2020年から始まる大学入学共通テストとセンター試験はどう違う?|現在の高1からが対象

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2020年から始まる大学入学共通テストとセンター試験との違いは?|AO入試

2020年大学入学共通テストセンター試験違い

一方で現在の2次試験に当たる個別入試では、現在の2次試験のような学力を重視する内容から、学力では測れない能力や姿勢を引き出す内容に変わりそうですね。

そのために、多くの大学で調査書、志望理由書、学習計画書などの提出や、小論文、面接、プレゼンテーションを課すことなどが検討されているようです。

このような入試選考方法については、すでに大学ごとに実施されている推薦入試、AO入試などを参考にすると比較的イメージがつくのでしょうか?

京都大学などは、特色入試を行い、文字どおり、特色がある学生を求めているというのも、上記入試方法に該当すると思いますし、キャッチフレーズは【意欲買います】との事で、学生の高校時代から入学後の純粋なやる気をどれだけアピールできるかが評価されるようですね。

高校で学んできた事で、どのような取り組みでいかなる成果を得られたか?

大学のカリキュラムや教育に適合する力があるかどうかを判定するのがねらいのようで、能力、意欲、適性、志を多面的に評価する試験との事。

受験の際には、高校などが作成する調査書、学業活動報告書、推薦書のほか、志願者による学びの設計書を提出します。

高校時代の活動歴、受験科目以外に何を学んだか、どんな活動をしたかを見るためにこれらが必要となるようです。

学びの設計書では、高校での活動から京都大学で何を学びたいか、卒業後はどのような進路を選びたいかなどを見るようです。

他にもお茶の水女子大学ではAO入試として新フンボルト入試という形をとっているようです。

第一次選考では、大学の授業を体験できるプレゼミナールで、情報の検索やレポートの書き方などの授業を受けてレポートを作成し提出します。

併せて志望理由書、活動報告書、外部外国語検定試験の成績などの書類を提出して、これらを総合的に評価するようです。

第二次選考では文系学科は図書館入試、理系学科は実験室入試を行います。図書館入試は、大学の附属図書館の文献や資料などを自由に参照しつつ自分の論を練り上げ、課題についてのレポートを作成します。

その後、グループ討論と個別面接を経て、論理力や課題探求力、独創性などが評価されます。

変わりゆく大学入試制度の状況は、この先もまだまだ目が離せないですね。

我が子の為への情報収集が大切なのは、中学受験も大学受験も変わらないなと強く感じております。

この記事でのご紹介は以上になります。

最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。

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