小学校の修学旅行に行きたくないと言い出す3年生|しかし・・・?
ちなみにコッコちゃんは、幼いころから怖がりだなと親が感じた事は1度もありませんでした。
絶叫マシーンも平気ですし、小さいころから夜も1人でお手洗いに行けますが、たぬりちゃんはいけません。
未だに誰かに付いてきてもらわないと暗闇が怖いようです。
そんなたぬりちゃんを散々怖がらせておいた後に、コッコちゃんは今度修学旅行がどれほど楽しかったかを熱弁し始めてたぬりちゃんを修学旅行に行くように説得です。
あたり前ですがコッコちゃんとたぬりちゃんは同じ小学校なのでこの先行き先が変わらなければコッコちゃんと同じ広島、安芸の宮島に修学旅行へ行くことになります。
その時に行ったテーマパークや道中の楽しさを聞かされても、たぬりちゃんは、
『いらないの!たぬりそんな所に行きたくないもん!』
とまだまだ先の話なのに、今からも修学旅行には行かないと駄々をこねています。
そしてコッコちゃんが、
『ご飯も美味しかったのにもったいないなぁ』
と言うと、たぬりちゃんが、
『えっ?ごはん何だったの?』
となんにでも興味の示すたぬりちゃんは、コッコちゃんの話に食いつきます。
『広島焼、めっちゃ美味しかったよ』
『えっ?そうなん!いいなぁじゃあ行く!』
え?端で聞いていた、父や母の方が驚きです。
そこで落ちるんかい!
これまで、散々色々な理由を並び立てて説得しても動かなかった、たぬりちゃんは結局食べ物に釣られ、修学旅行へ行かないと言う決意が覆りました。
父も、
『広島焼の力は偉大やなぁ・・』
と苦笑いでした。
コッコちゃんの期末テストも終わり久々に訪れた我が家の平和な日常でした。
この記事でのご紹介は以上になります。
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