2020年度の中学受験社会にも出題されそうな新たな地図記号|自然災害伝承碑とは?
2020年度の中学受験社会にも出題されそうな新たな地図記号についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。
【関西中学受験体験ブログ】目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。
この記事では、3月15日に国土地理院が発表した新たな地図記号のことについて、社会理科などはその年に起きた時事問題もよく出題される傾向にある中学受験の社会の問題にも出題される可能性があるかもしれない自然災害伝承碑についてを、
- 2020年度の中学受験社会にも出題されそうな新たな地図記号|災害教訓の周知と普及
- 2020年度の中学受験社会にも出題されそうな新たな地図記号|自然災害伝承碑とは何ぞや?
- 2020年度の中学受験社会にも出題されそうな新たな地図記号|6月から国土地理院のWEB地図にて公開
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
2020年度の中学受験社会にも出題されそうな新たな地図記号|災害教訓の周知と普及
国土地理院は、新たな地図記号【自然災害伝承碑】を制定した事を3月15日に発表しました。
自然災害伝承碑の地図記号への制定の目的としては、今後、災害教訓の周知や普及に取り組んでいくことであるとの事。
普通なら地図記号が新しくできたんだと思い流すようなこのニュースではありますが、中学受験を目指すお子様がいらっしゃるご家庭ではそうではないかと思います。
という我が家もまだ小学3年生ではありますが、次女のたぬりちゃんが中学受験を目指し現在塾に通っており、長女のコッコちゃんは昨年中学受験を終え、現在は中学1年生。
そして、昨年のコッコちゃんの時の経験から言っても、中学受験の理科や社会は(コッコちゃんは社会は受験科目にありませんでしたが)その年に起きた事から出題される時事問題がよく出題される傾向にあるという事を知ったので、2020年の受験生は我が家にはおりませんが、この先にもこの新たに制定された地図記号にまつわる問題が出題される可能性もあるので着目してみました。
2020年度の中学受験社会にも出題されそうな新たな地図記号|自然災害伝承碑とは何ぞや?
自然災害伝承碑とは何ぞや?
自然災害伝承碑とは、過去に発生した津波、洪水、火山災害、土砂災害等の自然災害に係る事柄(災害の様相や被害の状況など)が記載されている石碑やモニュメントのことを指すようです。
昨年の2018年7月の西日本豪雨災害で甚大な被害を受けた広島県坂町では、111年前に起きた大水害の被災状況を伝える石碑が現地に建立されていました。
しかし、地域住民にその伝承内容が十分に知られていなかったと言います。
せっかく後世に、この辺りではこのような災害が○○年に起きましたよ。未来の子孫の方々も気を付けて下さいねと伝えようとしても、その情報を知るための石碑がどこにあるのかがわからなかったら確かに意味がありませんよね。
2020年度の中学受験社会にも出題されそうな新たな地図記号|6月から国土地理院のWEB地図にて公開
そのため国土地理院は、2019年度から全国各地に建立されている自然災害伝承碑の位置や伝承内容を地方公共団体と連携して収集しました。
その結果2019年の6月からは国土地理院のウェブ地図である【地理院地図】で公開するようです。
我が家の周辺にある、自然災害伝承碑くらいは確認しておき私もまた子供を連れて社会見学の一環として直に見せてあげようかなと考えています。
また、自然災害伝承碑を表す新たな地図記号もこれに伴い制定され2019年の9月から2万5千分の1の地形図に掲載される予定になっているようです。
このような取り組みを通じて、災害への備えを国土地理院の立場から支援していこうかという事が目的で地域住民の方々の防災意識向上などに役立てていこうというのが狙いのようですね。
中学受験の社会の時事問題に出題されるとしても、ただ単にこの地図記号は何か?からこの地図記号の持つ意味や、制定された目的などまで様々な出題のされ方が予想されますので、たぬりちゃんにも(コッコちゃんにも)しぅかりと理解した上で覚えさせてあげようかなと思いました。
この記事でのご紹介は以上になります。
最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。