【関西中学受験体験ブログ】目指せ中学受験!!コッコとたぬりの大冒険【2018年受験体験記2022年受験を目指す過程をお伝えします】

運動と学力の相関関係|海外の研究結果で深い関連性があると証明される

運動と学力の相関関係|体育の授業は大切なのです

運動と学力の相関関係についてこの記事をご覧いただきありがとうございます。

目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。

今年の4月から我が家の次女のたぬりちゃんは、スイミングスクールに通う予定にしております。

たぬりちゃんは、実は水が嫌いで最近までは、水に顔をつける事すら毛嫌いしていたほどです。

しかしあるテレビ番組で東大生が習っていた習い事の中で水泳が1番多いという事を知り、たぬりちゃんは勉強でコッコちゃんに異常にライバル心を燃やしている為、自分も水泳を習うと言いやる気になってくれました。

しかし、ではなぜ水泳を始めとした運動が学力向上に良いとされているのでしょうか?

この記事では海外で運動と学力の相関関係の研究が行われ、実際に運動が学力向上に効果があると証明された結果についてを

以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。

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運動と学力の相関関係|スウェーデンのある小学校での研究では

2020年から小学校3年生時より

外国語活動

という科目が導入され、英語が小学校5年生から正式科目化するなど、政府はさまざまな教育改革を推し進めています。

しかし、

「机に座って問題を解かせるだけでは、子どもの学力は決して上がらない」

と言われている、世界の脳科学知見を著書『一流の頭脳』にまとめたアンダース・ハンセンさん。

ハンセンさんがリサーチを重ねたスウェーデンのカロリンスカ研究所は、ノーベル医学賞を決定する機関であることから、教育や学力に関するエビデンスも集積されているのです。

正直、子どもの一生を左右するといっても過言ではない学力向上について、の母も驚くべき研究結果を知りました。

2013年12月に発表されたPISA(国際学習到達度調査)の結果は、スウェーデン国民にとって非常にショッキングなものでした。

上位を占めた国々に大きく差をあけられただけでなく、OECD(経済協力開発機構)加盟国の平均点を下回り、北欧諸国の中で最下位という凄惨たる結果だったのです。

今までは常に上位をキープしていたスウェーデンはこれではけないと、現状を打破すべく、教育関係者の間では活発な議論がなされましたが、そこで出された提案のほとんどは、「指導法」や「クラスの人数」といった当たり前の事でした。

しかし科学はこの種の議論が誤りであることを立証しています。子どもたちの学力に影響を与えるのは、教室で座って学ぶ内容だけではなく、むしろ身体活動こそが、学力を驚異的に伸ばす要因であることがわかってきたのです。

体育の時間と国語数学英語の関係性

スウェーデンのブンケフロという町に、研究のため時間割に毎日体育の時間が組み込まれてた小学校のクラスがあります。

このクラスと、通常どおり体育を週2回こなすクラスを比較した結果、体育の授業回数以外の条件(居住区や授業内容など)はまったく同じだったにもかかわらず、毎日体育をしたクラスのほうが算数・国語・英語において成績が明らかに優秀だったという研究結果が出ました。

さらにこの効果はその研究後も何年も続くことが確認され、男女ともに3教科の成績が飛躍的に上がることが確認されたのです。

また、アメリカの研究チームも、小学校3年生と5年生、合わせて250人規模の調査を行って同じ研究内容で同じ結果を得ています。

科学者の方々が生徒の体力を正確に把握するため、心肺機能・筋力・敏捷性を計測したところ、体力のある生徒たちは算数と読解力のテストにおいて高得点でした。

そして、体力的に優れていればいるほど、得点も高いという結果を得ることができたようです。

母が驚いたのは、肥満ぎみの生徒たちについては、また別の兆候を示したという研究結果についてです。体重が重ければ重いほど、試験の得点も低い傾向があったのです。

いったいどういったメカニズムでそうなってしまうのでしょうか?

アメリカ・ネブラスカ州でも1万人を対象にして同じ内容の調査が行われ、体力的に優れた子どもは、そうでない子どもより算数や英語の試験で得点が高いことが判明しております。

そして、試験内容が難しくなるにつれ、体力的に優れた子どもとそうでない子どもの点数の差は開き、体力のある子どもが大差で上回ったとのことです。

運動と学力の相関関係|何故体育の授業で学力が上がるのか?

それではなぜ、体育の時間が子どもの学力向上に影響するのでしょうか?

その理由は海馬(かいば)の成長にあると考えられているようです。

記憶中枢として脳に鎮座する海馬は運動によって刺激を受けると成長することが既に確認されていて、10歳児の脳をMRIでスキャンした結果、体力のある子どもは実際に海馬が大きいことが判明しております。

そのうえ、身体を動かした直後、物事に集中できる時間が長くなることも立証されており、記憶力と集中力の向上、この2つの効果によってより多くの学習内容を脳に定着させられたのだと考えられています。

それでは、集中力と記憶力が高い状態を維持するには、最低どれくらい運動をすれば良いのでしょうか? 

それを測る調査は数々行われていて、9歳児が20分運動すると、1回の活動で読解力が格段に上がる、というデータがあります。

その他にも別の実験で、10代の子どもたちが12分ジョギングしただけで、集中力が高い状態が1時間近く続き、読解力が向上しております。

それだけでは無く、たった4分の運動を一度するだけでも集中力が改善され、10歳の子どもが気を散らすことなく物事に取り組めることも立証されているのです。

母非常に驚きです!

運動が良い、水泳が勉強に良いとはある程度知っていましたが、それは緊張しなくなる筋肉が身に付くと認識しており、直接読解力や記憶力にまで影響を与えているとは知らず、しかし脳科学的に見た場合、実は運動による刺激が脳に与える影響としては言われてみれば当然なのかなとも感じました。

まさに目からうろこです。

これまで、コッコちゃんが受験勉強中に集中力を欠いたり、やる気の持続しない時などは、やはりいつでも稽古しにくれば良いと言ってくれていた剣道の稽古にでも連れていってあげれば良かったのかな?と今思えば遠回りなように見えそれが近道であったのかなと感じました。

その他にもフィンランドでは、歩数に関する調査が行われています。

調査内容は、小学2年生258人を対象に、歩数計をつけて活動量を計測します。

その後に、擬似的にストレスを与えて(時間制限を設けて計算させたり、ほかの子どもたちの前でプレゼンテーションさせたり)ストレスに対する抵抗力と活動量の関係性を調べました。

すると、毎日たくさん歩いた子どもは、時間制限つきの計算をさせても、ストレスホルモンの濃度が、歩数が少ない子どもに比べてずっと低かったことがわかりました。

つまり、よく歩く子ほど勉強を苦にしない傾向にあり、親にとってうれしいことに宿題をきちんと最後までやり通せる確率は高くなるのです。

運動としては、ただのウォーキングですら良い効果があるというのは非常に良い情報を得たと感じました。

運動と学力の相関関係|心拍数に秘密が?

学力向上のカギは心拍数を増やすことと科学では証明されています。

どんな競技をするかは問いませんが、心拍数が増える有酸素運動であることが望ましく、小学校に通う学童期が最も運動の恩恵を得られるとも考えられています。

アメリカの研究チームによる、肥満ぎみの小学生を集めて、放課後に縄跳びなどの運動をさせた実験があります。

すると、特別な勉強はいっさいしていないにもかかわらず、みな一様に算数の試験の得点が上がったのです。

たった20分でこのような結果があったわけですが、活動量が増えれば増えるほど、試験の得点も高くなっていったそうです。

ランニングやボール遊びでも同じ結果が得られており、その中でも試験の得点が大幅に上がった子どもたちは40分以上、心拍数が1分間で最大150回まで上がる、息が切れる運動をしていたことがわかっています。

それではなぜ、縄跳びやボール遊びをした子どもたちの、算数の能力が飛躍的に向上したのでしょう? 

実は運動をすると海馬だけでなく、脳の白質と呼ばれる部位の機能も強化されることがわかっています。

白質はおもに情報伝達を担うケーブルの集合体で、脳の左側の白質が、数学的な能力にかかわっていることが最近の研究で判明しているのです。

かといって白質の機能を高めるために、とりたてて激しい運動をする必要はありません。

座ってばかりいないで、毎日をできるだけ活動的に過ごせば白質は強化されることがわかっていて、子どもを外で遊ばせることがめぐりめぐって机の上で行う勉強にも良い影響をもたらしてくれるということなのですね。

筋トレでは学力は向上しません

2010年までスウェーデンでは18歳の男子全員に軍の入隊検査を受けることが義務づけられていて、1日をかけてさまざまな体力テストと知力検査が行われていたそうです。

26年以上にわたって120万人以上の18歳の男子がこのテストを受け、最近になって結果が公表されたのですが、その資料は非常にはっきりとした相関関係を示していたそうです。体力テストで結果がよかった新兵は、そうでない新兵よりも知能指数が高くなっていたのです。

しかし、データが示すところによると、知能指数の高さと関連性があったのは持久力のみで、筋力とは無関係だったそうです。筋力テストの結果だけがよかった新兵は、知能検査ではよい結果が出ませんでした。

このスウェーデンの調査によると、18歳のときに体力に恵まれていた若者は、その後何十年にもわたってその恩恵にあずかれることが判明しているのです。

要は18歳の時点で、ある程度の体力をつけておくことは、その後の人生における頭脳の活動にも非常に大きく影響するという事なのですね。

そして、スウェーデンのこの調査の結果では、18歳のときに高い体力を誇っていた若者たちはその後、高い学歴を経て、40歳前後の時点で報酬に恵まれた良い仕事についている確率が明らかに高かったとの事。

子どもが毎日15分遊べば、大量の読書や勉強をしなくても読解力や計算力が上がるのです。

今回のスウェーデンでの研究結果は、母にとって本当に目から鱗が落ちる思いでした。

勉強の集中力を欠いたり、やる気が出ないような時は気分転換に身体を動かす事をさせてあげるのが実は学力を高める事になるのですね。

この記事でのご紹介は以上になります。

最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。