小学生夏休みの自由研究・水がこぼれないコップの実験|ガーゼでの実験
次に行った実験は、同じようにコップに水を入れ、準備したガーゼでコップにふたをして、ガーゼをゴムでとめます。
このままコップを逆さまにすると、普通はガーゼを水がすりぬけて、水がこぼれるように思うのですが、写真のように水がこぼれないのです。
たぬりちゃんは、不思議に思い大喜びでした。
以上2つが今回行った実験でした。
水がこぼれないコップの実験まとめ
下敷きを当てると何故水がこぼれなかったのか?
⇒コップに下敷きを当て、ひっくり返しても水がこぼれないのは、コップにはたらく重力より、下敷きを下から押す大気圧の力が強かったからだと考えられます。
ガーゼの布の目をすりぬけ水がこぼれなかったのは?
⇒ガーゼの目の穴が小さく、コップに注がれた水の表面張力が働いて、最初の実験の下敷きと同じ役わりをしてくれて、大気圧を受け、下から水を押し返したからだと考えられます。
以上の結果から、普段は私たちの身体は、何も感じないのですが、上からも下からも横からもいつも大気圧という力がかかっていると言う事がわかりました。
これがパスカルの原理だという事を学びました。
以上が水のこぼれないコップの実験についてでした。たぬりちゃんがこの実験を行っている実際の風景は以下の動画からもご視聴頂けます。
実際にご覧いただけたら、簡単にできる実験だなと思って頂けるかと思います。ここ最近少しづつ家族の時間が合う時に、たぬりちゃんに理科の実験を一緒にしてあげているのですが、たぬりちゃんは自分が主役として行えることの嬉しさから、理科の実験が大好きになってきてくれています。
そして、解説をしてあげるコッコちゃんも、さすがに妹の前では実験で行われている事の原理が解らないと恥ずかしいので、必死で父に手伝ってもらい調べて、理論を組み立ててから、たぬりちゃんに解説している事から、意外にコッコちゃんの復習にも役にたっています。
夏休みの間は、このように、たぬりちゃんの理科の実験を定期的に行っていきたいと思いますので、小学生のお子様がいらっしゃる親御様方の、お子様の自由研究のご参考の1つにでもして頂ければなと思います。
この記事でのご紹介は以上になります。
最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。
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