姉妹は比べる対象ではないと次女に話す父|後から生まれたのは有利で当然と話す父
たぬりちゃんも、うんお姉ちゃん塾に行っていなかった!と納得していましたが、その後に父は、
でもね、たぬりちゃんもしお姉ちゃんがたぬりちゃんと同じように2年生から塾に行っていたとして、それが同じ塾だったとしても姉と妹は比べれないんだよ。
それはね、パパとママが同じくらい一生懸命お姉ちゃんとたぬりちゃんを育てたとしたら、絶対にたぬりちゃんの方が有利だからだよ。
と父がたぬりちゃんにいうとたぬりちゃんはなんで?と不思議そうにしています。
すると父が、
パパはもちろん、ママもお姉ちゃんとたぬりちゃんは同じように大切に育てているけど、お姉ちゃんがたぬりちゃんの年の頃のパパとママは、パパレベルもママレベルもまだ低かったから、お姉ちゃんのサポートを精一杯しても、必ず良いサポートができてきたとは限らないからだよ。
だってお姉ちゃんがパパとママの最初の子供だから、パパとママが失敗したり、勉強不足で本当はしてあげれたことでも出来なかった事は全部お姉ちゃんがかぶってしまうからね。
だから、親の失敗や未熟なことで起きた事は、だいたい1番上の子供がその割をくってしまうんだよ。
でもね、そうやってお姉ちゃんを育てて中学1年生までにしたパパとママの経験があるから、たぬりちゃんを早くから塾に入れてあげれて、お姉ちゃんの時の経験があるから、ママもたぬりちゃんに到達度判定テストで良い成績がとれるようなサポートもできたんだよ。
それに前回の到達度判定テストでは、算数を教えてくれるお姉ちゃんんがたぬりちゃんにはいるけど、お姉ちゃんにはお姉ちゃんもお兄ちゃんもいないでしょ?お姉ちゃんは小学校5年生の途中から馬渕に入って、パパもママも満足に教えれない状態で1人で家で頑張っていたんだよ。
だから同じ条件や環境でやっていたわけではないから、お姉ちゃんとたぬりちゃんはね、比べれる対象ではないんだよ。
とたぬりちゃんに言います。
たぬりちゃんは、それを聞き、うんわかったと納得していました。