中学受験勉強で質問が出来なくなる理由|怒られない事が目的に変わっていく
怒られないことが目的化してしまう中学受験生
そしてわからない事が悪いことだと思ってしまった中学受験生は、そこまで追い込まれたてしまうと防衛本能から、いとも簡単にカンニングをするようになってしまう子もいるそうです。
怒られないことが目的化すれば、真面目に勉強することとカンニングすることの選択基準は、どちらがより低い労力で達成できるかという判断によってしまうとの事。
そしてカンニングの方が簡単だと直感的に判断する受験生も結構いるようです。
実際、分からないが積み重なった生徒ほど、カンニングの方が楽になってしまうのですから。
(ちなみにカンニングをしない受験生は、「苦労した方が自分のためになる」あるいは「カンニングする方が面倒だしリスクも大きい」と考えている傾向があるようです。どちらも問題を孕んでいるおですが・・・)
実際、中学受験塾において、カンニングはかなり横行していると教育ジャーナリストの方は書かれていました。そして、この問題を解決しにくくしている原因として、塾の対応と一定の保護者の反応があるようです。
まずカンニングに関しては、見て見ぬふりをする塾も実際にあるようです。
「疑わしきは罰せず」
という大義名分を掲げる講師もいるようですが、実態は
「クレームや退塾に繋がる可能性があるから」
という理由が多いようです。
カンニングを指摘することで、
「言いがかりだ」
あるいは
「塾側の管理不足だ」
と激昂する保護者は少なくないようですが私はこれは100%保護者が悪いと思いますし塾の責任は殆ど無いのでは・・・?
と思いますが・・・いわゆるモンスターペアレントではないでしょうか?