家庭学習やる気アップは親の言動が影響?|教育評論家の方のお言葉が心に沁みました
家庭学習のやる気についてこの記事をご覧いただきありがとうございます。
目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。
中学受験を目指し始め中々長女コッコのやる気スイッチが入らず困り果てていた私でございますがこのたび何冊かの本を読み非常に心に残った事が何点かありましたのでこの記事では
- 家庭学習のやる気|叱る事は逃げ!?
- 家庭学習のやる気|塾でクラスが落ちた時の接し方
- 家庭学習のやる気|ゲームや漫画に夢中になる中学受験生に悩む親
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
家庭学習のやる気|叱る事は逃げ!?
ここ最近読んだ教育評論家の本の中に、中学受験を目指し勉強にやる気を見せない子どもに対して叱る事は親としての逃げであるという言葉を見つけました。
何故?
どうして?
勉強しないのだから言わなきゃ仕方ないじゃないの!
と私は相手が本であるのにもかかわらず心の中で大反論。
しかしその本には
子供がやる気をなくす原因の1つに母親の言動がありかなりのウエイトを締めているとの事が書かれておりました。
ではどうすれば良いのかと私は興味を持ち続きを読んでみました。
叱る時はまず褒めてからダメな所を言ってあげるように直すだけで子供のやる気は上がるとの事でした。
例えば子供が勉強した内容のノートを見て出来ている所と間違えている所があります。
親としてはやはりすぐに間違えている部分に目が行きダメ出しをしてしまうものです。
しかしまずは出来た所、〇の部分を褒めるのです。
そして後はこことここが出来れば完璧ね。
という風に言ってあげれば子供にはプラスのイメージが湧くとの事でこれを繰り返す事によりプラスのイメージが日々植え付けられる子供は勝手にやる気になっていくとの事。
なるほどな・・・
と思いました。
(私は過去の職場での出来る上司と出来ない上司に置き換えると本当に納得してしまいました)
- とにかく家庭学習を子供と一緒にやっている母親がする事は良い部分をみつけて褒める(無ければ無理やり見つけてみる)
- プラスイメージで言葉を投げかける
同じ事を伝えるにも以上の2点を心がけ別の切り口で子供に言うだけで子供のやる気とやる気の向上により試験での結果が大きく変わってくるとの事でした。
私もこの事は頭に置き少しづつ改善していってみようと思いました。
家庭学習のやる気|塾でクラスが落ちた時の接し方
次に私が興味を持った内容が塾でクラスが落ちた時にどう接するかでした。
これは今現在はまだ結果は出ておりませんがコッコちゃんも、もしかしたらクラス落ちにいつなってもおかしくない状況なので私としても切実な問題でした。
まず1番やってはいけない事は頭ごなしにこっぴどく叱る事。
そして模擬試験前の勉強方法や勉強量の事を蒸しかえしてくどくど言う事・・・
だそうです。
確かにこれはやってしまいそうです・・・
ここは母親として一歩引いてみて母も子供が塾のクラス落ちをしてしまいショックでしょうが1番ショックなのは本人である事を理解してあげる事が大切。
そんなところに泣きっ面に蜂のように追い打ちをかけるのは逆効果にしかならないとの事でした。
さらなるやる気の低下につながる可能性が大きいのでそんな事は止めましょうとの事。
本当に私の場合これが1番やってしまいそうでしたので万が一コッコちゃんがクラス落ちをしてしまっても多分本人もショックを受ける?でしょうからそこは肝に免じておこうと思いました。
こういう時は
- 人生で勝ち続けることなどできない
- こういう事も長い人生今後も多くある
- ここからどうするかが大切
こういったことを感情的にならず過去の事を突かずに落ち着いて将来どうしていくかを真剣に話し合う(一方的に親の意見を押し付けずに子供にもどうしていくかを考えさせ意見を述べさせる)事が大切との事でした。
もしかしたら近々起こり得る我が家では一大事な事なので非常に参考になりました。
家庭学習のやる気|ゲームや漫画に夢中になる中学受験生に悩む親
最後になりますがこれも我が家のコッコちゃんにも当てはまることなので興味を持った内容なのですが中学受験生を目指しているのにゲームや漫画に興味を持ち中々勉強をしないとお悩みの親御様は結構いらっしゃるようです。
しかしこの著書では中学受験を目指すという事は子供は当たり前ですが小学生。
小学生がゲームや漫画に興味を持つのは至極当然の事。
ここを前提にまずは考えてあげようとの事でした。
ましてや1番多いとされている関東圏ですら中学受験を目指すのが5人に1人という事は周囲の友達の4人のお子さんは普通の小学生の様に好きな事をしているわけです。
それを目の当たりにしてゲームに興味を持つな。
娯楽関連は一切禁止という事をいくら中学受験を理由にしても頭ではわかっていても心の中で納得しているはずが無いというのがこの著書での内容でした。
そこを踏まえて中学受験をする目的や理由などを少しづつ本当の意味で理解できるように親と子の温度差を縮めていけば自然と自分から我慢できるようになる。
何故なら4年生5年生6年生と子供も少しづつ大人に向けて成長していくからだそうです。
そして何より1番出来ていない親が多い事が中学受験に合格した時は父も母も凄く嬉しいだよという事をしつこいくらい伝える事が大切という事です。
親が自分のしたことで喜んでくれれば子供は嬉しいのですがそれを中々素直に表現できずに子供に伝えきれていない親が多いとの事。
この点は私も喜びの表現や素直に何かを相手に伝えるのが苦手なので反省です。
しか子供は口は生意気になってきてもまだ11歳12歳。
親が自分の出した結果に喜んでくれるという事が本当に嬉しいのです。
そこがキチンと伝わっていけば自然とゲームや漫画から中学受験勉強へかける時間へと自分からシフトさせていけるというらしいのですが・・・
コッコちゃんもそうなのでしょうか・・・
はなはだ不安ではありますが今の私の1番の悩みがコッコちゃんのやる気の向上方法なのでここは藁にもすがる思いで少しづつ読んだことを実践してみたいと思います。
家庭学習のお子様のやる気が出ないという事でお悩みの親御様に少しでもご参考にして頂きますと幸いです。
この記事でご紹介させて頂く内容は以上となります。
最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。
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コメント
コッコママ様
まだお@泉州地域です。
コッコちゃんは、なかなか手ごわいですね。でも中学受験生の親は多かれ少なかれ、コッコママ様と同じように「子供が全然勉強せーへん」とか「いつになったらやる気になるんやろ」などとフラストレーションを募らせるようですよ。うちももちろんそうでした。他人のお子さんはすごく賢くて、勉強もしっかりしているように見えますが、所詮は小学生、大差はありません。この記事で書かれている通り、テレビも見たいし、ゲームもしたいし、お友達ともいっぱい遊びたいわけです、ただ最初から最難関を目指しているようなお子さんはマジで賢く意識も高い場合が多いようです。そういうお子さんがいわゆる難関大に現役で進学するんでしょうね。。
コッコちゃんですが、何とかやる気が出るツボを探して、そこを押さえるしかないですね。お子さんによってはツボがとても小さかったり、1週間に1回しかあらわれなかったりするので、難しいです。ツボを自分で押さえてくれると親としては楽なんですけど。
うちの子の場合は、得意な科目優先で勉強してましたね。得意な科目は、スムーズに点を稼げますし、偏差値も伸びます。それで全体偏差値が上がってくると、やっぱりうれしいので、苦手な科目も少しずつ勉強しはじめるみたいな感じでした。あと塾の先生に褒められると「○○もおだてりゃ木に登る」てな感じで、調子に乗ってました。
なお、うちの子の馬渕公開模試4科偏差値の推移は以下の通りでした。小数点以下は四捨五入してます。
32(5年の第5回)→44→46→49→51→53→53→54(6年の第6回)。
順調に上がっているように見えますが、内情はとても自慢できたものではありません。特に週末は子供とバトルでした。でも子供と一緒に勉強するのは結構楽しかったですよ。今は相手にしてくれません(T_T)。
ではまた。
まだお様
いつもアドバイスありがとうございます。
中学受験を成功させている先輩パパさんのご意見は大変参考になります。
お嬢様も順風満帆と言うわけではなかったのですね。
6年生に入ってからの馬渕の公開模試も徐々に上がっていったという感じなのですね。
しかし4教科で勉強されていたので我が家のコッコよりは大変でしたでしょうね。
お嬢様の成績まで報告下さりありがとうございます。
今後の目標に参考にさせて頂きます。
私も何処のお子様も中々我が家のコッコの様にやる気が出ていないのかな?
と考えることもありますが、だからと言ってそれでやる気を出さないで良いという理由にはなりませんので
やはり怒ってしまう事も多く今回の記事のような事も考えてしまいます。
しかしお嬢様の6年生の馬淵公開模試では1度も偏差値を落としていないのがやはり凄いですよ。
立派だと思います。
コッコにもお嬢様を見習わせて少しでもモチベーションを上げていける参考にさせて頂きます。
いつもありがとうございます。