中学受験の志望校選びの罠、大学合格実績と偏差値の謎|受験人数や入試回数のマジック

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中学受験の志望校選びの罠、大学合格実績と偏差値の謎|お試し受験に選ばれる学校は上がりやすい

中学受験志望校選び大学合格実績偏差値

同じ理屈で考えると、関東では千葉・埼玉では偏差値が高く出る傾向があるそうです。

東京と神奈川の私立中学の間では、2月1日を入試解禁日とすることを取り決めているようですが、千葉・埼玉では1月中旬から入試がはじまります。

2月1日の本命入試を前に、東京や神奈川からいわゆる、おためし受験にやってくる受験生が多く、受験者数が非常に多くなります。

2月には超難関校を受けるような受験生もやってくるために、複数回ある入試日程のどこかで定員を絞れば、その入試の結果偏差値は高めに出ます。

競合の少ない日程に適度な募集定員の入試を設け、うまく広報すれば、その日の入試枠だけでも偏差値が上がるようです。するとその偏差値が注目されて、ほかの入試日の偏差値も上がるのです。

これを私立中高一貫校の入試広報担当者の間では入試戦略と呼ばれているようです。これがうまくいくと、見た目の偏差値は高くなります。まさにバブル偏差値と呼ばれる所以ですね。

たとえば、ここ数年、関東で急激に偏差値表での位置を上げている私立中高一貫校などは、まさに入試回数を多く設定し、本科とは別に特進的な意味合いの入試枠も設けています。最も人気の入試枠の偏差値だけを見れば、東大合格者を複数名以上毎年出している難関校や名門校と同等以上なのですが、その学校の東大合格者数は1人であったりするのです。東大以外の大学合格実績を見ても、明らかに見劣りするとの事。

急激に偏差値が上がっているということは、2018年に大学を受けた生徒たちが中学を受けた6年前の偏差値で比較する必要があるかもしれないですね。そこで調べてみると、2012年の偏差値表ではすでに、人気進学校とほぼ肩を並べる位置にあったようです。しかし2018年の難関大学の合格者数あるいは現役合格率では、これらの人気進学校のほうが明らかに上であるとの事。

もちろん大学合格者数が学校の価値を表すわけではありませんが、同じ進学校としてこれほどまでに進学実績に差があるのに、中学入試の偏差値上では互角以上の位置にあることには、違和感を覚えるひとも少なくはないのではないでしょうか?

大学合格実績が、学校の価値ではないとは言え、もし中学受験前から既に行きたい大学や就きたい職業がある場合は、その大学や、就きたい職業への道が開ける学部がある大学への進学実績を参考にした方が、偏差値の数字を見たり一時的な人気で選ぶよりは確実かも知れないですね。

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