大晦日の除夜の鐘の意味と中止が増えているお寺への悲しい気持ち
大晦日の除夜の鐘の意味についてこの記事をご覧いただきありがとうございます。
目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。
12月もあと残りわずかとなり間もなく2017年を迎えようとしていますね。
我が家の中学受験を目指す長女コッコちゃんは今日も塾へ行くために今頃まだ宿題をしております。
お餅つき大晦日の親戚の集まりには参加予定のコッコちゃんなので今は勉強を頑張っておく必要があるのです。
ここから数日は毎年同じ事をしながら年が暮れ年が明けていくというのが例年の私でした。
皆様は餅つきに除夜の鐘を聞きながらの年越しそばを食べるなどの毎年されているような事はありますでしょうか?
私は12月31日の大晦日に除夜の鐘を聞きながら12月30日についた餅を入れたそばを食べるのが風情があり非常に好きです。
「ああ。今年も終わりかぁまた来年1年頑張ろう!」
という気持ちになりながらものんびりとしている状態が本当に落ち着きます。
しかし前回の記事でも取り上げた餅つきの中止にくわえこの大晦日の除夜の鐘も中止にされていっているお寺があるとか・・・
この記事では
- 大晦日の除夜の鐘の意味
- 大晦日の除夜の鐘を中止にしても良いのだろうか?
- 大晦日の除夜の鐘の我が家の楽しみ方
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きたいと思います。
大晦日の除夜の鐘が無くなるお寺がある事に寂しい気持ちになっているのは私だけでしょうか?
大晦日の除夜の鐘の意味
除夜の鐘とはなんぞや?
と思う方もいらっしゃるかと思いますのでとりあえずは軽く説明をさせて頂きます。
除夜の鐘とは年末年始に行われる年中行事の1つです。
12月31日の大晦日の夜を除夜と言い深夜の0時を境にしてお寺の鐘を108回つくことを除夜の鐘をつくと言います。
108回の回数の意味には諸説ありますが私が良く聞くのは人間の煩悩の数が108つである事から108回除夜の鐘をつくという意味がまず1つ。
そのほかにも四苦八苦を取り払うため四×九で三十六。
八×九で七十二。
三十六+七十二で百八。
その為に108回を年の移り変わりの大晦日の夜に除夜の鐘をつくという意味もあるみたいです。
大晦日の除夜の鐘を中止にしても良いのだろうか?
前項でご紹介した通り大晦日に除夜の鐘をつくという事は非常に意味のある事なのです。
しかし今年はノロウイルスの影響で餅つきが中止になったコミュニティなどもあり、更にはこの除夜の鐘まで中止にするお寺が出てきているとか・・・
理由はお寺に騒音だという苦情が寄せられる為だとか・・・
確かに除夜の鐘に風情を感じられない方からすればうるさいのでしょうけど・・・
1年にたった1度ですし大晦日の事です。
うるさいと感じられるのは仕方の無い事だと思いますがお寺が中止をしなくてはいけないくらいの苦情を言われるとは・・・
お餅つき、除夜の鐘と日本の伝統行事がどんどん減ってきているという事を聞くたびに寂しい気持ちになります。
幸い我が家のご近所のお寺は除夜の鐘を中止にするという事は聞こえてきていないので今年もあの音を聞きながら年が明けそうです。
大晦日の除夜の鐘の我が家の楽しみ方
我が家の大晦日の過ごし方
私はここ10年くらいは毎年12月30日に主人の実家の母屋でお餅つきをします。
そして12月31日には私の母の実家で親戚の方が集まるので私に主人そしてコッコちゃんたぬりちゃんも顔を出します。
コッコちゃんと同じ年の子が2人居て、小学5年生が集まる子供たちの中では最年長。
その3人の妹弟たちもたくさん来るので久しぶりに会える親戚の同年代の子と遊べてコッコちゃんたぬりちゃんも大晦日は夜遅くまで親戚の家で遊びます。
そして丁度自宅に帰ってきたら23時を過ぎたくらい。
そこから年越しそばを作り始めます。
海老天そばであったり昨日ついたお餅を入れたりなどこの日食べるそばはまた格別。
丁度そばが出来上がりガキの使いの笑ってはいけないが終わりかけを迎えるのを見ながら大晦日の除夜の鐘を聞きながら年越しそばを食べます。
本当に風情のある優雅な気分に浸れます。
頭の中では無意識に今年1年に起こった事が思い浮かんでくるのです。
私も1年の中でベスト3に入るくらいホッとするひと時なのです。
もしこの私の時間からお餅と除夜の鐘が無いことを考えるとかなり寂しく思います。
今年そういう思いをされている方がいらっしゃるかと思うと日本の伝統行事も将来的にはこういう形で徐々に減っていき無くなっていくのかな?
と不安を感じてしまいます。
しかしこれが時代の移り変わりというものなのかな?
とも感じ昭和生まれの私はもう現代の世の中では古い部類に入ってしまうのねとしみじみ感じながら今年も大晦日の準備に取り掛かっております。
賛否両論あるのでしょうが皆様はこのお餅つきや大晦日の除夜の鐘の中止を受けてどう感じるでしょうか?
日本の伝統的な行事を少しでも長く多くのコミュニティで残り続けていく事を願っております。
この記事でご紹介させて頂く内容は以上となります。
最後まで記事を読み進めて頂きありがとうございました。
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