自由研究りんごの変色を防ぐ方法を調べる実験|実験結果
〔実験開始〕
30分経ったリンゴ
1) 色の変色の具合
何にもつけずに、置いておいたりんご以外は、変色が遅い気がします。
1時間経ったリンゴ
1)色の変色の具合
30分で液体から出した、りんごも中には変色してきたように感じるりんごもありますが、出したばかりのりんごは、特に食塩水、レモン水などは、まったく変色がありません。
1時間30分経ったリンゴ
1)色の変色の具合
食塩水、砂糖水、酢、レモン水、すべてに強弱はあるが、りんごを変色させない効果があることがわかりました。水につけているだけでも、切ってそのまま放置するよりは変色を遅らせるようです。
2)食べてみた味の感想
変色はしていませんが、塩水につけたりんごは酸っぱくて美味しくないです。酢水につけていたりんごは変色はしていませんがさらに美味しくありませんでした。わたしの感想ではレモン水につけていた、りんごが1番美味しかったです。
〔けっかからわかったこと〕
りんごはカットした面が空気に触れると、ポリフェノールが酸化して茶色く変色します。そこで皮をむいたりんごを薄い塩水に浸して、変色を防ぐ方法が昔から知られている変色を防ぐ方法で、我が家でも取り入れていました。
今回の実験でも、やはり塩水はいつも通り、りんごの変色をおさえてくれましたが、なぜ塩水にはりんごの変色をおさえる効果があるのかを調べてみたところ、塩水につけるとナトリウムイオンがポリフェノール類の周辺に壁をつくり、酵素の働きを抑え、酸化を防ぐのでリンゴが変色しないのです
また、レモン水につけでも変色を防ぐことができました。これは調べたところリンゴのポリフェノールより先にレモンに含まれるビタミンCが酸化反応をするからです。
砂糖水や酢は、砂糖水や酢がりんごの表面をしっかり覆ってポリフェノールをコーティングしてくれるので変色防止に繋がりました。調べてみたらプロのパティシエさんも砂糖水はりんごの変色防止に使っているそうです。
〔かんそう〕
切ったりんごの変色を防ぐ液体は、食塩水以外にも結構あることがわかりました。特に食べてみて、レモン水は、りんごのシャキシャキ感もそこなわず、食塩水に比べ、味も良いし、変色もしていなかったので食べ残しのりんごの保存には適していると思いました。
以上が、自由研究【りんごの変色を防ぐ方法を調べる実験】についてです。
この記事でのご紹介は以上になります。
最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。
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