教員の体罰は部活中が多い?埼玉県調査結果から|体罰を受けるような事をしないようにしておく事も大事ではないのでしょうか?
埼玉県の調査結果では体罰の発生件数の内訳は小学校5件、中学校6件、高校28件、特別支援学校1件。高校は前年度の12件から28件に大幅に増えたようです。
県立学校人事課によると、28件のうち13件が暴言・威嚇によるものとの事。
主な被害は外傷2件、打撲7件などで、けががなかったのは20件でした。外傷の被害者はいずれも高校生です。
確かに度が過ぎるのはいけませんね・・・。
ただ、先生が一方的に悪いケースもあるでしょうが、今の高校生くらいの子の中には、先生をバカにしたり、舐めたりしている子もいるのが現実です。
そんな子たちが先生は絶対に、やり返してこないと分かったうえで、度を過ぎた反抗をした結果、先生が自分の身を守るのに手を出してしまったケースもあるのではないでしょうか?
私は、この数字だけ見て一概に教員の方が悪いとは決めつけたくはないと思います。
体罰を行った教職員28人の内訳は小学3人、中学6人、高校18人、特別支援学校1人。男女別では28人のうち25人が男性教諭であったとの事。
特に中学校、高校では、体育教師が生活指導などを受け持つケースも多いでしょうから、教員を代表しての厳しい指導をいなければならない事もあったのでしょうね。
体罰で懲戒処分を受けた教員は減給が2人、戒告が1人。
懲戒処分に当たらない訓告などは23人との事。減給処分を受けたのは、所沢市の小学校で男子児童に
「窓から飛び降りなさい」
などと暴言を吐いた男性教師と、草加市の中学校で生徒の左すねを蹴る暴行を加えて2週間のけがを負わせた男性教師。
それまでの経緯も何かあったのでしょうが、こういうケースは度が過ぎていると思いますね。
被害を受けた児童生徒は小学校13人、中学校24人、高校35人、特別支援学校1人。体罰の主な場面は部活動中が12件で最も多く、授業中が9件。
場所は「運動場・体育館」が12件で最多です。
方法は「暴言・威嚇」が17件、次いで「素手でたたく」が9件、「蹴る」が6件との事。
把握のきっかけ(複数回答可)は児童生徒からの訴えが最多の23件、保護者からの訴えが21件、教員からの申告が10件との事でした。