【関西中学受験体験ブログ】目指せ中学受験!!コッコとたぬりの大冒険【2018年受験体験記2022年受験を目指す過程をお伝えします】

小学3年生の算数の理解はまず言葉から?|次女と父の車内の会話

小学3年生の算数の理解はまず言葉から?|平均

小学3年生の算数の理解はまず言葉から?についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。

目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。

この記事では、小学3年生の我が家の次女のたぬりちゃんが、算数で理解しにくいところが、車内での父の説明で解決した実際の体験から

以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。

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小学3年生の算数の理解はまず言葉から?|パパッ子のたぬりちゃんは言葉は得意

我が家では常に喋っている人と、比較的無言な人にわかれています。

母はどちらかと言えば、用がなければ話したくないタイプで、コッコちゃんは話さなくてはならないことすら話さないタイプで比較的静かな2人ですが、そんな2人反して、たぬりちゃんは1人でもしゃべり続けています。

これは、車に1人で乗っていてもよくしゃべっているらしい父に似たのかもしれません。

父は、父の実家の2階にある仕事部屋で1人で居る時に、母が用がありその部屋に近づいていくと、中から話し声が聞こえてくることがよくありますが、

『誰か来ているのかな?』

と思いドアを開けるとモニターに向かい1人ごとを呟いていただけという事がよくあります。

たぬりちゃんも、同じようにレゴで遊びながらや、シベリアンハスキーのぬいぐるみを抱きながらよく1人で話しています。そっくりな2人なのですが、それには理由があります。

母は、長女のコッコちゃんは、幼いころから母が面倒を見続けたので、移動や家で居る時でも常に母と一緒にいる事が多かったので、普段は比較的無口な母は、コッコちゃんにあまり話しかけたりはしなかったのかもしれません。そう思うのは、父とたぬりちゃんを見て初めてそう思ったのですが、たぬりちゃんが生まれてからも、手のかかるコッコちゃんに色々なところでつきっきりだった母は、この頃、サラリーマンを辞め比較的時間が自由になった父に、他塗りちゃんの事を任せる機会が増えました。

たぬりちゃんはまだきちんと話せない時期から、父は大人に話しかけるように話しかけていました。

そして言葉を覚えて、カタコトで話せるようになったたぬりちゃんは、そんな父にいつも、

『パパ○○ってどういう意味?』

と聞いていました。そんな事からたぬりちゃんは、比較的言葉を理解しやすい子どもに育ったのかもしれないなと最近思っています。

母もコッコちゃんにはもっと意味もなく色々と話しかけてあげれば、コッコちゃんの語彙力も少しマシになったのかな?と今更ながら思うのです。

小学3年生の算数の理解はまず言葉から?|平均がわからないたぬりちゃん

そして先週のある日、母は父の父の仕事用の車の後部座席に乗せてもらい移動をしていました。

助手席にはたぬりちゃんです。

すると、たぬりちゃんは父に、

『パパったぬり、塾の算数特訓で、平均を習ったんだけど、平均がわからないの』

と悲しそうに言っていました。

『今習っているという事は、次の到達度テストには出ない所だろうけど、平均がわからないと色々困るな~たぬりちゃんは平均の意味ってわかるか?』

『わからないの』

『よしっじゃあまず平均という言葉の意味をしっかり理解しようか?そうすれば、算数の問題で出てくる平均の問題なんて簡単に解けるようになるから』

『ほんと!?うんたぬり平均の意味知りたい!』

『よし、じゃあね~少し問題出してみるよ~わからなくても良いから少し考えてみてね』

『うんわかった』

母は無言で2人の会話を聞き続けていました。


小学3年生の算数の理解はまず言葉から?|平均の文章問題?

『コッコちゃんが1000円のおこづかいを持っています。たぬりちゃんが500円のおこづかいを持っています。2人のおこづかいの平均はいくらでしょうか?』

『うーん・・・わからない800円?』

『よしっ考えたね。じゃあね、たぬりちゃん、平均っていうのはコッコちゃんとたぬりちゃんのおこづかいが同じ金額になるという事なんだよ。だからまずすることはね、2人のおこづかいを足してごらん。』

『うん。足したら1500円。』

『じゃあ、それを2人で分けて同じ金額のおこづかいにするにはどうすれば良い?』

『2で割ればいい!わかった750円!』

『そう!正解!たぬりちゃん、平均わかった?』

『うんわかった!平均って簡単やん』

『そうか?じゃあね~次は少し難しいよ~。パパが長靴を履いて歩いて2回こけました。ママは長靴を履いて歩いて12回こけました。コッコちゃんは長靴を履くのを嫌がり言う事を気かずに靴で歩いて19回こけました。たぬりちゃんは長靴を履いて歩き7回こけました。それでは長靴を履き歩いてこけた人の平均は何回でしょうか?』

『うーん・・・2回と12回と・・・コッコが19回こけたから・・・ハハハッコッコ20回もこけたんや、言う事聞けへんからやんな~・・・たぬりが7回・・・わかった!40÷4?・・・10回?』

『ハハッたぬりちゃん、平均の計算の仕方は完璧!ただね、こういう問題は算数でも出てくると思うよ。算数だけじゃないけど、問題をよく読む、今はパパの言葉やけど、しっかり聞いて何を聞かれているかをまずは知ることが大切だからね。この問題で聞かれたことは、長靴を履いて歩いてこけた人の平均だよ。』

『あっ!コッコ言う事聞いてない!じゃあ・・・19回は足さないから・・・21÷3で・・・7?』

『そう正解。たぬりちゃん平均の意味わかったか?』

『うんわかった!平均って平均を出したい人数の分を足して人数で割れば良いんやん。簡単』

『そうやねん。ただそれだけなんやけど、算数の文章問題で出てきたら難しく見えてしまうものやねん。算数わな、解き方だけ覚えていてもしょうがないから、きちんと言葉の意味も理解したうえで、その仕組みも理解していたら、少々問題の出題パターン変えられても焦らずに解けるからね。』

『うん!たぬりきちんと意味も理解する!パパっしゅつだいパターンってどういう意味?』

『出題パターンというのはね。算数や国語でテストで問題が出されるやろ?その問題がいつも同じ形で出されるとは限らずに、平均を使った問題でも色々な出され方で、おなじ平均についてわかっているかな?とためされるって事。今の平均のパパのお話も、おこづかいと長靴で違っていたでしょ?それが出題パターンだよ。』

『へ~そうかぁわかった!』

このように、父とたぬりちゃんが、車で移動しているといつもどちらかが喋っています。勉強の話以外の会話も多いですが、たぬりちゃんは、父や祖父母から学んでいる事も多く、特に言葉の意味や漢字にはそれが顕著に現れているような気がします。

今日のように教えたがりの父なら、たぬりちゃんの平均についての質問にここまで話を膨らませてくれるのは、たぬりちゃんにも良い影響だと思い、今後のたぬりちゃんの苦手な算数の克服に少しでも役立てばなと思いました。

やはり、子どもはいつなんどき興味のある事、わからない疑問に思う事を周囲の大人に聞きまくるような子の方が言葉などは覚えるのが早いのでしょうね。

我が家の2人の姉妹を見ていてそう感じました。

この記事でのご紹介は以上になります。

最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。