台風24号の25日現在の位置に進路|今年は何故台風が多い?
今年は記録的な猛暑に加え、自然災害も相次いだ夏となりました。
台風21号を始め、9月までに3回、台風が近畿地方を通過しております。
現段階で平成に入ってから2004年(4回)に次いで2番目タイの多さとなっているのです。
気象庁が統計を取り始めた1951年以降、9月末までの平年発生数は18・5ですが、今年はすでに24号まで発生しました。5
日連続(8月12~16日)で発生したのは史上初といいますし今年の夏は異常気象と呼んでも過言ではないと思います。
近畿地方には12号(7月29日)、20号(8月23、24日)、21号(9月4日)が直撃し、特に21号は大きな被害を及ぼしました。
しかし、なぜこんなに今年は台風がこ多いのでしょうか?
理由としては、海面水温の高さと季節風の強さ、太平洋高気圧の一時的な後退とこういった三つの理由が合わさっている事が影響しているようです。
台風が発生する赤道北側の北西太平洋の海面水温は平年よりも0・5度ほど高く、上昇気流で積乱雲が発達しやすくなったそうです。
さらにフィリピン西方から吹く季節風が平年より東の太平洋上まで吹き、太平洋高気圧の縁を回る風の影響を受け、反時計回りの対流ができやすくなり、台風の発生件数が増えた、という。
また例年の夏は太平洋高気圧に覆われるため、近畿地方への上陸は多くないのですが、しかし今年は、関東地方に向けて北上していた12号は日本海側の高気圧にブロックされて近畿へと西進する逆コースをたどったり、20号、21号は、台風が接近すると一時的に高気圧が東側へ引っ込み、近畿に北上する台風の道ができてしまったとの事。
今までは台風の被害をほとんど受けた事が無かったため、安心していましたが今後は全く油断が出来ない状態に気象も変わってきているようです。
この記事でのご紹介は以上になります。
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