中学受験の現状と過酷さ|将来の選択肢の幅が広がるのは確かです
中学受験の現状と過酷さについてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。
目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。
この記事では、今年の1月に中学受験を終え、現在私立中学1年生の我が家の長女と経験してきた我が家の中学受験の体験から、中学受験が思っていたのとは全然違う!と思った過酷さについて、それでも経験して良かったと思えることなどを
- 中学受験の現状と過酷さ|長女で思い知った大変さ
- 中学受験の現状と過酷さ|諦めるタイミングは何度か来る
- 中学受験の現状と過酷さ|乗り越えたからこそ見える事もある
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
中学受験の現状と過酷さ|長女で思い知った大変さ
一般的に中学受験の勉強は、小学3年生の2月からスタートするようです。
大手進学塾の新4年生のカリキュラムがその時期から一斉に始まるからというのが原因です。
我が家の長女のコッコちゃんの場合は、小学5年生の夏からという大幅に遅れたスタートでした。
大手中学受験専門塾に入るにもその前に入塾テストというものあり、その結果によって入塾の可否とどのクラスへ入れるかどうかが決まります。
そのため、本来なら中学受験を目指すと決めたと同時に自分が志望する塾へ入るためにある程度の勉強も必要になってきます。
やはり我が家のように上の子で、始動が遅すぎたのでなんらしかのご苦労があったご家庭では下の子では早めの対策を取り、低学年のうちから塾通いをさせるご家庭も多いようです。
塾も3年生4年生ではまだ週2日の塾通いも、6年生になると通常授業の他に志望校特訓や模試などが加わり、週5日、ときには毎日塾で過ごすことになる時期もあります。
塾では問題の解き方は教えてくれますが、勉強の進め方までは個別に手厚いフォローはしてくれませんし、それくらいは自分で出来なければ塾の授業にもついて行けません。
年間の学習カリキュラムが固定されているため、その日の授業で習ったことは、その日のうちに覚えることを前提として塾の授業は進められて行きます。
そんな中学受験専門塾に我が家のコッコちゃんのように、途中から転塾により入塾した子は、それまで塾の授業で他の同級生が習っている部分は、勿論学校では教えてくれない事なので、何も知らない習っていない状態で、途中から聞いていても殆ど意味が解らない状態でスタートします。
小学校5年生の夏からの入塾ですと冬ではまだ塾の授業についていけたりついていけなかったりという状態でした。
そのため、知識の定着を図るために塾から大量に出される宿題は、家庭で出来るようにフォローしていかなければならないのです。
子ども1人では、ちんぷんかんぷな内容の事を、よしやろうか!とはおそらくはなりません。色々言葉をかけてあげ、常に前を向いていてもらう必要があります。
私も最初は、小学生が習う内容なんて、親でも教えられる・・・と、そう思っていましたが、難関中学の過去問を見て愕然としました。
中堅校の過去問の入試問題でも簡単には解けません。
今の中学受験の入試問題は、それほど工夫が凝らされ、難易度が高いのです。
最初にコッコちゃんの、第一志望校の過去問を見た時に、
「こんな問題、絶対コッコちゃん解けるはずない・・・」
真剣にそう感じました。
中学受験が高校受験や大学受験と大きく違うのは、学校の授業で習う内容と入試で出される問題の難易度に大きな差があることだと思います。
また受験には、目標に向かっていつ何をするかといったスケジュール管理が不可欠ですが、それが子どもの力だけではできない点も親子間の衝突を生む可能性があると感じました。
親の献身的なサポートがあってはじめてうまくいくというのが、中学受験の最大の特徴で入試問題の難易度より難易度の高い問題かもしれません。
今だからこそ言える事なのですが中学受験を目指すにおいての覚悟は我が家では、親も子も足りませんでした。