担任制に中間期末定期テストや宿題も無い中学校|年4~6回の実力テスト
麹町中では道徳や総合的な学習の時間は、学年で内容を統一しているようです。
注意しているのは、生徒の様子や提出物などで引き継ぎ漏れを防ぐことのようで連絡体制は密にされているようですね。
保護者の方々の声では「誰に連絡すればいいのか」との問い合わせもあったようですが、麹町中としては歓迎ムードのようです。
麹町中は個人面談は生徒、保護者が第3希望まで指名できる方式にし、部活動などでつながりのある教員も選べるようにしていて現在では希望はそれほど偏っておらず非常にスムーズに対応も出来ているようです。
そしてこの担任制の改革だけではなく麹町中では昨年度から、各学期の中間・期末テストを全学年で廃止しております。
私はこの事を見たときに、えっ?中間期末テストをしないってそんなのダメじゃないの?と思いましたが、代わりに各教科で、教科書の単元などが終わるごとに単元テストを行い、成績評価の対象としているようです。日頃から勉強の習慣をつけるのが目的で、希望すれば同じテストに再挑戦もできるとの事で、これって今我が家の次女が通っている中学受験専門塾の能開センターのテストのしかたに似ているなと思い、生徒も単元ごとにテストがあるならしっかりと各単元ごとに抑えていきやすいでしょうし逆に学力は上がりそうだなと感じました。
そして細かい範囲のない実力テストは年4~6回行うようです。
市販のテストも使うなど私立中学校並みの学力への対策で相対的な学力も把握できる非常に効率の良さそうな学力向上への改革になりそうな気がします。