集中力のない子に効果のある方法|何をするにしても大切な力
集中力のない子に効果のある方法についてこの記事をご覧いただきありがとうございます。
目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。
我が家の中学受験生の現在小学6年生のコッコちゃんは、勉強中に手遊びをしたり、ボーッとしたりと中々集中力に持続ができずに困っています。
あの将棋で29連勝という偉業を達成した藤井四段は、対局相手が驚くほどの集中力を発揮できると聞きます。
やはり勉強をするにしても、仕事をするにしても、時には遊びにしても何をするにも集中力というものは、その成否の差を大きく左右する大切な力だと母は感じました。
そんな事を馬渕教室の出陣式の際に、馬渕教室の先生にも『この夏からはもう勉強中の手遊び禁止令』を言い渡されている我が家のコッコちゃんの集中力がなんとか上がらないものかとおもぅていた矢先に本日7月6日のふと聞いたラジオの内容で、集中力を高める方法と逆にしてはいけないことなどを聞けたのでこの記事では
- 集中力のない子へ|してはいけないNG行動①
- 集中力のない子へ|してはいけないNG行動②
- 集中力を高める3つの方法
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
我が家と同じくお子様の集中力不足でお悩みの親御様。またはご自身のお仕事などでもなかなか集中力の持続が難しいと感じていらっしゃる大人の方にも少しでもご参考にして頂きますと幸いです。
集中力のない子へ|してはいけないNG行動①
集中力が保たれないNG行動①
作業をギリギリまでしない
所謂、火事場のバカ力に頼るという感じの行動ですね。
宿題でも、仕事でも期限ぎりぎりまで放置しておき、ギリギリの時間で片付けてしまう。
母もコッコちゃんもこれに該当します。
これはよくやる方がいらっしゃるのではないでしょうか?
例えば勉強での一夜漬けもこれに該当します。
これがなぜいけないかと言う理由ですが、ギリギリまで自分を追い込み一瞬の力でその作業や勉強を片付けたときに、脳がその作業や勉強に対しての疲れや不満(無意識に脳が感じる不満)が一気に蓄積されてしまいます。
その事により、次回同じ作業をするときにも結局、脳がその作業に対するストレスを普通にこなした時よりも大きく感じて蓄積されているために次回もやる気が出ずに集中力が続かずに結局同じ行動。
つまりはギリギリまで放置しての作業や一夜漬けの勉強になりがちなのです。
これは高い集中力を長時間持続させる能つくりには逆効果なので避けましょう。
何事にも日々の積み重ねが大切という事ですね。
集中力のない子へ|してはいけないNG行動②
集中力が保たれないNG行動②
区切りの良いところまでする
集中力が保たれないNG行動の2つ目は作業や勉強を区切りの良いところまですることです。
母もこれには『えっ?なんで?』と疑問に思いました。
一見、区切りの良いところまでするという事は作業効率や勉強の効率的にも良さそうに見えるのですが、こと集中力を持続させるという事に関してはNG行動であるらしいのです。
その理由として、
勉強や作業が一段落つくと軽い燃え尽き症候群になりその後の集中力が一気に低下してしまうため
との事。
ここで今日の作業は終わり、ここで今日の勉強はおしまいという事なら問題はないのですが、例えば勉強であれば、今日は理科を10ページ、国語を10ページしてから寝ると決めて集中して取り掛かった場合に、まずは理科を一気に10ページ終わらせるのではなく、理科を8ページくらいまですると、次の国語に2ページくらい先に手をつけてから、理科の残りの2ページを終わらせて国語に取り掛かる方が集中力は持続されるとの事です。
母もこの一段落ついた時の一気に集中力が低下していくという理由は凄くよくわかりました。
あのなんとも言えない解放感や達成感は実は集中力の低下だったのですね。
そのために本来、するべき事を翌日に回したことも多々ありました。
1つの作業を終え、達成感を感じ、自己満足してしまい本来、今日予定していたすべきことを明日でも良いかと自分に言い聞かせひと時の達成感浸って・・・というのは人間であればよくある事だと思いますが、こういう集中力のメカニズムからそうなっていたのだなと激しく納得してしまいました。
集中力を高める3つの方法
それでは次は勉強前や作業前にすると集中力を高めれる3つの方法をご紹介させて頂きます。
集中力を高める方法1:机をコンコンと叩く
お坊さんが木魚をたたくのと同じ理屈で、この音を聞くと、雑念が消えます。
雑念に支配されている人の意識を集中させる効果があるとの事です。
集中力を高める方法2:上下左右トレーニング
上下左右トレーニングとは、心の中で上と思ったら顔を上に向け、右と思ったら顔を右に向けます。これを上下左右、自分の好きな順番でランダムに3分間ほど繰り返すトレーニングです。
この上下左右トレーニングを行う事により、これから集中したいときには感覚で行動するのではなく意識して行動をとると脳に言い聞かせる効果があります。
(感覚で行動をとる癖があるとケアレスミスや思い込みでのミスをしやすくなる傾向もあるのでテスト前などにも人のいない所ですると良いかと思います)
母も試しにやってみましたが、簡単そうに見え意外に難しいですね。
右と思ってから右を向いたり上と思ってから上を向くというのは普段していないだけに中々大変でした。
普段からどれだけ無意識で行動をしているかということが再確認させられました。
集中力を高める方法3:自分の手の平を3分間見つめる
これは我が家の父が、速読のトレーニングと能力開発の訓練を受けたときにもしていた事ですが、今から勉強や訓練、作業などをするときに、その空間や部屋にある他のものに意識をとられないようにする為に行う事です。
例えば、普段は目にも入らなかった小さなごみクズが机のそばにあったとして、勉強をし始めたら急にそのごみクズに気づき捨ててしまう。
こういう事って誰でも経験があると思うのですがいかがでしょうか?
その気づき自体が、本来集中すべき事に集中ができていないという事なのです。
そのために3分間、自分の手の平を眺める事により普段の日常生活で散漫となっている意識を集中させる効果があるのです。
以上の3つが短時間で集中力を一気に高める方法でした。
集中力不足でお悩みの方には一度お試しいただければと思います。
我が家でも早速今夜のコッコちゃんの勉強の時に試していきたいと思います。
この記事でご紹介させて頂く内容は以上になります。
最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。