【林修の今でしょ!講座】体に良い回転寿司ネタBEST10内容と感想|4位から7位
第7位 【大トロ】
1貫で血管疾患や認知機能改善に期待!?
《大トロ》=脂が体に悪そう?というイメージがあるようなのですが、《大トロ》は脂の栄養が重要なのです。《大トロ》の脂の正体は[DHA]や[EPA]などの[オメガ3脂肪酸]で体に良い脂です。[DHA]と[EPA]のなにがすごいかというと〔血流改善〕〔動脈硬化予防〕〔高血圧予防〕〔心臓病予防〕〔脳卒中予防〕〔認知機能改善〕などが期待できるそうです。
《大トロ》に含まれている[DHA]や[EPA]は全ての魚の中でもトップクラスだそうです。
そして、最新研究で[DHA]&[EPA]が免疫細胞を抑え、春の大敵花粉症に改善につながるという報告が順天堂大学からされたそうです。
《大とろ》なかなかのお値段です。回転寿司でも、値段がやはりかなりお高めです。値段が高いだけあって1貫で血管疾患や認知機能改善があるなんてさすが!!といった感じでしょうか。
第6位 【赤身】
赤身に含まれる成分が疲れを吹き飛ばす!?
疲労回復に役立つのが《赤身》の栄養素成分[イミダゾールジペプチド]。
疲れをどうして感じるかというと、筋肉などに細胞を錆びさせてしまう活性酸素がたまり、細胞が傷つけられることが原因です。まぐろの《赤身に》多く含まれる[イミダゾールジペプチド]は、筋肉などにたまった活性酸素を抑制してくれる働きがある為、疲労改善効果が期待されています。まぐろが休みなく泳ぎ続けられるのも[イミダゾールジペプチド]による疲労改善効果のおかげだそうです。そしてまぐろの中でも特に[イミダゾールジペプチド]が豊富なのが《赤身》です。そんな《赤身》のもう一つの疲労回復のポイントが、豊富な[ビタミンB6]が脂肪燃焼を促進しエネルギーに変えてくれるというところです。エネルギーがたくさんあるということは、それだけ細胞が活発に働くことができ、それが疲れ知らずということになります。《赤身》を食べると[イミダゾールジペプチド]と[ビタミンB6]の2つの成分で疲労回復が期待できるということです。
《赤身》は我が家の次女が大好きです。次女が小さい頃には、回転寿司に行くと《赤身》《たまご》とこの2つを順番に食べ続けていました。この頃は少しお姉ちゃんになったのか《サーモン》も食べれるようになったのですが、今度は《赤身》《たまご》《サーモン》の3つを順番に食べています。次女を見ていて、もっといろいろなネタを食べた方が・・・よく毎回同じネタばかりで飽きないものだなと思ってしまいます。
第5位 【〆さば】
健康長寿には欠かせない 膝・腰・心臓を丈夫にする栄養成分がたっぷり
《〆さば》には[コエンザイムQ10]が多く入っており、心臓を強くする効果が期待できるそうです。[コエンザイムQ10]は心臓を動かすエネルギーを作るのを助けてくれるそうです。心臓は24時間ずっと動き続けているのでエネルギーが必要なのです。もし、心臓の働きが悪くなると、全身に血液がまわらなくなり、様々な臓器の機能が落ちていって色々な病気が出てきてしまうことになります。心臓などの臓器を動かすエネルギーになる3大栄養素は〔糖質〕〔脂質〕〔たんぱく質〕です。しかし、この3大栄養素は体の中でそのままだと使いづらいので、[コエンザイムQ10]が3大栄養素を使いやすい形に変えてくれるのです。ちなみに[コエンザイムQ10]は年をとるとともに減ってきて、様々な臓器の中でも特に心臓にある[コエンザイムQ10]が減りやすいということが知られています。そして、[コエンザイムQ10]を効率良くとるために《〆さば》と一緒にとると良いサイドメニューは[えびの天ぷら]で、理由は、[コエンザイムQ10]は水に溶けず、油に溶けやすいので、油分を含むメニューと一緒にとると吸収率がUPするからです。
《〆さば》・・・やはり家族で誰も食べているのを見たことがありません。体に良い回転寿司ネタは、私にとって好んで食べないもばかりが続くようです。
第4位 【中とろ】
《赤身》と《大トロ》の良いとこどりの最強のまぐろ
疲労回復パワーの《赤身》と[DHA][EPA]をたくさん含む《大トロ》この2つのいいとこどりをしたのが《中とろ》というわけです。
回転寿司のネタで、長女が一番好きなネタになるかと思います。しかし、値段はやはり回転寿司でもお高めかと・・・・。長女は本当はもっと《中トロ》を食べたいようなのですが、私の顔色をうかがって1~2皿くらいで我慢しているようです。この頃、食べ盛りの子供たち、今では私よりよく食べます。まだ、小食な頃は気にもならなかったのですが、今好きなだけ食べていいよと言ったら言った言お値段がいくらにになることやら・・・。