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今夜の月は中秋の名月2018年大阪は曇りでした|中秋の名月と仲秋の名月
中秋の名月には仲秋の名月という表現もありますが、これは、旧暦8月の月を指し、十五夜の月に限定されなくなります。
仲秋とは、秋を初秋(旧暦の7月)、仲秋(旧暦の8月)、晩秋(旧暦の9月)の3つに区分した場合、旧暦8月全体を指すのです。
それに対して今夜の中秋とは、秋の中日=旧暦8月15日のみを指します。
なので今夜の9月24日の月に関して言えば、仲秋の名月でも旧暦の8月の月と言う事なので間違いではないのですが、中秋の名月という表現が正しい使い方なのですね。
また、今夜のように中秋の夜に雲などで月が隠れて見えないことを無月(むげつ)、中秋の晩に雨が降ることを雨月(うげつ)と呼び、月が見えないながらもなんとなくほの明るい風情を感じ、月が見えない夜もまた一興とされていたようです。
望(ぼう)とはは満月を指しまた俳諧では8月14日 から 15日、16日 から17日の夜をそれぞれ待宵(まつよい)十六夜(いざよい)と言い名月の前後の月も愛されていたようです。
旧暦8月15日は、日本の六曜で必ず仏滅になることから、仏滅名月とも呼ばれています。