってふと気が付くと、やはり地元の友人というのはありがたいものです。ちょっと話をするだけで色々な記憶がよみがえり、一瞬にして子供の頃に戻れますから」
「数年前、フェイスブックで小学校の同級生が一気につながりだして、みんなが帰省する正月に同窓会をしました。話を聞くと、会社員をはじめ、医者や警察官、美容師、自営業など様々な職業についていて、小学校時代ではとても想像がつかない人生を歩んでいたりしてとても面白かったです」
「歳を重ねたから思うのかもしれませんが、中学受験で難関校に合格し、有名大学に進学して、みんなが知っている一流企業に就職するのが、ひと昔前の成功ルート、いわゆる勝ち組という認識だったのではないでしょうか。ただ、本当の勝ち組は、友人の多い人なのではないかとつくづく思います」
母もこれは1番思いました。
母自身が、引っ越しを学生時代に経験していて、1度出来た友達と離れ、新しい環境で友達を作る大変さを経験しているだけに友達の大切さが凄くわかっているつもりなので、小川さんのこのお言葉も全く同感です。
しかし、小川さんの中学受験当時ではなかったスマホにLINEというものが、今あるのは非常に有難く、コッコちゃんも小学校を卒業した今も、小学校のお友達ともLINEで連絡を取り合っています。
そして、生意気にもコッコちゃんは、お友達の高校受験の相談や進路の相談に乗ってあげたりもしています。
中学受験を経験したコッコちゃんは、受験に詳しいと勘違いされているのでしょうか?しかしお友達の役に立てるのは素晴らしい事だと思いますので、この先もお友達に相談されるような子でいてくれ、末永く仲良くしていってくれればなと感じております。
しかし、受験に必死になり過ぎて大事なものを失わないように次女の時にもその事を心がけていきたいと改めて思いました。
この記事でのご紹介は以上になります。
最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。
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