【関西中学受験体験ブログ】目指せ中学受験!!コッコとたぬりの大冒険【2018年受験体験記2022年受験を目指す過程をお伝えします】

親が9割と言われる中学受験|家族が出来るサポート

親が9割と言われる中学受験|情報収集に塾選びに父親の役割


親が9割と言われる中学受験についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。

目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。

この記事では親が9割とも言われている中学受験において、親が出来る事、親の選択やサポートが重要になると思う事から

以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。

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親が9割と言われる中学受験|大学入試改革の影響


2020年度から、大学入試は現在の大学入試センター試験に代わって、大学入学共通テストという新しい入試制度が導入されることがもう決定しています。

内容についてはまだ不透明ですが、現時点でわかっているのは思考力や表現力を重視したものに変わるということのようです。

そう聞くとやはり私たち中学受験生の子どもがいる親は、

「大学入試の変化に影響されて、中学受験の入試傾向も変わるのかな?」

と不安にもなりますし、変わるのなら早く知りたい!と思います。

そして実際、大学入試制度の改革により中学受験も変わるというように取り上げているメディアも結構あります。

しかし、実際は難関中学の入試問題は今後も大きく変わることはないのではないでしょうか?

そう思うのは、既に難関校ではこれまでも思考力や表現力を問う問題を出題し続けてきているからです。

そこで、変わってくるのは中堅校やそれより偏差値の低い中学校の入試問題の方には影響があるかもしれません。

実際に中堅校以下の中学校では、数年前から大学入試改革を意識した

「思考力入試」

「アクティブ・ラーニング入試」

といった新しい入試が増えているようです。

しかし、ここで気をつけておきたいと思うのは、その学校が本当に思考力や表現力を育成するアクティブ・ラーニングの授業に力を入れているかどうかになってきます。

最近では増えてきた思考系の入試問題の中には、とりあえず記述をさせているような中身のない思考系問題も多いとある教育関連サイトの記事でもありました。

関東でも、開成中学や麻布中学などの難関校では、アクティブ・ラーニングという言葉が取り上げられる以前から、こうした授業を行ってきているようです。難関校の入試問題に思考力や表現力を問う問題が出題されるのは、こうした授業に積極的に参加できる子にきてほしいと思っているからだと思うのです。

一概に思考力といっても求められる能力は学校によって様々です。

大学入試改革という言葉や情報に振り回されすぎず、ご家庭やお子様が第一志望とする希望する学校がどのような思考力を求めているかを知っておくことが親としてお子様を上手くサポートできる第一歩になるのかと思います。

親が9割と言われる中学受験|塾選び


中学受験は、学校の勉強だけできてもうまくいきません。

それは算数だけを見ても、特殊算など学校では習わない考え方が必要になってくる問題が出題されるからです。

現実的に、中学受験専門塾に行かずに難関中学に合格することは不可能に近いと私は思います。

昨年の冬にテレビ放送されていた、下克上受験のように、中学受験専門塾のテキストと問題集を使い親がつきっきりで家庭学習のみで難関校を合格するケースもあるのでしょうけど、あのケースは極まれだからこそ、テレビドラマにもなったのだと思います。

しかし小学校での授業はすべての基礎となりますので学校の授業をおろそかにはできないですし学校ではほぼ完ぺきに出来ているくらいでないと中学受験は話になりません。

その基礎学力があるうえで、今度は更に上の学力を得るため、受験に必要な学力をつけるために、進学塾ではその基礎ありきで発展的な学習を指導してもらえます。

塾でこうした学習を重ねないと中学入試の問題には太刀打ちできないのが現実です。

それでは、中学受験で合格するために必要不可欠な中学受験専門塾を、どうやって選ぶべきか、いつから通わせるべきか?

まずスタートでつまずかないためにお子様が通う塾選びは非常に大切になってくると思います。

我が家では長女は小学5年生の夏から正式に馬渕教室に入塾しました。中学受験を目指すにはかなり遅い始動だったと思います。

その反省を活かし、次女は小学2年生の冬から能開センターに入塾し現在進行形で通っています。

それではまずはお子様に合った塾を選ぶ必要があうわけでですが、中学受験に適した塾の中でもタイプとしては、個人塾と大手塾がりますが、本気で受験を考えるのなら個人的に経験からやはり大手塾が良いかと思います。

個人塾は1クラス3~10人程度のため、子どものペースに合わせたきめ細かい指導がしやすいというメリットがありますが、どうしてもその塾の塾長の力量に左右されるかと思います。

そして、のんびりなペースの子であれば、その子のペースに合わせた学習になりますので、大手塾に転塾するまえの我が家の長女のように学習が全く進まないと言う危険性もあるのです。

一方、大手塾の場合、1クラスの人数は15~30人のため当然競争は厳しくなりますが、そのぶんライバルが多く刺激になるともいえます。先生の力量については、大手でも勿論個人差はありますが一定レベル以上である可能性は高いのかと思われます。

さらに、大手塾の最大のメリットは、受験までに必要なカリキュラムがしっかりとつくられていることです。

スケジュールはもちろん、教材として使うテキスト、それに付随して行われるテストがきちんとそろっているということもあります。また、大手塾で使うテキストは定期的に改訂され、最新の入試問題にも対応できるようにつくられている点も安心できるものとなっております。

それでは、通う中学受験専門塾を決めたら、いつから通い始めるのが良いかということですが、その前にどのような準備が必要なのかということになりますよね。

正直、

「5年生になったから、そろそろ塾に行かせて中学受験をさせてみよう」

では遅いと思うのです。我が家の長女がそうでしたが、やはり6年生になってからも入塾が遅かったことが常に付きまとい様々な苦労が親子ともどもありました。

理想を言えば、一般的には3年生の2月からが入塾のベストな時期だと言われています。4年生の1学期が始まる前の春休みには、塾での学習を始めているという形が最も望ましいようですし1番塾に入塾してくる生徒が多いのもこの時期のようです。

中学受験専門塾には大抵の塾にはまず入塾テストがあり、それの結果次第では一番下のクラスにさえ入れない事もあります。

そのため、入塾にも準備が必要になってきます。3年生の2月から通い始めるとすると、1月の入塾テストを受けることになり、そのためには2~3ヵ月前の3年生の11月までには準備を開始した方が良いかと思います。

具体的な準備としては、自宅で親がフォローしながら問題集を解くというのが基本となります。

我が家の長女は、馬渕教室と能開センターの入塾試験を5年生で受けましたが、その時にはその当時通っていた個人塾で四谷大塚のテキストと問題集を使い勉強していた事が、上手く準備となりました。

親が9割と言われる中学受験|母親だけでは母親がつぶれる


私自身の経験からもありますが、中学受験は余程、メンタルが大人な子でない限り、ただ塾を決め志望校を決め、通わせているだけではうまくいかないと思います。

そんな中学受験生の子を持つ親の最大の仕事は、中学受験を受ける子どもとどう接していくかであると思うのです。

まず、親がやらない方がいいのは受験勉強を直接教えることです。

これは塾の先生にも言われましたし、現在の中学入試問題は非常に難しく、昔ながらの勉強法ではとても解けないものが多いというのは実際に私自身やってみて感じました。

そんなわけで、実際の学習テクニックは塾の先生に任せて、親は自宅での復習をフォローしてあげたり学習の計画を立ててあげたちしながらのフォローをしてあげるのが良いのかと思いました。

一方で、父親は母親ほどに子どもと接する時間はないかもしれませんが、だからこそできる役割もあります。それは、子どもと母親を精神的に支えることです。

子どもの受験勉強の悩みや、母親のグチを聞いてねぎらってあげることができれば理想的だと思います。

我が家のように女の子の場合ですと、中学受験を控えそろそろ反抗期に突入してくる子供と母親の衝突は我が家以外でもあるかと思います。

そんな時に、2人の間に入り両方を立ててあげ、上手く親子げんかが大ごとにならないようにフォローできるのは父親以外いません。

このように、子ども、そして両親が「3人4脚」で中学入試に臨むことができれば、それは非常に強い家族の絆をつくることにもなると思うのです。そのような環境にするには、まず中学受験に対する夫婦間の意見を一致させておく事も大切な事だと思います。

両親が共に納得している状態であることによって、子どもは安心して受験勉強に集中することができるのです。

高校受験や大学受験とちがって、小学生の子どもに進路や勉強法、スケジュールを自主性に任せることは不可能だと長女の受験を終え思いました。そこに大きく親が関わり、中学受験は家族全員の大仕事であるという思いくらいで臨まないと実際に始まってみてから、こんなにもキツイものだったんだ・・・。

と思い途中であきらめてしまう事にもなりかねないので、中学受験は本当に9割が親の受験でというくらいの気持ちで臨み丁度良いくらいかと思います。

この記事でのご紹介は以上になります。

最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。