高校受験と中学受験について考えて|悪夢
そして先日私の叔父の法事で長女コッコちゃんと同じ年の子がいる親せきと話をしたときに、高校受験では内申点がかなり重要で、受験する高校を決める指針になってくるとの話を聞き、内申点やそこそも成績表ですら定期テストの点数だけではなく、提出物の期限、普段の授業に取り組む姿勢なども大きくかかわってくるとの事で、忘れ物女王のたぬりちゃんに高校受験をさせる事を考えるとゾッとしました。
私が愛読している現代の中学受界をリアルに描いた高瀬志保さんの漫画、二月の勝者でも主人公の黒木先生が高校受験は先生の好き嫌いでつけられる内申点という不確かなもので合否が決まるので中学受験の方が点数だけで決まりわかりやすいと表現もされていた通りまさしくそういう事もあるのだなと思いました。
その話を父にしてみたら父も心当たりがあるようで、父は母と同じ中学校の公立中学校に通っていたのですが父の当時すごく仲のよかった友人が2年生2学期の数学の中間、期末ともに90点を越えていて授業態度も普通で何も問題も起こしていない普通の良い子でしたが2学期の通知簿は当時は成績表は10点満点で8。
しかしクラスは違うある男の子が88点と86点で9をもらっていた時に、父はその両方から話をいおかしいな?と思っていたとの事。
父が言うには確信はないが、その9になった子のお父さんがその中学校の別の学年で教師をしていて体育教師のかなり力のある先生だったので、数学の先生は気をきかせたのではないか?と当時も他の科目でも同様の事がありそういう噂が流れた事があったらしく、しかしその真偽はどうであれ、その先生の子である子も可哀そうだったと。
そんな不確かな成績表のつけかたをされるより、コッコちゃんの中学校しか我が家は知りませんが、成績表にはキッチリ何十何点と中間期末のテストの平均点を記される方が本当にわかりやすくて良いです。
公平に順位もきっちり出るのであの子より点数良いのに成績悪いというような不満も起こりませんし。
そう考えたらたぬりちゃんもそうですが、コッコちゃんなどを高校受験させていた場合の事を想像したときに悪夢だと思いました。
背筋に冷たいものが走ります・・・。
いったいどんな内申点になっていた事やら・・・。
コッコちゃんにはある意味頑張ればその頑張りが正当に評価される今の中学校に入学させてあげて本当に良かったと、高校受験というものを考えた時に真剣にそう思いました。
成績が悪いのは自分が頑張っていないだけだと素直にそう思える事が幸せだという事に親戚の話を聞いていて気づかされました。