子供の脳の力|脳の汎化
目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。
この記事ではあるニュースの記事から、脳はある1つの得意な事を先に習得すると、その後にその他の事もより上手くいく傾向があるという非常に興味深い内容から中学受験の勉強方法にも活かせると思い
- 子供の脳の力|汎化
- 子供の脳の力|習い事や勉強科目は?
- 子供の脳の力|大人の資格取得でも
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
子供の脳の力|汎化
汎化(はんか)とは
汎化を辞書で調べてみると、一定の条件反射が形成されると、最初の条件刺激と類似の刺激によっても同じ反応が生じる現象とあります。
これが脳にも汎化という力があり、一つ何か突出した得意なものがあれば、脳全体のレベルがアップして他の分野も得意になるという事なのです。
確かに私も学生時代にあの子はなんでもできるよね~
と羨ましく思うような同級生もいました。
それに昔の人は上手く言ったもので
『一芸に秀でる者は多芸に通ず』
ということわざもあるくらいで、まさにその頃から脳の汎化というような脳医学的根拠もない時代から立証されていた事なのですね。
脳は何故1つの事を極めてから他を習得する方が効率が良いのかという事をニュースの記事に解りやすく書いていました。
例えば、井戸を掘る時に、最初から井戸の面積分を満遍なく掘るよりも、一点を深く深く掘り下げてからその周囲を広げていく方が良いとそういう例え方をしていました。
私はそれを読みなるほど・・・
と感心しました。
脳内でそういった作用が働くのなら確かに1つの事を集中的に極めた方が他を極めるにも効率が良いのでしょうね。
子供の脳の力|習い事や勉強科目は?
この点においては我が家の中学受験生、長女コッコちゃんは脳の汎化の理論と反対の事をさせていました。
コッコちゃんは幼いころからたくさんの習い事をしていましたので、習い事については脳の汎化の力を利用すべく次女のたぬりちゃんの習い事は少し絞っていきたいと思いました。
そして私が1番興味を持った受験勉強と脳の汎化の関係なのですが、脳科学的に見ても勉強はまず1科目突出した得意科目を作れば、後の科目も次第に伸びるとの事。
この事は母的にも今3科目をどうあげようかと、天手古舞状態であったので非常に朗報でした。
これできっぱりと割り切りまずは算数1科目を得点源にするべく算数の向上のみに力を注げます。
そして能の汎化の作用として、ひとつの事をやり遂げる力は【やり抜く力】を身につけることにも非常に有効であるとの事。
そしてこのやり抜く力が次の習い事や次の科目の勉強にも活きるだなと、非常に納得しました。
子供の脳の力|大人の資格取得でも
子供の脳の汎化の力を養うのは大人になってからも非常に有効であるとの事です。
良い例では司法試験を合格した人がその直後に公認会計士と通訳試験をすぐさま合格したり、これも一つの難関試験を合格するところまで掘り下げた結果、後は横に広げただけという理論なのでしょうね。
実際、ひとつの難関資格を合格した人が、その後他の難関資格に合格することは私の主人の友人でも居ました。
この事を見てもただ勉強が出来るという一言では片づけられないなと思いました。
出来る人たちには出来る理由とメカニズムがキッチリと存在するのだなと強く感じました。
また脳科学的に見ても、脳の発達は後ろの方から進むので、勉強や仕事をこなす上で決定的な役割を果たす前頭葉は遺伝の影響は殆ど受けないとの事。
周囲を見渡しても確かに遺伝ってそんなに勉強には関係ないかな?
ただ勉強をする環境づくりやきっかけを与えてあげれる親かそうでないかという面では子供に強い影響を及ぼすなとそっちの方が親の影響の関係性を感じますね。
今回の記事の内容で思った事は、科目を極めるにも習い事を極めるにもとことんやり抜き挫折しない事が習得するためには1番大切な事なのだなと強く感じました。
お子様の習い事や家庭学習でやる事が多すぎるとお悩みの親御様には少しでもご参考にして頂き少しでも気持ちを楽にして頂きましたら幸いです。
この記事でのご紹介は以上となります。
最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。
【その他の脳関連記事】
勉強前にモーツァルト効果|母のイライラも軽減思わぬ副産物も!