働くママの中学受験時の大きな壁|極力最初の段階で解決しておくべき事
働くママの中学受験時の大きな壁についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。
【関西中学受験体験ブログ】目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。
この記事では、働くママが親として子どもの中学受験を一緒に目指すときに、2018年1月に中学受験を終えた長女の時の体験を振り返り、大変だった事、初期の段階で解決しておいた方が良いと思ったことなどについてを、
- 働くママの中学受験時の大きな壁|フルタイム勤務の場合は何かと大変です
- 働くママの中学受験時の大きな壁|主人の賛成は必須
- 働くママの中学受験時の大きな壁|家族の協力は必須
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
働くママの中学受験時の大きな壁|フルタイム勤務の場合は何かと大変です
私は長女のコッコちゃんが中学受験をしたいと言い出した頃に丁度転職をしました。
フルタイムからフルタイムへの転職でしたが、当初の遅い日は帰宅が20時くらいになる仕事から、遅くても18時には帰宅できる仕事に運良く変われたのは本当に良かったことだと思います。
元の20時までかかる仕事を続けていた場合では、正直コッコちゃんの中学受験はサポートし切れなかったと今でもあの時の転職は本当にタイミングも運も良かったものだと思います。
そして、子どもが中学受験を目指す事は、その後、受験当日などは子どもの付き添いの為に必ず休まなくてはいけなくなるので、どこかのタイミングで上司には言わなければいけないのですが、私の場合は話好きの上司で、子どもが居ると知ると、どうしても教育の話などにもなり、その上司のご家庭も中学受験をした子どもさんがいらっはり、偶然というかすごくご理解のある上司で、コッコの中学受験関連、(今では学校の運動会など)で休みたい旨を伝えても、
『行ってあげて行ってあげて!』
と、すごくご理解を頂けていて助かります。
正直、職場によっては休みにくい職場、時間拘束が長い職場、子どもの中学受験に理解を示さない上司やもっとひどい場合は嫌味すら言われた事があるという方のお話も聞いた事がありますが、この点も正直私はコッコちゃんが中学受験を目指すと言ったのと同時に転職をして良かったことだと思います。
働くママさんの場合は、どうしても仕事優先というスタンスは変えれないと思いますので、その職場、自分と直接かかわる指揮系統の上司に当たる方が、どれだけ中学受験を理解していて、どれだけ協力を頂けるかも、働くママさんが中学受験生の親として頑張っていけるかの1つの大きなポイントになってくるかと思うのです。
正直、会社に内緒で勧めれたら良いなと私も最初は思っていたのですが、いずれかならず無理だなと思うときが来るかと思います。
そして何よりつかなくて良いウソをつき休むのも嫌でしたので、日常会話の中で子供が中学受験を目指している事は私の場合は上司にうまく伝えれて運が良かったのかなと今では感じています。
働くママの中学受験時の大きな壁|主人の賛成は必須
職場の壁は乗り越えれたとしても、まだもう1つ大きな壁が働くママには残っています。
家庭内の大きな壁、旦那様が子どもが中学受験を目指す事についてどう考えているかです。
ここはお子様の中学受験の成否、もっと言えば途中で挫折してしまいかねないような事になりかねないくらい非常に大切な事ですので、本気で子供を中学受験させようという気持ちの場合は初期の段階でクリアにしておく必要が絶対にあります。
何度も何度も回数を重ねて話し合い、出来る限り賛成は当たり前で、自分1人では出来ない事もあるからという事を熱意をもってご主人に伝え、時にはご主人の機嫌をうまくとってでも可能な限りの御主人の協力を仰げるところまでの話し合いを進めておければベストだと思います。
万が一賛成はしぶしぶしたけど、協力はしたくないというような場合は、今後口出しはしないという確約でも取っておいた方が良さそうです。
私の場合は、主人は中学受験には大賛成でしたし協力もしてくれましたが、それでも、これまでの結婚生活でほぼ喧嘩などなかったのに、中学受験を同じ足並みをで進めていっていたのにもかかわらず、コッコちゃんが原因で夫婦げんかになった事もありました。
これが最初の段階で、かなりの意見の相違があるのであれば、かならず夫婦げんかの元になると思うので家庭での旦那様はかならず味方につけておかなければならない1番の協力者だと思います。
働くママの中学受験時の大きな壁|家族の協力は必須
職場、旦那様は味方につけれました。
しかしそれでも働くママの場合ですと子供が中学受験専門塾に通い始め、学年が進んでいくと塾の日数も増え、どうしても塾の送り迎えを母親父親だけでは手が回らないような日も出てきます。
そして、塾もお弁当を持っていかなければいけないくらいの長時間になってくると塾弁が必要になってきたり、ワーキングママにはかなりの負担になってきて、頑張っていてもできない日も出てきます。
そんなときに、もしご自身の御実家かご主人の御実家が近い場合は是非、協力をお願いしておけば非常に助かります。
私の場合は恵まれた事に、自分の親は同居で、主人の実家も近所という環境でしたので、塾弁のヘルプは私の母、塾の送り迎えのヘルプは主人の父にお願いができましたので非常に助かりました。
最初はこんな家庭の勝手な理由で、人に頼るのはどうかとも思い何とか自分と主人だけで頑張ろうとは思っていましたが、中学受験においては本当の1発勝負。
何の得にもならないプライドや見栄などは捨ててでも、頼れるもののは頼った方が良いというのが私の長女を受験させた体験からの結論でした。
そして、受験生が第1子の場合、下の子のメンタル面でのケアも必要な場合があります。上の子が中学受験を目指す場合、どうしても上の子にかかりっきりになり、下の子にかけてあげれる手が減ってしまいます。
その場合下の子は、
『お姉ちゃん(お兄ちゃん)ばっかり・・・』
という寂しい思いをさせてしまいがちになるのです。
この場合も、下の子ももし受験をするのならば、その時は母も父も同じように、下の子につきっきりになる事、お姉ちゃん(お兄ちゃん)は今、人生の中でもかなり重要なポイントに置かれていて頑張らなければいけないので、下の子も応援してねと言い、理解してもらえるまで、あの手この手で話す事。そして、受験の日が終わるまでの我慢である事。様々な伝え方がと思いますが、下の子がグズッても邪険にはせずに、誠心誠意対応してあげれば、きっとわかってもらえると思うのです。
これを適当にあしらったり、イライラしているのは仕方ないのですが、我慢しなさい!など一言で終わらせる理不尽な目に合わせてしまえば可哀そうすぎますので。
私自身も出来ていた事ばかりではなく、次女のたぬりちゃんには非常にかわいそうな目に合わせてしまった反省から、今ならそうしたのになと思えることからこのような結論に至りました。
働きながらお子様の中学受験を支えていくというのは、非常に体力面、精神面でも大変だとはいますが、周囲の人の協力、理解も得たら母親にかかる負担もかなり軽減させるというのは実感していますので、話さないよりはまず話してみる事が重要だと思いました。
私と同じように働きながらお子様を中学受験させようと思っていらっしゃるお母さま方に少しでもご参考にしていただける内容が1つでもあれば幸いです。
この記事でのご紹介は以上になります。
最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。