医学部合格者には中学受験経験者が多い|12歳での受験は後々に伸びる要素を鍛えている
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目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。
この記事では医学部合格者には中学受験経験者が多いこととその理由についてを
- 医学部合格者には中学受験経験者が多い|思考の枠組み
- 医学部合格者には中学受験経験者が多い|医学部受験での問題は?
- 医学部合格者には中学受験経験者が多い|勉強しろは逆効果
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
医学部合格者には中学受験経験者が多い|思考の枠組み
医学部合格者に中学受験経験者が多い理由は?
私たち親世代の時代に比べ、現在の医大合格は非常に難しくなっています。地方の国公立医学部へ合格するには東大理系に受かるレベルが必要で、私立でも日大医学部には約4500人が応募し、最終的に入学できるのは100人程度という非常に高い競争率なのです。
英数は高い水準でできないとなりません。しかも二次試験では大学で学ぶような内容や答えがない難解な問題が出題されます。高校生になってから医大受験に取り組んでも難しいのが現在の医学部を目指す実情なのです。
なかには高校3年生から一気に偏差値が15、20と急に伸びる子もいますが、そうした子にほぼ共通しているのは中学受験経験者であることです。
では、なぜ中学受験経験者は伸びるのでしょうか?
勉強は全て思考の枠組みで成り立っております。
その枠組みにどう当てはめて考えられるかが重要なのです。
単に知識を詰め込んでも頭の中に思考の枠組みが形成されていなければ応用が利きません。
受験でとくに重要なのは、
- 推理能力
- 比較能力
- 集合能力
- 抽象能力
- 整理・要約能力
で、中学受験経験者はすでにこれらの能力因子が鍛えられているから伸びるのです。
算数でも、中学受験生は学校では習わない特殊算を数多く塾で勉強します。
実際、医大受験の指導をしている先生方のお言葉では生徒さんから
「この問題、中学受験のときに勉強した枠組みで解けた」
といった話を聞くことがよくあるようです。
中学受験をしている子とそうでない子では、基礎が大きく違うそうです。
そういった幼いころに培った基礎が、大学受験の段階でやはり生きてくるものなのですね。