小学校でのあだ名禁止のルールはいじめ解消のきっかけになるのか?|まだ反対意見の方がやや多いみたいですが

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小学校でのあだ名禁止のルールはいじめ解消のきっかけになるのか?|ネガティブなあだ名もあるのも事実

小学校あだ名禁止いじめ解消

小学校でのあだ名禁止のルールはいじめ解消のきっかけになるのか?についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。

目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。

この記事では、最近、小学校であだ名を禁止する学校が増えてきているという事から、この事がいじめ解消のきっかけになるのか?という事についてを

  • 小学校でのあだ名禁止のルールはいじめ解消のきっかけになるのか?|広島県にある小学校では
  • 小学校でのあだ名禁止のルールはいじめ解消のきっかけになるのか?|世間の意見では
  • 小学校でのあだ名禁止のルールはいじめ解消のきっかけになるのか?|大手新聞社のアンケートでは

以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。

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小学校でのあだ名禁止のルールはいじめ解消のきっかけになるのか?|広島県にある小学校では

小学校あだ名禁止いじめ解消

最近、小学校での友達同士の呼び方で、さんや君づけでしか呼ばない学校が増えているようです。

その原因もあだ名禁止のルールが学校で導入され、あだ名で友達を呼ぶことが無くなっている学校が増えているとの事。

広島県にある、ある小学校では、授業時間だけでなく休憩時間も

「さん」

「くん」

で呼ぶように指導されているようです。あるお子様は

「あだ名もいいと思うけど『さん』くん』だと相手を傷つけないからいいと思う」

と話されているようです。

確かに、愛称のように親しみをこめて付けたあだ名と、今風に言えば、弄る事を前提につけたあだ名では全く呼ばれる方の気持ちも変わってきますからね。

しかし世間の大人たちはこのあだ名禁止のルールをどのようにお考えなのでしょうか?

小学校でのあだ名禁止のルールはいじめ解消のきっかけになるのか?|世間の意見では

小学校あだ名禁止いじめ解消

保護者の方々や街の人の声では、

  • 「あだ名でいじめられたので、そういうルールがあってもいいと思う」
  • 「勉強のできない子とかちょっと背の低い子とかは色々言われてしまう。学校がやっぱりある程度制御するというか、コントロールした方がいいかもしれない」

と賛同する意見もあるようです。

 一方、反対される意見の中には、

  • 「仲良くなるツールだと思うので、それを学校でルールとして禁止とするのはちょっと違うかなと思う」
  • 「嫌な名前を付けられたのであれば、自分から思い切って嫌だと言ってみるのも大事だと思う」
  • 「急に○○さんと言うと他人行儀。小学校の時からそんなことをする必要ない。大人になったらいくらでもそんな付き合いがある。小学生の頃はみんなで楽しく仲良くやった方が良い」

とう意見もあったようです。

どのようなルールも、100%賛成されるような事はいつもないのですが、あだ名禁止に関しては母も何とも難しいなという気持ちです。

しかし、遠慮なく悪気も無く、人を傷つけるあだ名をつけてしまいがちな、小学生、中学生くらいの年頃の義務教育の間は、もしかしたらこういったルールでも良いのかな?とも感じています。

小学校でのあだ名禁止のルールはいじめ解消のきっかけになるのか?|大手新聞社のアンケートでは

小学校あだ名禁止いじめ解消

あだ名を禁止することの賛成・反対を問う大手新聞のアンケート調査では、

  • 賛成が40%
  • 反対が57%
  • その他3%

という結果が出ていました。

また、賛成には

  • 「学校が決めることではない」
  • 「あったほうが親しみやすくなる」
  • 「コミュニケーションを円滑にするからいる」
  • 「嫌なあだ名がついたら『イヤだ』という力を養うことも大事」

といった意見、反対には

  • 「背が低いなど特徴をあだ名にされる」
  • 「子供の身を守るためならなくて良い」

といった意見があったようです。

小・中学生の塾講師の経験も持つ教育ジャーナリストの方のコメントでは

「先生たちも忙しく、子供一人ひとりに目を配ることができない。学校の中の分からないところでいじめが横行してしまう可能性を考えると、仕方ないが一律禁止した方が良いんじゃないかと思う」

と話されております。

あだ名がいじめに発展した事例としては、小学4年生の「ゆうじ」という名前の男の子が、ある日友達と遊んでいると、名前からの連想で「うじ虫」と呼ばれるようになり、孤立・不登校になってしまったというケースも過去にあったようです。

教育ジャーナリストの方は

「長所をあだ名にする分には良いが、そういうケースはほとんどない。やはり声を上げられないような子が被害を受けて、さらにネガティブなあだ名を付けられてしまうことがある」

と指摘されています。

母も子どもの頃を思い返しても、やはり酷いあだ名をつけられていた子もいましたし、1学年に必ず1人か2人くらいは本人が呼ばれたくないあだ名をつけられてしまう子がいたような記憶もあります。

元経産省キャリアでコンサルタントの方のコメントでは

「一律に禁止するというのは良くないと思う。ただ、弊害があることも間違いないので、学校が始まって少し経ったくらいの時期に、クラスなどであだ名に関するルールを決めようにすればいい」

との考えのようです。

愛称であるならばコミュニュケーションを取りやすくする為に凄く良い事と思うのですが、やはりあだ名も酷いものではただの悪口である場合もあり、これはもう呼ばれる本人が、そう呼ばれたいかそう呼ばれたくないかだけだと思います。

中々難しいルール決めにもなるとは思いますが、少しでもいじめ解消につながるなら、さらにあだ名禁止のルール決めも精査を重ねて、より良いルール作りをしていただき、いじめが少なくなっていけばなと思います。

この記事でのご紹介は以上になります。

最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。

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