小学生夏休みの自由研究・水がこぼれないコップの実験|不思議な現象に理科に興味を持ってくれました
小学生夏休みの自由研究・水がこぼれないコップの実験についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。
目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。
この記事では、先日夜に我が家の父の仕事部屋の一角に出来た、たぬりの実験室にて夏休みの自由研究候補の1つとして、水がこぼれないコップの実験を実際にした体験から
- 小学生夏休みの自由研究・水がこぼれないコップの実験|準備するもの
- 小学生夏休みの自由研究・水がこぼれないコップの実験|下敷きでの実験
- 小学生夏休みの自由研究・水がこぼれないコップの実験|ガーゼでの実験
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
小学生夏休みの自由研究・水がこぼれないコップの実験|準備するもの
先日、我が家の小学3年生の次女のたぬりちゃんは、父、母、姉のコッコちゃんに見守られながら理科の実験、水がこぼれないコップの実験を行いました。
準備したものは、
- コップ(普通はプラスチックの透明コップで良いのですが、たぬりちゃんの手が小さく水を入れると片手で持ちにくそうでしたので小さめの透明ガラスコップにしました)
- 下敷き
- ガーゼ
- 輪ゴム
- 水
我が家では、万が一、たぬりちゃんが失敗してしまった事も考えて、机が水浸しにならないように洗面器も念のために準備しました。
小学生夏休みの自由研究・水がこぼれないコップの実験|下敷きでの実験
実験の手順は、準備したコップに水を注いでいきます。
我が家では、表面張力が起こるまで水を入れるために、コップをあらかじめ洗面器のうえに置き、少しこぼれてしまっても良いくらいのつもりでたぬりちゃんに入れてもらいました。
次に、水がコップ一杯になったのを確認して、少し水の揺れを落ち着けると、下敷きをコップに被せます。
そして、そのままコップを持ち手で下敷きを押しながら、コップを逆さまにすると上の画像のように下敷きから手を放しても、下敷きが落ちずに水もこぼれないのです。
小学生夏休みの自由研究・水がこぼれないコップの実験|ガーゼでの実験
次に行った実験は、同じようにコップに水を入れ、準備したガーゼでコップにふたをして、ガーゼをゴムでとめます。
このままコップを逆さまにすると、普通はガーゼを水がすりぬけて、水がこぼれるように思うのですが、写真のように水がこぼれないのです。
たぬりちゃんは、不思議に思い大喜びでした。
以上2つが今回行った実験でした。
水がこぼれないコップの実験まとめ
下敷きを当てると何故水がこぼれなかったのか?
⇒コップに下敷きを当て、ひっくり返しても水がこぼれないのは、コップにはたらく重力より、下敷きを下から押す大気圧の力が強かったからだと考えられます。
ガーゼの布の目をすりぬけ水がこぼれなかったのは?
⇒ガーゼの目の穴が小さく、コップに注がれた水の表面張力が働いて、最初の実験の下敷きと同じ役わりをしてくれて、大気圧を受け、下から水を押し返したからだと考えられます。
以上の結果から、普段は私たちの身体は、何も感じないのですが、上からも下からも横からもいつも大気圧という力がかかっていると言う事がわかりました。
これがパスカルの原理だという事を学びました。
以上が水のこぼれないコップの実験についてでした。たぬりちゃんがこの実験を行っている実際の風景は以下の動画からもご視聴頂けます。
実際にご覧いただけたら、簡単にできる実験だなと思って頂けるかと思います。ここ最近少しづつ家族の時間が合う時に、たぬりちゃんに理科の実験を一緒にしてあげているのですが、たぬりちゃんは自分が主役として行えることの嬉しさから、理科の実験が大好きになってきてくれています。
そして、解説をしてあげるコッコちゃんも、さすがに妹の前では実験で行われている事の原理が解らないと恥ずかしいので、必死で父に手伝ってもらい調べて、理論を組み立ててから、たぬりちゃんに解説している事から、意外にコッコちゃんの復習にも役にたっています。
夏休みの間は、このように、たぬりちゃんの理科の実験を定期的に行っていきたいと思いますので、小学生のお子様がいらっしゃる親御様方の、お子様の自由研究のご参考の1つにでもして頂ければなと思います。
この記事でのご紹介は以上になります。
最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。
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