脳科学から見る睡眠と勉強の関係|人が眠る3つの理由とは?

Pocket

脳科学から見る睡眠と勉強の関係|記憶の整理には必要な事

脳科学睡眠勉強

脳科学から見る睡眠と勉強の関係についてこの記事をご覧いただきありがとうございます。

目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。

中学受験本番までいよいよ約4か月です。

ここ最近、母もコッコちゃんもやや睡眠不足気味です。

しかし、漠然とですが、睡眠不足は健康面のみならず、勉強にも悪影響を与えるという事は母もなんとなく理解はしていました。

そこで、この記事で脳科学的に睡眠と勉強にはどのような関係性があるのかを

  • 脳科学から見る睡眠と勉強の関係|人が眠る理由1,2
  • 脳科学から見る睡眠と勉強の関係|人が眠る理由3
  • 脳科学から見る睡眠と勉強の関係|眠らないとどうなる?

以上の項目に沿ってご紹介させて頂いております。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

脳科学から見る睡眠と勉強の関係|人が眠る理由1,2

脳科学睡眠勉強

人が眠る3つの理由

人がなぜ眠るかは、実の所、未だに解明はされていません。

しかし眠る事により、以下の3つの事が行われている事はわかっています。

人が眠る理由1:体の修復

まず第1に人は眠る事により、体の修復を行っています。

昼間の活動中に傷ついた細胞が、寝ている間に正常に修復されているのです。

軽いけがなどが寝ていて朝おきると治っているのもこの為ですね。

それ以外にも、人は寝ている間に風邪などをひいても自然治癒力を発揮して、起きると熱が下がっていたと言う風に、病気も睡眠によって治すのですね。

人が眠り理由2:脳の休息

その次に人が眠る理由は、脳の休息の為でもあります。

脳は、人の体重の2%ほどの重さがある器官ですが、重さ的にはたかだか2%でも、消費エネルギーは20%を占めています。

つまり、体のどの部分よりも過度に働く器官だという事なのですね。

頭を使うと太りにくい。頭を使うとお腹が減る、というのはこの事が理由だったのですね。

しかし、だからこそ体の中で1番エネルギーを消費する機関の脳は、使い続けているとオーバーヒートを起こして機能しなくなってしまいます。

脳を休ませるという事は、どうしても必要なのですね。

母もコッコちゃんが、机に向かったまま寝てしまっている姿を良く見かけますが、これはコッコちゃんの脳がオーバーヒートを起こし睡眠が必要だということだったのですね。

(コッコちゃんは睡眠ヴぁかりの気がしますが・・・そもそも本当にオーバーヒートするほど稼働しているかどうかも謎ですが・・・)

脳科学から見る睡眠と勉強の関係|人が眠る理由3

脳科学睡眠勉強

人が眠る理由3:記憶の整理

最後に人の眠る理由として挙げられるのが記憶の整理であります。

人は眠る事により、日々の情報を脳が整理いています。

脳は身体が眠っている間に、不必要な情報を消去し、必要な記憶を整理して大脳皮質に長期記憶として送り、保存するはたらきをしていると言われています。

この働きがあるから人は高い記憶力を持っているのです。

ですので本当の意味での勉強は、この睡眠により脳に情報として記憶させるような勉強をするべきで、一夜漬けなどの試験の為のみの勉強方法は自分の為にはならないという事なのですね。

しかし、睡眠時間を確保すれば、勉強時間が足りず、勉強時間を増やせばコッコちゃんも母も睡眠不足になってしまい本当に睡眠と勉強のバランスは難しいですね。

脳科学から見る睡眠と勉強の関係|眠らないとどうなる?

脳科学睡眠勉強

眠らないとどうなるのか?

睡眠の研究をしている学者の方々が立ち会った不眠記録には、アメリカの高校生、ランディ・ガードナーさんによる264時間12分、約11日間というものがあります。(1964年の記録)。

ランディさんは、4日目~5日目くらいには記憶障害が現れ、白昼夢を見たりしたという記録が残っております。

眠らなくても、楽な姿勢をとれば、体は休めることができます。

しかし脳は知覚や思考の処理をしつづけなければなりません。

そのため、脳はどうにかして休もうと数秒の【マイクロ睡眠】をとることがあります。

皆様も一瞬の居眠りの後に、妙に頭がスッキリしたという経験はございませんでしょうか?

これは、脳が疲労して完全に機能しなくなっては困るため、短時間で非常に質の良い睡眠を取るためなのです。

このことからもわかるように、やはり睡眠不足は健康面にも脳科学的に見ても勉強面でもよくない事がわかります。

寝る間も惜しんでというのは実に不効率な作業方法であるのですね。

睡眠はしっかりとり、勉強と勉強の間に短い仮眠なども上手く使い長時間の勉強を睡眠不足にならないように成り立たせていくのがベストかもですね。

しかし、コッコちゃんは仮眠のつもりで少し寝てしまうと朝までそのまま一気寝をしてしまうという習性があります・・・。

まだ小学生ですし中々睡眠のコントロールまでは難しいと思いますが、何とか睡眠と勉強のバランスを調整しながら残り4か月間を乗り越えたいと思います。

この記事でのご紹介は以上になります。

最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。

【その他の脳科学関連記事】

やる気を引き出すホルモンドーパミンについて|同じことの繰り返しはいけない?

五感と関連付ける記憶術|脳科学的観点からの覚え方とは?

子育てにおける叱る褒める順番に効果|最新脳科学の観点から

子供の脳の力|ひとつの得意科目を先に作ると他も伸びる理論

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする