姉と妹と中学受験の消去算|コッコちゃんはそそくさとお出掛け
そして、たぬりちゃんは今朝起きてからも、消去算の勉強をひたすらしています。
そんな頑張るたぬりちゃんを見て、コッコちゃんも再度、たぬりちゃんの勉強を見てあげているようでした。
コッコちゃん、
『答えが合うんやから良いやん!』
たぬりちゃん、
『だって何で2倍にする時と3倍にする時があるんかわからないから嫌なんだもん!』
コッコちゃん、
『とりあえず数字合わさなあかんからやろ!』
早速何やらもめています・・・。
どうやらコッコちゃんに教えられた通り、解けばたぬりちゃん、問題は解けるようにはなったみたいですが、その過程に納得がいっていないようなのです。
問題は、なしを2こ、かきを3こ買うと360円。なし3こ、かき6こ買うと630円。なし1こ、かき1この値段を求める問題で、
これを解くのに、かきの個数を6に合わせるために、なし2こかき3この合計金額の360を2倍してその2倍した720円から630円を引き、出た差額の90円がなしの個数の差1の値段になりなしの値段を先に求めてからかきの値段を求めれば答えは出るのですが、たぬりちゃんは、コッコちゃんに言われた通りして解いて正解はするのですが、どうも最初に360円を何故2倍しなければいけないのかが納得いかない様子。
コッコちゃんも、かきの個数を合わせて、なしの個数の差を1にするからなしの値段がわかるんやろ!と説得しているのですが、私たち親が聞いていても、十分な説明だと思うのですが、頑固者のたぬりちゃんは何故か納得しません。
自分にきっちり落とし込まれていないのに、問題は解けてしまうことがどうにも釈然としないようです。
そんな押し問答を続けていましたが、コッコちゃん、本日は中学校のお友達とお出掛けの約束があるので、そのままそそくさと出かけて行ってしまいました。