世界大学ランク日本版23位の会津大学|開校30年にも満たない学校の評価の理由

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世界大学ランク日本版23位の会津大学|入試も独特みたいです

世界大学ランキング日本版会津大学

世界大学ランキング日本版で会津大学が23位についてこの記事をご覧いただきありがとうございます。

目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。

この記事では世界大学ランキング日本版のベスト50位の中から、歴史の深い有名国公立大学名門私立大学が居並ぶ中、開校30年にも満たない会津大学が23位と高評価を得た理由を

  • THE世界大学ランキング日本版ベスト50
  • 世界大学ランク日本版23位の会津大学|学部は理工学部のみ
  • 世界大学ランク日本版23位の会津大学|センター試験は理科1科目のみ

以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。

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THE世界大学ランキング日本版ベスト50

世界大学ランキング日本版会津大学

我が家の中学受験生、小学6年生のコッコちゃんには大学受験はまだまだ先の話です。

しかし、中学受験もコッコちゃんは行きたい大学が既にあり、なりたい職業がすでにある中での中学受験ではありますが、まだ先に話ですので目標の大学も変わるかもしれません。

そこで母は世界大学ランキング日本版というものがある事を知り興味を持ち調べてみました。

THE世界大学ランキング日本版とは

THE世界大学ランキング日本版とは、高等教育機関をさまざまな指標によって順位付けした国際的な大学ランキングです。

高等教育機関のランキングには、一元的な序列のランキングから多元的なランキング、または特定項目を羅列しただけのものまでさまざまな物があります。

そのなかで世界の大学を対象としたランキングが作られるようになったのは、グローバル化によって、国境を越えた人の移動の増加よるものと考えられています。

大学ランキングは、雑誌、新聞、個人、および政府、企業や大学、第三者機関などさまざまな機関が作成し、ランキングを発表しています。

これの日本版がTHE世界大学ランキング日本版になります。

THE世界大学ランキング日本版ベスト50

1:東京大学 
2:東北大学
3:京都大学 
4:名古屋大学
4:東京工業大学
6:大阪大学
7:九州大学
8:北海道大学 
9:筑波大学
10:早稲田大学
11:慶應義塾大学
12:広島大学
13:神戸大学 
14:一橋大学 
15:国際基督教大学
16:千葉大学
17:長岡技術科学大学
18:上智大学
19:金沢大学 
20:国際教養大学
21:岡山大学
22:立命館大学
23:会津大学
24:立命館アジア太平洋大学 
24:首都大学東京
26:熊本大学
27:東京外国語大学
28:九州工業大学
28:長崎大学 
30:新潟大学
31:東京農工大学
31:東京理科大学
33:横浜国立大学
34:明治大学
35:同志社大学 8
36:東京海洋大学
37:豊橋技術科学大学 
38:東京医科歯科大学
39:お茶の水女子大学
40:関西学院大学
41:山口大学
42:福井大学
43:電気通信大学
43:山形大学
45:信州大学
46:神田外語大学
47:大阪市立大学-
48:福岡女子大学
49:埼玉大学
50:青山学院大学

以上が世界大学ランキング日本版ベスト50になりますが、やはり1位は東京大学、3位に京都大学や6に大阪大学など上位には日本的にも名の通った有名な国立大学が名を連ねていますね。

そんな有名大学が並ぶ中23位の会津大学にネット上でも注目が集まっていました。

世界大学ランク日本版23位の会津大学|学部は理工学部のみ

世界大学ランキング日本版会津大学

親御様方は会津大学って知っていましたか? 
 
母は名前くらいは聞いた事があった程度でした。
 
勿論地元の方ならご存知でしょうね。
 
福島県会津地方唯一の大学だそうです。
 
その会津大学が英国の出版社が今春、公表した日本の大学ランキングで、名門大学の間を割って23位に食い込みました。
 
名門大学が居並ぶ中でどういった部分が評価されたのでしょうか?

世界大学ランキングの公表で有名な英国の教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)」が「世界大学ランキング日本版」を初めて発表したという内容でしたが、1位は東京大、2位東北大、3位京都大と、旧帝大や早慶上智など難関私大が並ぶ中で、なんと開校30年に満たない会津大が23位に。
 
ちなみに同じ福島県の福島大は95位との事です。
 
開校は1993年。
 
会津地方には4年制大学はなく、開校には地元の強い希望があったとの事。
 
いまの大学のあり方を決定づけたのは、佐藤栄佐久知事(当時)。
 
「作るならとがった大学にしよう」と言いだし、大学のコンセプトを「ICT(情報通信技術)」、「ベンチャー」、「国際性」の三つに決めたそうです。
 
学部はコンピュータ理工学部だけにすることとし、世界各国からコンピューターの専門家を集めたとの事です。
 
ちょうど冷戦終結で共産圏から人材が流出している時期だったため、とりわけロシアから一流の研究者が集まったそうです。
 
現在、カナダやインドなど17カ国から42人の研究者が在籍しており、約4割が外国人教員とのこと。
 
外国人教員に定着してもらうように英語と日本語の両方を学内の公用語とし、文書を英語でも作成することを定めました。
 
楽天が英語を社内公用語にする20年近く前から日本人職員は英語でコミュニケーションをとらなければいけない状況でした。
 
学内の人事も外国人、日本人分け隔てなく登用される仕組みになっています。
 
理系に特化し多国籍の教員を採用することにより学生の方もコミュニュケーションを取るのに語学は自主的にでも身につけなければならないような環境を作ったのでしょうか?
 
何せ理工学部しかないというのは稀にみる極端な大学ですよね。
 

世界大学ランク日本版23位の会津大学|センター試験は理科1科目のみ

世界大学ランキング日本版会津大学

 

センター試験は理科1科目のみ

入試も独特です。
 
最も定員が多い方式は、1次試験がセンター試験は理科1科目のみです。
 
2次試験も数学と英語の2科目です。
 
国公立大学でセンター試験を理科1科目だけにしている学校は他にないとのこと。
 
入学すると、1年生からプログラミングを徹底的に教え込まれます。
 
大量の課題が課せられ、徹夜で作業をする学生もいるとか。
 
3年生からは英語だけの授業が本格的に始まり、卒論は英語で書かなければいけません。
 
4年間で卒業できるのは75%程度だそうです。
 
このような厳しい環境で育った学生はIT業界で評価が高く、ヤフーやNTTドコモなど大手に就職する学生もいます。
 
ここ数年の就職率は97~98%と物凄い就職率を誇っていますね。
 
また、大学が奨励していることから自らベンチャー企業を立ち上げる学生も多く、今年年3月末、大学発のベンチャー企業は18社。
 
学生数あたりでは全国で屈指の数です。
 
THEのランキングは「教育リソース」「教育満足度」「教育成果」「国際性」の四つの項目で評価されています。
 
会津大は教育満足度が87・4点国際性が75・8点と高く、全体の評価を押し上げています。
 
THEの教育満足度は高校教員の評判調査などが基になっています。
 
母が感じたのは、以上の内容ですと学生さんは会津大出身ですと自己紹介するだけで、ITのスペシャリストですと言っているようなもの。
 
会津大卒が1つのIT系の高度な資格のようなものになっている事が非常に企業や今後は受験生の方にも高評価を得ているのだなと感じました。
 
万能も良い事だと思いますが、この分野だけは誰にも負けないぞと言うような一芸に秀でるという事は素晴らしい事なのだなと改めて感じました。
 
この記事でご紹介させて頂く内容は以上になります。
 
最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。
 
 
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