五感と関連付ける記憶術|脳科学的観点からの覚え方とは?

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五感と関連付ける記憶術|1つでも習得できれば今後の勉強に役立つと思い

五感記憶術

五感と関連付ける記憶術についてこの記事をご覧いただきありがとうございます。

目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。

中学受験生の現在小学6年生のコッコちゃん。

今年に入り徐々に自分が受験生だと言う自覚も出てきて、やる気にモチベーションは少しづつ上がってきてはいますが、やる気が少し出たからと言い、そんなのすぐに勉強効率が上がるはずもなく、平行線より少しは上向いたかな?

という感じです。

そこで母も何かコッコちゃんの勉強の手助けになるような、効率よく暗記や記憶を出来る方法が無いかと日々様々な本を読んでいました。

そこで少し興味のある記憶術を発見して、これならコッコちゃんにも応用可能かな?と思いましたのでこの記事では

  • 五感と関連付ける記憶術|感情と関連づける
  • 五感と関連付ける記憶術|においと関連づける
  • 五感と関連付ける記憶術|ある小学校の実験結果

以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。

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五感と関連付ける記憶術|感情と関連づける

五感記憶術

感情と関連づける

母も今までは様々な暗記法や記憶法の本を読んできました。

それぞれ、納得のいく素晴らしい方法で効果はあるかと思います。

その中でも今回は、脳科学の本の中から【記憶を忘れにくくする秘訣】として、五感と関連づける記憶術として紹介されていた内容から母が興味を持った内容をご紹介させて頂きます。

脳科学的には、感情を伴った体験が記憶に残りやすいという事は様々な実験からすでに立証されているようです。

たとえば、大学受験に合格したときの受験番号などは、大きな喜びを伴うから、いつまでも覚えている人が多いように感情を伴った記憶というのは長期記憶として長く記憶されているのです。

そのほかにも、大切な人のお墓にそなえた花の色などは、悲しみとともにあるので長らく記憶に残ることが多いとか、以上に2点は極端な例ですが、このように人は感情が動いた時の情景というのは、鮮明に思い出すことが出来るのでその情景に結びついている物はたいてい思い出せるのです。

脳で感情を担当するのは扁桃体で、偏桃体は、記憶を担当する海馬の凄く近い位置にあります。

脳の隣接する部分は、互いに影響しやすい傾向にあり、偏桃体が刺激を受けることで海馬の記憶力が高まると考えられています。

例のような大学受験の時の、受験番号を記憶するような極端な感情との結びつきをつくるのは、普段の勉強では難しいですが、母は今までは勉強は静かなところでする方が良いと思っていたのですが、以前開成中学校の合格者の子のアンケートを見たときに、開成中学校の合格者の子の大半がリビングや家族団らんの場所などの意外に騒がしいところで勉強していた子が多かったのです。

このことから、本日ご紹介した、感情との結びつきの記憶術に関係あるのではないかと考えてみました。

あの〇〇という番組であんな事をしていた時にこの問題勉強したな~?あっそうだった・・・ここはこうだ・・・。

みたいに周囲に気が散ると思い他の情報を入ってこないようにする方が良いタイプと、周囲の情報と結び付けてその時に勉強をしていた事を周囲の情報から思い出せるタイプがいるのだなと感じました。

コッコちゃんにはまだどちらが向いているかははっきりわかりませんが、静かなところで集中して丸暗記というのはコッコちゃんの性格上向いていないような気もしています。

それなら好きな音楽でも聴かせてあげながら、そういえばあの曲を聴きながらこの部分勉強していたなという感じで思い出させてあげるような感情との結びつきは利用できるのではないか?

と思いました。

五感と関連付ける記憶術|においと関連づける

五感記憶術

次も勉強への応用方法はまだ思いついていませんが、大変興味深い内容でしたのでご紹介させて頂きます。

脳科学では、以前から嗅覚と結びついた記憶は特に残りやすいと言われてきています。

視覚、聴覚、触覚、味覚が視床下部を通って大脳皮質で情報処理をするのに対して、嗅覚だけは嗅神経から、直接大脳辺緑系に情報を送るからだと考えられています。

においの情報を処理する場所と、感情を司る場所が同じ大脳辺緑系にあるので、においによって記憶が呼び覚まされるのです。

これは誰もが経験があると思うのですが、自分にとって嫌なにおいを嗅いでしまった場合は、頭で考える前に不快感を感じてしまいますよね。

そしてそのにおいは忘れないのとともに、また嗅いでしまうと何のにおいであったか、どういった状況で嗅いだものかを鮮明に思い出せます。

五感と関連付ける記憶術|ある小学校の実験結果

五感記憶術

嗅覚を利用する記憶術:ある小学校の実験結果

こんな実験結果があります。

偏差値が同程度の小学生15人で、においつきの消しゴムを使って漢字の学習をした場合と、においを嗅がせないで学習をしあ場合とを比較しました。

すると、においを嗅がせなかった場合の正答率が75パーセントだったのに対して、においを嗅がせた方は83パーセントであったという実験結果があるのです。

また、視覚的な記憶で想起(思い出せる)されるのが10代や20代の出来事が多いのに対して、においから引き出せる記憶は6~10歳の幼少期の出来事に由来していることが多いと言う実験結果もあり、嗅覚に結び付けて記憶したことは視覚から記憶したことよりも長期的に記憶ができるのです。

この記憶の結びつきという点では実は五感の中でも非常に優れた嗅覚。

においをうまく利用すれば、記憶力アップにもつながるはずです。

例えば既に現役の大学生の方々がされている効果的な勉強方法としても、アロマオイルを使いながら勉強をして数学の公式を覚え、普段よりも覚えれたという結果もあるみたいです。

においから勉強内容を思い出せたとの実例もあるみたいなので、これならコッコちゃんにも今すぐにでもさせてあげれるので早速アロマオイルを使った勉強方法を試してみたいと思いました。

万が一、成果が出ないとしても今より悪くなることは無いと思いますので、まずは手軽に始めれる嗅覚を刺激してのアロマオイルを使っての勉強方法を始めてみたいと思います。

五感と関連付ける記憶術に関しては以上になります。

最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。

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