子どもの学力やIQを伸ばすのは米食が良い?|コッコを被験者に考えてみる
研究ではまず、灰白質の体積については、3グループの比較ですと、頭蓋内体積に占める全灰白質体積の割合は、「ご飯」が最もに高い数値が出たようです。
さらに年齢や性別、社会経済的な状況、1週間の朝食摂取頻度、朝食のおかずの品目数などを調整して「ご飯」と「パン」の2グループで比較すると、これも「ご飯」の数値が高いいう研究結果が出たようです。
灰白質の中でどの部分の体積が大きいかという研究では、3群比較では特に有意差は無かったようです。
それでも、2群比較だと、「ご飯」は左側上側頭回と左側下前頭回を含む領域、そして両側尾状核の部分については、「ご飯」が「パン」に比べて大きいという研究結果が出たようです。
これらの部位は、いろいろなものの認識のほか、学習と記憶システムの重要な役割を担っている脳の部位になります。
要領の悪い子供がパン食なら、親はもっと勉強しなさいと言うよりは、朝食で米を食べる習慣を整えた方がいいという事なのでしょうね。
同じ2群間比較の実験では、「ご飯」グループの総合的な知的能力を示す全検査IQは、「パン」より大きいと言う研究結果が出ているようです。
脳の発達もよく、IQも高いというのはこの先も受験を控えている我が家の姉妹の為にも、少し食生活の改善に取り入れたい研究結果のようです。
実際に、我が家の姉妹を見てみると、お姉ちゃんのコッコちゃんは数字には強いですが、暗記ものは苦手⇒米よりもパンを好み朝食はパンが多い。
妹のたぬりちゃんは、数字もそこそこで記憶力は良い⇒ひたすら米を好み米食中心。
これは、一概に主食の違いだけの差ではないかも知れませんが、もしかしたら少しはこうなった事への原因が米とパンをそれぞれ好んで食べるものの違いが出ているのかなと考えた時に妙に納得してしまいました。