子育てにおける叱る褒める順番に効果|最新脳科学の観点から

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子育てにおける叱る褒める順番に効果|行動であり性格や人格を指摘してはいけない

子育て叱る褒める順番効果

子育てにおける叱る褒める順番に効果についてこの記事をご覧いただきありがとうございます。

目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。

子育てをしていると、どの年齢であっても叱らなくてはいけない事が多々出てくるかと思います。

我が家も現在小学6年生の長女に小学2年生の次女が居ますが、日々叱られるネタを量産中で本当に困ったものでございます。

我が家の場合は片付けない、整理整頓が出来ないということが家庭内だけでなく学校にまで波及し、この間も父が個人懇談会に行ってきてくれた時に、各先生方から同じこと注意を受けてしまいました。

しかし、親が子どもに叱ると言うのは非常に難しいもので、感情任せに怒鳴りつけたりはもってのほか、脳科学的に見ても逆効果以外のなにものでもありません。

本当に叱ると言う事は子育てにおける、最大の課題の1つであるかもしれませんね。

この記事ではそんな子育てにおける叱る褒めるの順番に効果についてを最新の脳科学の観点から

  • 子育てにおける叱る褒める順番に効果|どちらが効果的?
  • 子育てにおける叱る褒める順番に効果|注意点
  • 子育てにおける叱る褒める順番に効果|人前ではNG

以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。

子育てにおける叱り方や褒め方について、お悩みのお母様方には少しでもご参考にして頂きますと幸いです。

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子育てにおける叱る褒める順番に効果|どちらが効果的?

子育て叱る褒める順番効果

叱るより褒める

これは子育ては勿論のこと、会社勤めする方なら部下や後輩に対しても言えることなのですが、人を育てるという際には

【叱る】ことに【褒める】ことは必ず必要になってきます。

悪い行動には罰を受け、良い行動には賞を受けることで、人は学習し、成長します。

では、どちらを多く使うと良いのでしょうか?

心理学的には、褒めた方が効果的である事は証明されています。

失敗や悪い行動はもちろん、叱らなければならないのですが、叱りっぱなしは良い結果をもたらさないのです。

目立たないけれども良い行動、結果は出せなかったがそこに行きつくまでの過程で良い部分があれば、見つけ出してでも褒めるようにしてあげることが、叱ったときの効果も向上させる秘訣なのです。

なぜかと言うと、人は子どもでも大人であっても褒められた時に

『この人は、いつも自分をよく見てくれているんだ』

と感じるからで、よく見てくれているこの人が言うなら、叱られている理由にも納得がいくというものなのです。

しかし、良いところは褒めないのに、ダメな時だけ叱り続けていると人は反発心しか生まれず、逆効果になる可能性が非常に高いのです。

子育てにおける叱る褒める順番に効果|注意点

子育て叱る褒める順番効果

叱るときの注意点

叱るときにはいくつかの原則があります。

まず1番大切なこととして大前提に

『叱るのは行動であって性格や人格ではない』

ここは母も日々気をつけようと思っています。

例えば、企業内の出来事で言えば、後輩が商談に書類を忘れてきたというケースがあった場合ですと

『そのだらしない性格がダメなんだ』

これは叱り方としてはNGなのです。

『会社を出る前に書類を確認しなかったのか?』

と叱るべきなのですね。

叱られたときと褒められた時の脳の変化

褒められる⇒ドーパミンが分泌⇒やる気がアップ⇒結果またうまくいく(また褒められる)⇒さらにやる気アップ

叱られる⇒ノルアドレナリンが分泌⇒意欲がアップ⇒同じミスはしない⇒次は成功させたい⇒ノルアドレナリンが分泌⇒さらに意欲がアップ

褒められて伸びる子や伸び人は、成功したときや、褒められた時に分泌されるドーパミンがもたらす快感を求めます。

叱られて伸びる子や伸びる人は、失敗や叱責によるストレスに立ち向かうためにノルアドレナリンで意欲を高めるのです。

子育てにおける叱る褒める順番に効果|人前ではNG

子育て叱る褒める順番効果

叱るときの場所

叱るときの場所も、叱る場合には非常に大切になってきます。

子どもでも少し大きく(小学高学年くらい)なった子や、会社の社会人の後輩や部下の人を叱る場合も人前で叱ることなどはもっての他です。

人前で叱ってしまうと、叱られた人はプライドが傷つき、あたなを激しく恨むような感情が芽生えてしまします。

そうなると人間関係が修復できなくなり、親子間であってもその後の非行につながったり、会社であれば、あなたに内心ではいつも反発している部下や後輩が1人出来てしまうわけなので、叱る方にとっても人前で叱ることは、何も良いことはありません。

そしてもう1つ、母もここは気をつけなければいけないところなおですが、叱るときは感情的にはならずに、できるだけ短く叱ることも重要なのです。

このように叱る事と、褒める事を上手に使い分けていくことが子育てを始め、【人を育てる】ということに非常に大切なのですね。

ちなみに、褒められて伸びるタイプの人は社会人なら地位やお金、称賛、子どもなら、受験の合格、試験の偏差値アップ、お小遣いのアップなどの【報酬】を意識することにより、脳内ではドーパミンの分泌が増えて、モチベーションが高まります。

我が家の中学受験生のコッコちゃんも学校見学会などに連れて行ってあげると帰りなどはやたらモチベーションが上がっているのですが、この時は自分が合格してその中学校に通っている姿を思い浮かべ、ドーパミンが脳内に分泌されているのだなと思います。

その反対に叱られて伸びる人は、窮地に追い込まれたときに戦う意欲を高めるノルアドレナリンが分泌されます。

ただし、これは叱りすぎると【逃げ出す】という選択肢も出てきてしまうので注意が必要です。

一夜漬けなどの勉強も自分を追い込みこのノルアドレナリンの作用に頼る方法なのですが、この方法は集中力が長続きしないというリスクとそのあとの燃え尽き症候群というリスクも伴います。

以上が子育てにおける叱り方と褒め方の順番に効果についてでした。

この記事でのご紹介は以上になります。

最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。

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