中学受験経験者の社会人の方の後悔体験談から|後悔3地元の友人
後悔3|地元の友人との関係
「実は一番後悔しているのがこのことかもしれません」
小川さんが1番後悔していると仰る事が、
「他県の学校に進学したために、地元の友人との関係が希薄になってしまったことが残念です。受験勉強があったので、一緒に遊ぶ機会も多くはなかったのですが、小学校卒業後は進学先も人それぞれなのでさらに関係が薄まります。ただ、社会人になってふと気が付くと、やはり地元の友人というのはありがたいものです。ちょっと話をするだけで色々な記憶がよみがえり、一瞬にして子供の頃に戻れますから」
「数年前、フェイスブックで小学校の同級生が一気につながりだして、みんなが帰省する正月に同窓会をしました。話を聞くと、会社員をはじめ、医者や警察官、美容師、自営業など様々な職業についていて、小学校時代ではとても想像がつかない人生を歩んでいたりしてとても面白かったです」
「歳を重ねたから思うのかもしれませんが、中学受験で難関校に合格し、有名大学に進学して、みんなが知っている一流企業に就職するのが、ひと昔前の成功ルート、いわゆる勝ち組という認識だったのではないでしょうか。ただ、本当の勝ち組は、友人の多い人なのではないかとつくづく思います」
母もこれは1番思いました。
母自身が、引っ越しを学生時代に経験していて、1度出来た友達と離れ、新しい環境で友達を作る大変さを経験しているだけに友達の大切さが凄くわかっているつもりなので、小川さんのこのお言葉も全く同感です。
しかし、小川さんの中学受験当時ではなかったスマホにLINEというものが、今あるのは非常に有難く、コッコちゃんも小学校を卒業した今も、小学校のお友達ともLINEで連絡を取り合っています。
そして、生意気にもコッコちゃんは、お友達の高校受験の相談や進路の相談に乗ってあげたりもしています。
中学受験を経験したコッコちゃんは、受験に詳しいと勘違いされているのでしょうか?しかしお友達の役に立てるのは素晴らしい事だと思いますので、この先もお友達に相談されるような子でいてくれ、末永く仲良くしていってくれればなと感じております。
しかし、受験に必死になり過ぎて大事なものを失わないように次女の時にもその事を心がけていきたいと改めて思いました。
この記事でのご紹介は以上になります。
最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。
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