天の川銀河は別の銀河との衝突の破片だった！？｜理科天体の時事ネタ

天の川銀河は別の銀河との衝突の破片だった！？｜壮大な話過ぎて想像もつかないですがロマンがありますね

天の川銀河は別の銀河との衝突の破片だった！？についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。

【関西中学受験体験ブログ】目指せ中学受験！サイト管理人のコッコママと申します。

この記事では、10月31日に発表された研究結果で2019年の中学受験の理科の時事問題には出ない（既に問題は作成されているでしょうから）と思いますが非常に興味深い事でしたので、

以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。

太陽系を含む天の川銀河（銀河系）の特徴的なハロー（銀河系本体を球殻状に取り巻く大構造）は、約100億年前に起きた別の銀河との衝突の際に生じた残骸だったとの研究結果が10月31日、発表されました。

研究チームは、この発見にかなり衝撃を受けていると言います。

銀河ハローとは？

光で観測される銀河の多くは、渦巻や楕円(だえん)の構造をもっています。この領域は星が比較的密に集まって輝いている領域でありますが、その外側に広がった領域を銀河ハロー（または単にハロー）と呼びます。

英国の科学誌ネイチャー（Nature）に発表された研究論文によりますと、衝突した相手の銀河は、天の川銀河の約4分の1のサイズで

「ガイア・エンケラドス（Gaia-Enceladus）」

と命名されました。

ゆっくりとしたスピードで起きた宇宙衝突は、太陽6億個分に相当するハローの原料物質を供給したほか、銀河系の特徴的な円盤部を膨張させたと言います。

ガイア・エンケラドスは、ギリシャ神話の天空神と地母神との間に生まれた巨人にちなんだ名前だそうです。