小学生が塾に通う理由にモチベーション|大前提は頭では理解していますが
小学生が塾に通う理由にモチベーションについてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。
【関西中学受験体験ブログ】目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。
中学受験を目指し、子どもを塾に通わせていると、幾度となく何のために塾に通っているの!と言いたくなることがあるかと思います。
そんな時にこの子は本当に塾に通っている理由や意味を理解しているのか?と思う事がありますが、この記事では小学生が塾に通う理由やモチベーションの維持の仕方について、どうしても大人の一致しない理由などについても、
- 小学生が塾に通う理由にモチベーション|大前提は中学受験の合格
- 小学生が塾に通う理由にモチベーション|大人と子供の時間の流れの感じ方の違い
- 小学生が塾に通う理由にモチベーション|クラス分けのされている塾について
以上の項目に沿ってご紹介させて頂いております。
小学生が塾に通う理由にモチベーション|大前提は中学受験の合格
子供を何のために塾に通わせているの?と聞かれた場合、次女を能開センターに長女を馬渕教室に通わせていた私の場合ですと、中学受験の為と間違いなく答えます。
勿論、子どもたちも、いったい何のために塾に通っているの?と聞けば、中学を受験するためと答えるでしょうし、頭では理解していると思います。
しかし、親から見ればしばしば、何の為に塾に通っているの!と言いたくなる事が目につきます。
例えば、宿題をやっていく事が次の授業を受ける前提であるのにもかかわらず塾の当日の朝までまだ宿題をしていない時とか我が家のたぬりちゃんの場合ですと、その日必ずなければ授業を受けれないテキストや問題集を平気で忘れていったりしたときなどはそう思ってしまいます。
塾の月謝もそんなに安くはないのだから、1回でも授業を無駄にしないで欲しいと思うのは、家庭を預かる主婦の偽らざる気持ちでもあります。
しかし、ついこの間、読んだ二月の勝者の中に、子どもと大人の温度差の違いがはっきりと解る理由が書かれていました。
小学生が塾に通う理由にモチベーション|大人と子供の時間の流れの感じ方の違い
二月の勝者の5巻の中に夏休みがいよいよ近づき、夏期講習が始まろうとしていた時期に保護者を集め黒木先生が説明を行っていた中で、
『入試本番まで残り6か月の時点では、親はもう6か月しかないと感じているが、子どもはまだ6か月もあると感じている。しかしこれは当たり前の事で、そこで子供と衝突するだけ無駄なことだと。なぜなら大人の6か月後と子どもの6か月後では、そもそもの時間の流れの感じ方が速い大人と遅い子どもとでは当たり前の相違なのだから。』
という内容の事が書かれていて、中学受験を目指し塾へ通わせていると幾度となく起こる親と子の衝突のほとんどがこの時間の流れの大人子どもでの相違によるものだなと私は思いました。
そもそも今4年生の次女に、こんな事じゃ○○中に合格しないよっ!と言ったところで、親からすれば残り2年半後のはなしですが、子どもからすれば遥か先の話のように感じ、は?ママ何先の話してんの?となるでしょうし、塾の試験が2週間後であろうが、親からすればもう2週間しかないので、間もなく試験というような物の言い方で、勉強をするように言いますが、子どもからすれば、まだ2週間もあるし・・・と余裕を感じていて、その時間の流れの感じ方の違いから永遠に言い合いをしていても感覚の差は埋まらないのです。
なので、私は受験がいついつだからとか、試験が何日後だからとか言う言い方で勉強をするように言うのは伝わらないのは当然なのかな?と最近感じるようになりました。
子供にはもっと具体的に、明確なすぐ近くの勉強をする理由があった方がモチベーションの維持はしやすいのかもしれません。
そしてそれはその子その子によって違うものなのかもしれません。
小学生が塾に通う理由にモチベーション|クラス分けのされている塾について
例えば、我が家の次女の場合ですと次女が塾に通い頑張る理由の1つに、クラス落ちをしたくないという理由があります。
次女の場合は単純で、今のクラスに同じ小学校で仲良くしているお友達がいるからという理由ですが、塾のクラスを意識しているようなお子さんであれば、
公開模試まであと1週間だから勉強しなきゃダメだよ。
という言い方よりも、
クラス落ちしたくないんでしょ?だったらちゃんと勉強しようね。
の方が幾分か効果があるように思えました。
そして子ども自身にも、明確な日数や期限を出されるより、クラス落ちというわかりやすいワードを出す方が響くのは間違いなく、結果的には同じ、勉強をするように言っている内容ですが、なぜという理由の部分の響き方が随分と変わってくるような気がします。
我が家の次女のように塾にクラス分けがあり、それをモチベーションにしているような子には、このような方法が1つの方法でしょうが、それ以外にもその子、その子で塾に通う事を大前提のまだ遥か先の受験本番以外にも身近に何かモチベーションにしているような事を親がみつけてあげることによって声のかけ方1つ変えるだけで子供の勉強へのモチベーションの維持を手伝ってあげる事ができるなと感じました。
確かに時間の流れの感じ方が40代と10歳くらいでは全く違うのは当然でしょうし、大人の感覚でいくら言っても頭では理解しても響かないのは当然なのかなと思いました。
この記事でのご紹介は以上になります。
最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。