塾の4年生カリュキュラム理科の家庭学習|父の説明は脱線するが興味を持つたぬりちゃん
父が来て、たぬりちゃんの理科の宿題を見始めます。
たぬりちゃんが今習っている分野はモンシロチョウの生態や、主に昆虫を中心とした分野で、たぬりちゃん、さっそく完全変態と不完全変態というワードの意味が解らずに悩んでいます。
父がたぬりちゃんに、
『たぬりちゃん、完全変態というのはな、昆虫が赤ちゃんから大人になる間に、さなぎという赤ちゃんと大人の間のような状態になってから大人になる種類の昆虫を完全変態って言うんやで。理科の授業では、卵⇒幼虫⇒さなぎ⇒成虫っていう順番で成長していく昆虫と習っているやろ?例えば、カブトムシとか、今出てきているモンシロチョウもそうやなぁ。逆に不完全変態っていうのは、さなぎにならない昆虫で、コオロギとかカマキリとかは生まれた瞬間から小さなコオロギあったりカマキリあったりするねん。まあ見た事なかったらイメージしにくいわなあ。』
と説明し、父は幼少の頃、その大半を過ごした実家の近くのお寺で出会った、セミやコオロギ、祖父の盆栽の根元でカマキリの卵をふ化させて、カマキリの赤ちゃんだらけにして怒られた思い出などを話します。
父の話は脱線しますが、たぬりちゃんは非常に興味を持ち笑いながら聞いてくれるので、印象に残り覚えやすいのでは?と思いましたが、ここで隣で勉強をしていたコッコちゃんまで父の話に興味を持ち始めると言うアクシデントが起こり、コッコちゃんの集中の妨げになってしまいました。
が、
父が、コッコは自分の勉強をしなさいと言ってくれたので、コッコちゃん見た目的には自分の勉強をしていましたが、耳は完全にたぬりちゃんに昆虫話をする父の話に集中してしまっていました。
仕方ないか・・・とも思いましたが、コッコちゃん、自分の今置かれている立場をしっかりと自覚して欲しいものです。