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新生活が始まり中学生は疲れが出やすい5月|一概に怠けているわけでは無いのです
神戸松蔭こころのケア・センターの坂本所長は、背景には環境の変化や心の発達による自我の形成などが挙げられると仰っておられます。
坂本所長は
「複数の要因が重なり、誰もが不登校になる可能性はある。ゴールデンウイークや夏休みの後は、新しい環境に適応しようと頑張った疲れが出やすい」
とのご指摘。
友人とのけんかや風邪による欠席が原因の一つになることもあるとの事です。
朝に起きられなかったり学校から帰宅後に元気がなかったりするのは、不登校になる兆候とされています。
ただ、子どもは自分の状況や思いを的確な言葉で伝えることが難しく、どうしても親は
「行けない理由がないなら怠けている」
と怒ってしまいがちですよね。
坂本所長は、そんな兆候に
「親は焦るだろうが、子どもが悩みを言い出せるような雰囲気づくりを心掛けてほしい」
と助言されておられました。
確かに行きたくはないのには何か理由があっても、その理由は親に言いたくはない理由なのかも知れません。
しかし、親に理由は言いたくなくとも、学校へは行きたくなく、仮病を使ったり、取ってつけたような理由で休みたがったら、親であれば怠けていると思ってしまいますよね・・・。