二月の勝者6巻ネタバレ感想|塾の講師も歩合制
二月の勝者6巻ネタバレ感想についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。
目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。
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この記事では二月の勝者6巻の内容に感想をネタバレも含みますが、
- 二月の勝者6巻ネタバレ感想|八月は合宿を終え夏休み明けの模試へ向け
- 二月の勝者6巻ネタバレ感想|九月の模試は点数アップも偏差値が下がる事が多い
- 二月の勝者6巻ネタバレ感想|九月の模試結果で第一志望校を諦めだす子も現れ始める時期
以上の項目に沿ってご紹介させて頂いております。
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二月の勝者6巻ネタバレ感想|八月は合宿を終え夏休み明けの模試へ向け
二月の勝者6巻は桜花ゼミナールの夏期合宿の最終日の夜から始まりました。
参加した生徒も最終日となるとぐったりで夜も早々に寝てしまっているようです。
そして先生方の夜の打ち上げ(お茶会)では、塾の講師の給料も歩合制だという話になり、やはり最難関を何人合格させるか?
最難関合格者の多い校の講師程給料も高く、その校の校長ともなれば基本給の七割増の歩合がついたりと当たり前でしょうがかなり実力主義の世界であるのだなとつくづく感じさせられました。
そして合宿も明け、いよいよ夏休み明けの模試へ向け頑張っていかなければいけない時期。
ここで柴田まるみちゃんが、第一志望校に受かりっこないと自信を大きく無くし始めています。
受験が近づくにつれ志望校と現在の自分の開きが重くのしかかってきますよね。これは長女の時に経験した私も物凄くわかります。
我が家の場合は、ダメージを受けていたのは本人より母親の方でしたが・・・(笑)
全巻でも黒木先生が、数名この夏明けにジャイアントキリングを起こせる可能性がある生徒が居る事を、ほのめかしていましたが、それを成しえる可能性は自分の頭で考えているかどうか?
人にただただ教えて貰っているうちは学習ではなく、拙いながらも自分の頭で考えて自分なりの考えを持つようになりはじめて初めて伸びてくるというのでした。
そしていよいよ夏休み明け最初の模試へ向け、母親は皆同じ気持ちだと思います。
何とか成果が出て欲しいと願うのですが、この時期点数を上げるのも難しいのですが偏差値を上げるのはもっと難しくなるのですよね…。
二月の勝者6巻ネタバレ感想|九月の模試は点数アップも偏差値が下がる事が多い
そしていよいよ始まった9月の夏休み明け最初の模試。
ここでの志望校合格判定は今後の志望校決定へ向けてのかなりの大きなウエイトを占めてきます。
そして模試を終え、結構手ごたえがあった三浦君や武田君。
実際採点をしている佐倉も正答率が上がっている生徒に手ごたえを感じています。
が…、
4日後の結果では…、
軒並み偏差値はダウン!!
そしてテンションが大きく下がりモチベーションが模試終了後と結果が出た後で大きく下がってしまった生徒たちでした。
天王山の夏を銘打たれていた今回の模試での偏差値ダウン。
ダメージはさぞかし大きい事だと思います。
黒木先生が言うには、夏以降はほぼ全員が頑張るので個人の学力が上がったところで全体の学力も上がるので、偏差値も良くて横ばい、下がるのも普通だと言います。
しかし例年この時期に、大慌てしてパニックを起こした母親からの電話攻撃の対応に大忙し桜花ゼミナールの電話が鳴らなかったんは黒木が夏休み前の保護者会で夏の成果は九月には出ませんという布石を打っていたからでした。
そしてこの夏の成果が出るのが10月と保護者に言っていた黒木でしたが、佐倉が黒木に10月には成果が出るんですね!?と嬉しそうに聞くも黒木は、個人差としか言いようがないですね。とサラッと…。
私は黒木先生の意見に大賛成で、そりゃそうでしょとしか思えませんでした。
逆に佐倉先生の質問の方が本当に塾の講師か?と思えるほどのチープな質問です。
確かにこの9月に成果が出なかった子は模試の結果を受け色々な感情を抱くでしょう。
親も含め落ち込み慌てふためくでしょうが、そこでもうひと頑張り、それこそ夏以上の頑張りを出来る家庭と、意気消沈したままそのままズルズルと無駄に時間を過ごす家庭、その差が個人差となり現れるののが次の10月なのではないでしょうか?
と私はこのシーンを読み感じました。
二月の勝者6巻ネタバレ感想|九月の模試結果で第一志望校を諦めだす子も現れ始める時期
そんな偏差値ダウンした模試の結果を受け、本気で反省した武田君などは、問題集の解答を母親に預けるようにします。
今までは簡単に解ける問題だけ、自分で解き、面倒くさい問題は解答を見て解いていた事を、ここにきてようやく反省した武田君。
9月の模試で偏差値がダウンした事は無駄ではなかったのですよね。子ども自身が本気でショックを受け自分自身で考え反省し行動を改めるという事をしなければ実際は親や塾の先生が何をしようが変わらないと言う事なのだなと感じました。
そして我が家では正直この時期に行く余裕はありませんでしたが、桜花ゼミナールの生徒たちは、学校説明会や文化祭への参加をしてるご家庭もあったようです。
そして黒木先生は沢山の学校を見ることはかまわないが、学校見学会のポイントとして挙げたのが、
『仲良し同士で連れ立っていくな』
でした。
その理由は、各家庭で考え方価値観が違うのに、6年間大事な子どもを預ける学校をしっかり見なくてはいけない時に気が散り集中力散漫になる事が良くない。そして1番いけないのは、他人の意見を無意識にインプットしてしまい、自分の価値観で物事が見れなくなるという事。
これ‥正直、以前の私はかなりこんな感じでした。
これ‥正直、以前の私はかなりこんな感じでした。
主人にもよく言われましたが、誰が言っていたとか、誰々さんのお母さんが言っていたはどうでも良いから自分がどう感じどう思ったかが大事と散々言われました…。自分の頭でものを考えるようにしろとも言われましたね。(汗)
正直私も含めた母親、女性は結構こういう人多いと思うのですよね。
本能的に自分で責任を負う事を拒否している。だから優柔不断なんだと主人にも言われたので最近はそういう部分も意識し始めてきています。
確かに大事な事を決めるのに、他人の意見を聞きすぎるのもどうかなと思うので子どもの事ならなおさら子ども自身と両親でしっかり考えなきゃですよね。
そしてそんないよいよ、ここからジャイアントキリングを仕掛ける黒木の秘策としてテスト結果で席順が決まる桜花ゼミナールですが、その席順を作為的に少し変える事でクラスの子の成績を上げることが出来ると言うのでした。
二月の勝者6巻はここで終わりですが、席順を変えることによりどのような効果があるのか気になりますね!
この記事でのご紹介は以上になります。
最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。
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