スマホ依存症の子どもを改善する方法|必要な物だからこそ使い方が大切
スマホ依存症の子どもを改善する方法についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。
目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。
この記事では、昨年の1月からスマホを持たせている我が家の現在中学1年生のコッコちゃんが、早くもスマホの弊害を受け、親に現在没収中となっている事もあり、便利な物、必要な物である事も凄く理解できるので何とか依存症にならないよう使う方法はないかと思った事から
- スマホ依存症の子どもを改善する方法|ネット依存は世界的に深刻な問題
- スマホ依存症の子どもを改善する方法|アップル社でも対策を
- スマホ依存症の子どもを改善する方法|将来の目標はあるのですが・・・
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
スマホ依存症の子どもを改善する方法|ネット依存は世界的に深刻な問題
ネット依存は現在では世界的に深刻な問題であるようです。
「出席日数が足りないから卒業できないと思っているみたいで。息子はもう学校にまったく行きたがらないんです」
あるネット依存症が1年近く続いた親御様のお言葉です。
しかし、公立中学校なら卒業できないことはまずないでしょうし、そもそもこの子はまだ中学2年生との事。
たとえ不登校が続いたとしても、通信教育などを活用すれば、学力はカバーできます。
しかしこのご家庭が抱えているそもそもの問題は、お子様が自力では立ち直れそうにない状況であるとの事。
このお子様のように1年近く「ネット依存」が続いた場合、治療には医療機関を頼るしか今の所は無いようなのです。
そしてこの親御様はネット依存専門の外来を持つ病院を紹介してもらいお子様を通院させたようでした。しかしその病院も、問い合わせが殺到しているため、病院側がすぐには対応できない状況だと言います。
日本にはまだネット依存症を治療できる医療機関が少ない一方、相談したい患者の数は年々増加している傾向にあります。
ネット依存症とは、このお子様のように日常生活や心身の健康、人間関係よりもネットの利用を重視してしまい、利用時間などをコントロールできない状態をさす事を全般的にネット依存症と呼ばれています。
ネット依存症の一番の問題は実生活に支障が出ることです。海外では、数日間ネットに没頭した人がエコノミークラス症候群をきっかけに死亡したケースも出ているようです。
ネット依存症の予備軍としては段階的に、
やるべき事をせずにスマホに夢中⇒周囲の人から注意されてもすぐにやめれない⇒自転車や車を運転していてもスマホを開く⇒日常生活をおざなりにしてネットに夢中になる
と日常生活をおざなりにして、ネットに夢中になりだしたらもうアウトで、現在では医師の治療を受けなければ改善は難しいとされています。
スマホ依存症の子どもを改善する方法|アップル社でも対策を
今スマホでは1番多く使われているiPhoneを制作したアップルは2018年6月4日に、
「スマホ依存症対策」
としてアプリの利用時間などを制限できる新機能を、次世代ソフトウェア「iOS12」に搭載すると発表しております。
また、グーグルも昨年から、アプリの利用や端末の利用時間を制限できるサービス
「ファミリーリンク」
を提供し始めておりまして、今やネット依存は世界全体の問題となっているのです。
最近は注意を促す報道や番組も増えているため、わが子がネット依存になることを恐れて、
「子どもにスマホを持たせたくない」
「パソコンの利用を禁止したほうがいいのでは」
と考える保護者も多いようです。
しかし、その反面、6月18日の大阪北部の地震のような通学時間帯に大きな災害があった場合に、スマホを持っている学生の親御様は、すぐに安否確認が取れたようですが、我が家の長女が通う中学校では、そもそも携帯自体が禁止されており、現在没収していなくとも学校には持ち込めませんので、安否確認、電車の閉じ込めにあっていないかなどの確認は取れずに不便な思いもしました
スマホ自体に罪は無く、普通に使っていれば現在生活では欠かせないもので、必要不可欠のものであるというのは使っている私自身1番よくわかっておりますし、なんなら家族全員に所持していてもらった方が、すぐに連絡をつけれて子どもを駅まで迎えに行くときなどは非常に便利なのです。
なのであまりにも締め付けてしまうのもどうかな?と最近は考えてしまいます。
ましてや家庭には、スマホやパソコン以外にも学習用タブレットやゲーム機など子どもにネットが使える端末は多くあります。もし子どもが隠れて使ってしまい、トラブルに直面したとき親に相談できず、問題が深刻化する可能性がありそうな気もします。
特に我が家のコッコちゃんは、自分の都合の悪いことや、怒られそうな事は最近では、隠蔽してしまう傾向もあり、あまり締め付けてしまうとその事から余計何か起こった時に大ごとになりそうな気もしています。
そして現在のこの社会でインターネットをまったく使わせないのは、現実的ではないとも思います。
なのでネット依存を避けるために、子ども自身がセルフコントロール出来るのが1番良いのですが、大人でもネット依存症になってしまう現代で果たしてそれが可能なのでしょうか?
参考になりそうなのが、ネット依存の治療に長けた医療機関が採用している
「認知療法(自分が置かれている状況を冷静に見直す治療法)」
という治療法があります。もし自分の子どもがネット依存症の疑いがあるようでしたら、一度ネットやゲームの利用時間を紙に書かせてみたりして、可視化させてみるのも1つの方法との事。
そうやって自分自身が置かれている状況を客観視させることが、セルフコントロール力の向上につながるとの事で治療にも採用されているようです。
スマホ依存症の子どもを改善する方法|将来の目標はあるのですが・・・
その他には他に熱中できるものを持つことが大切との事。
それは、やりたいこと(部活やスポーツ)や将来の目標(なりたい職業や夢や進学先)がはっきりしている子は、依存症にはなりにくいらしいのです。
しかし・・・我が家のコッコちゃんには、なりたい職業も行きたい大学も既にあるのですが、依存症とはいかないまでも、レベル1のしなければいけない事をおざなりにしてスマホを触る状態まではいっていましたが・・・。
しかし専門医の方の記事によりますとやはり、やりたいことや目標などがない子ほど、友達の誘いや誘惑に引っかかってしまい、ズルズルとネットを使い続けて依存症になる傾向が非常に強いようです。
もし自分の子どもが後者である場合は、積極的に目標ややりたいことを見つける手助けをすることがネット依存症予備軍からの脱却につながる第1歩との事でした。
たとえば子どもが受験を予定しているなら、志望校の学園祭や説明会などに参加させて、この学校に行きたいという気持ちをかきたてるなども良いのかも知れません。
子どもが小さい場合は、目標を持たせることが難しいこともありますが、我が家の場合は、2人の娘には主人が大人になると就ける色々な職業の話を幼いころからしてあげていました。
そして、その職業に就くためにはどのような勉強をして、どのような大学に入る事が必要など、あとはどのような資格が必要などという話を積極的にしていました。
その結果、長女が医師を目指すと言い、中学受験をする事になったのですが・・・。
我が家の長女も今、期末試験が近づいていて、スマホに夢中になり中間テストで散々な結果を出し、父に没収を受けていますが、本人も半ば期末テストで頑張らなければいけないのでと思い納得の没収となっております。
母が没収した時は、床をドンドンと地団太を踏んだりして反発もしましたが、やはり自分自身で、何故今通っている中学校へ進学したかは、本質的には分かっているからだと思います。
ネットやスマホは非常に魅力的なツールです。大人でもゲームやSNSに熱中しすぎる人は少なくないと思いますし私自身もいつネット依存症になるかわかったものではありません。
大人でさえのめり込みすぎるものを子どもだけで使いこなせるようにするのはやはり非常に難しい事だと思うのです。
そして、一方的にただ叱るだけなのも理不尽であるとも思います。
だからしっかりとルールを作って、保護者が見守りながらうまくコントロールできるよう練習させることを子どもの頃から行っていくのは、今後社会に出てからの様々な誘惑に打ち勝てる精神力を身に着けるうえでも良い事だと思うのです。
スマホ依存症にならない、セルフコントロール力を子どものうちに身に着ける事は、ただただネット依存症にならないのみならず、お子様には凄く大きな1つの成長につながるのではないでしょうか?
我が家では今そのように考えながら、長女の勉強とスマホを持たせると言うバランスを必死で考えながら過ごしています。
この記事でのご紹介は以上になります。
最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。
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