いじめ相談アプリが千葉県柏市の全中学校で導入|非常に良い試みではないでしょうか?
いじめ相談アプリが千葉県柏市の全中学校で導入についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。
目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。
この記事では千葉県の柏市の全中学校でいじめ相談アプリを導入した事についてを
- いじめ相談アプリが千葉県柏市の全中学校で導入|但し登録者数が・・・
- いじめ相談アプリが千葉県柏市の全中学校で導入|電話やメールよりはかなり相談しやすいのが利点
- いじめ相談アプリが千葉県柏市の全中学校で導入|相談内容は?
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
いじめ相談アプリが千葉県柏市の全中学校で導入|但し登録者数が・・・
ネットいじめの早期発見・抑止に向けて、いじめなどの事例を匿名で報告、相談できるスマートフォン・ウェブ用無料アプリを千葉県内で初めて柏市の全中学校で導入されました。
アプリでの報告や相談が、電話と電子メールの合計のおよそ9倍に上り、活発に利用されていたことが共同で取り組む千葉大学の検証で明らかになったようです。
相談内容もいじめにとどまらず、家族や人間関係についてなど幅広く、柏市は
「子どもに合ったツール。SOSを受け止めたい」
と評価されているようです。
但し一方で、登録者数が約5%となり、多くの利用へは課題も残っているようです。
アプリで匿名で利用できるのは非常に良いツールだと思います。
しかし、まだ登録者数が5%というのは、今後の改善点でしょうが、いじめもしていないいじめられてもしていない私には無関係のアプリだと言う事で登録していない子が多いのであれば良い事なのでしょうが、もし、いじめている子が既に先回りして、『お前いじめ相談アプリに登録するなよ!』などと脅していたり、いじめられている子に相談させないためにスマホや携帯を取り上げて調べるまでしていたとしたらそういう点は大きな改善点であるとも思われますね。
いじめ相談アプリが千葉県柏市の全中学校で導入|電話やメールよりはかなり相談しやすいのが利点
柏市は昨年度、千葉大などと産学官連携で動画などの教材を開発し、ネットいじめを防ぐ中学1年生の授業を行う際に、スマホ・ウェブ用アプリ
STOPit(ストップイット)
を導入されました。
現在は柏市立の全20中学校(1~3年の全9825人)のうち、約5%にあたる486人がストップイットに登録しているようです。
いじめ相談アプリが千葉県柏市の全中学校で導入|相談内容は?
STOPitのアプリを使った報告、相談は、学校名と学年だけが市の教育委員会側に伝わる仕組みで、指導主事や学校心理士とやり取りでき、本人の申し出を受けて学校側と情報を共有して解決方法を探ることができるようになっています。
千葉大などによると、アプリでの報告、相談は現在で133件あるようで、これまでの電話12件とメール3件の計15件と比べるとおよそ9倍の利用があった事を見ると、電話やメールのみよりも相談しやすいツールになっているように思われます。
報告・相談内容は、
「本人のいじめ」が最も多い37件(全体の約28%)で、
家族との人間関係など「その他の相談」が27件(同20%)、
「相談以外(あいさつや問い合わせなど)」が24件(同18%)でした。
「本人以外のいじめ」の通報は11件(同8%)あり、「ネットトラブル」は8件(同6%)となっています。
柏市児童生徒課の副参事は
「いじめ相談が目的だったが、家族や部活動などさまざまな悩みが寄せられた。子どもたちのニーズに合ったツールで、SOSをしっかり受け止めていきたい」
と話されています。
本年度はモデル校を選び小学校での導入も検討しているようです。
千葉大によると、ストップイットとネットいじめを防ぐ授業は本年度から野田市と山武市にも拡大する見込みとの事。
千葉大教育学部付属教員養成開発センター特別研究員でストップイットジャパンの谷山社長は
「授業とセットでいじめについて考え、悩みは抱え込まず相談してほしい」
と、アプリの活用を呼び掛けられております。
ストップイットは、米国で約6千校329万人、国内では中学生を中心に約100校5万人の利用を見込むとの事。
現に中学生の生徒にはいじめ以外にも人に身近な人に相談しにくい悩みなどもあるでしょうし、もしクラスでいじめが起きていても先生などに報告したら今度は自分が標的にされるという心理から見て見ぬふりをせざるを得ないような事もあると思いますので、このストップイットは使い方次第では本当に中学生を中心とした学生の心を救えるツールになるのではないでしょうか?
是非、ストップイットがいじめや中学生のお子様たちの救いのアプリになる事を、また全国区で多く活用される事を期待しております。
この記事でのご紹介は以上になります。
最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。