中学受験を目指し始めたきっかけ|コッコとたぬりの大冒険第1話
中学受験を目指し始めたきっかけについてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。
【関西中学受験体験ブログ】目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。
この記事では、ノンフィクション小説風VOL.1として【中学受験を目指し始めたきっかけ】から、
- 中学受験を目指し始めたきっかけ|お医者さんになる事
- 中学受験を目指し始めたきっかけ|とりあえず調べてみる事
- 中学受験を目指し始めたきっかけ|子どもの都合と大人の都合
以上の項目に沿ってご紹介させて頂いております。
中学受験を目指し始めたきっかけ|お医者さんになる事
これは、あくまでも私の主観ですので、実際は違うことがありますし、人それぞれによって考え方等も違うかと思います。あくまでも私の偏った考え方なのでご了承ください。
【目指せ中学受験!!コッコとたぬりの大冒険第1話】.
《№1 中学受験を初めて意識したできごと》
中学受験・・・正直、我が家には全く無縁のことだと思っていました。
なので、私は全く中学受験に対して興味はなく、そして中学受験についての情報は全くありませんでした。
子供達は、公立の小学校からそして中学校に進学して、高校受験をし、そして、大学受験をするものだと思っていました。
事の発端は、小学4年生の我が家の長女コッコちゃんが、テレビドラマなどを見て医者と職業に興味を持ち、
『お医者さんになるのにはどうしたらいいの?』
と聞いてきたことです。
その時に、たまたま、私の以前の職場の同僚がご子息が医大に通っていたことを思い出し、
『お医者さんになるには、大学の医学部に通って、その後に国家試験に受からないといけないのだけど・・・、そういえば、ママの知り合いの子供が、お医者さんになるために、△△大学の医学部に通っているって言っていたわ・・・、たしか、その子は○○(私立の学校名)から2年浪人して医学部に進学したってきいたわ・・・。』
と説明しました。
中学受験を目指し始めたきっかけ|とりあえず調べてみる事
私のその言葉を聞いた、コッコちゃんは、
『じゃあ、コッコ、○○(私立の学校名)に行って、△△大学の医学部に入ってお医者さんになりたい。』
と言ってきました。
コッコちゃんのその言葉を聞き、また何を言いだしているんだ・・・と私は思ったのですが、例えどんな職業であっても、早いうちから目標を持ち、動機は何であれ、本気で成りたいと思える職業が見つかるのはたとえ途中で変わろうとも何も考えずに時間を過ごすよりは余程良いなと思い、念のため、○○(私立の学校名)の高校の偏差値を関西の高校の偏差値ランキングをスマホで調べて見ました。
しかし、
「げっ・・・、高校の偏差値すごく高い・・・。絶対にコッコちゃんが合格するのは無理だな。・・・・・・・・・・・・・確か、この学校は中学入試もしていたと思うけど・・・・・・・・・・・・・。」
心の中でそう思い、興味を持った私は、今度は中学校の偏差値を関西の私立中学校の偏差値ランキングをスマホで調べてみました。
中学受験を目指し始めたきっかけ|子どもの都合と大人の都合
スマホで調べてみた結果、その学校の高校のとてつもない偏差値を見た後でしたので、中学校の偏差値は、まだ現実的に思えてきました。
物凄い痛い治療を受けた後の注射が全く痛いとも思わないようなものでしょうか?
『○○(私立の学校名に)に行く(通う)には試験を受けて合格しなくてはいけないのだけど、偏差値を調べたけど、どう考えても高校受験では、コッコちゃんの頭(学力)では合格できないわ・・・。中学校の偏差値なら少しは高校よりも低いから、高校よりは入りやすそうだけど・・・・。』
その言葉を聞き
『じゃあ、コッコ、中学校から○○(私立の学校名)に行く。』
と言ってきました。
おいおい、中学校からいくって・・・いったいどれだけお金がかかるのだ・・・この子は何を言っているのだ・・・正直、そんな思いでした。
『コッコちゃん、私立中学校に通うのには、すごくお金がいるんだよ。うちの家はそんなにお金の余裕がないから無理。』
と言って諦めさせることにしました。
しかし、あくまでもお金がないのは親の都合です。
そしてこの時は私は、私立中学校や私立高校については全くの無知でしたので、現実にかかる費用よりもさらにもっと大きな費用がかかるというイメージを持っていた事もありました。
しかし、子供はそんなことは全く気にしません。
というか、都合の悪いことは全く聞いていません。
『コッコ、私立中学校にいって、お医者さんになる。』
この子は人の話を聞いているのか?そう思いましたが、本人はそう言って意見を曲げようとはしません。
しかし、この時小学4年生の3学期。
これまでのコッコの行動を見てきても、本気ではなく思い付きで言ったことなどは、私や主人に1度却下されるとすぐに諦めましたが、この都合の悪いことは聞こえなくなり自分の意見を押し通そうとする頑固な行動は常に本気の時だと言う事も親なので知っていました。
しかし・・・我が家の子が中学受験?いやいや・・・だから無理でしょ?・・・。
そんな事を考えながら、私はまさかこのような流れになるとは思っていなかったので、自分が発した言葉にかなり後悔です。
本当にいらないことを言ってしまったとの思いです。
さて、どうにかして、本気で私立中学校を受験する気になったコッコちゃんに中学受験を諦めさせるかを考えなくてはいけません。
どうしたものか・・・・考えてしまいます。
これが、我が家が初めて中学受験というものを意識した出来事でした。
【コッコとたぬりの大冒険第1話終わり】
第2話へ続く。