教員の体罰は部活中が多い?埼玉県調査結果から|度を過ぎるのはいけませんが先生方が悪いことをした子を怒れなくなるのも困ります
さいたま市は、2017年度に市立小中高校・特別支援学校で、体罰を行った教職員は前年度より1人多い4人だったと発表されました。暴言など不適切な指導を行った教職員は前年度比38人減の101人でした。
市教職員人事課によります、体罰を行った教職員の内訳は小学校2人、中学校2人でした。
内容は
- 「大きな声で叱責(しっせき)し、転倒させた」
- 「体を引っ張り、首に腕を回して廊下に連れ出した」
などで、4人のうち1人が停職、残る3人は訓告などの処分を受けています。
- 「威圧的な言動で叱責した」
- 「乱暴な言葉で頭ごなしに怒鳴った」
などの不適切な指導を行った教職員は、小学校で前年度比3人減の55人、中学校で同35人減の46人といずれも減少しおります。
市教職員人事課は
「体罰を行った教職員が増えてしまったのは残念。体罰は許されない行為であり、根絶に向けて引き続き指導、啓発を徹底していく」
とお話されておられます。
体罰や不適切な指導を受けたと感じた児童生徒や保護者、教職員が市教委や学校に提出できる相談票や、市教委への電話相談、情報提供から取りまとめた結果との事でした。
私たち親世代の頃ですと、先生に叩かれても、ある程度本人も何故叩かれたかを分かっていたと思いますし、納得も反省もしていた子が多かった気がします。
ここまで体罰が、ニュースなどでも取り上げられるようになってきたのは、体罰を行う教師にも体罰を受ける事をする生徒にも、お互いもしかしたら、憎しみなどがあり、教師生徒間の信頼関係が無くなってきているのかな?と感じてしまいます。
良い先生と良い生徒さんが大半であるとは思うのですが、体罰が起こる場合の、【体罰の質】が変わってきているのは確かなのではないでしょうか?
この記事でのご紹介は以上になります。
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