元号が変わった事から子どもにも教えて起きたい天皇の役割|現代日本国憲法1条に定められている通り
明治維新が起き江戸幕府を倒した志士たちは、天皇を中心とした強い国をつくろうと考えました。
明治時代にできた大日本帝国憲法では、天皇が日本の元首とされ、一般の国民は神様のように崇めますが、立憲君主制の下、天皇の力は憲法で制限されていました。
その後、天皇の権威を利用し、軍部が実権を握っていきやがて日中戦争に突入していきます。
第2次世界大戦後、日本国憲法では、天皇は政治に関わることが禁じられ、日本国や日本国民統合の象徴と定められています。
(余談ですが天皇の役割として二次大戦後の昭和天皇は、その御身を盾にされ日本国民を守って下さっております。ご自身の命1つで他の国民は助けて欲しいとマッカーサー元帥に交渉してくださったそのお姿にマッカーサー元帥はこの方は殺してはならない人だと心を打たれたそうです。今の日本があるのも本当に昭和天皇のおかげだと思います)
そして天皇については現代では日本国憲法の1条にこのように明記されています。
天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。
要は天皇は日本の象徴であるという事なのですが、子どもには普段の生活に全く関係の無い天皇陛下の事は知る事もないと思うので、こういった事も少しづつ最低限の一般教養として子供に伝えていきたいと思います。
この記事でのご紹介は以上になります。
最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。