文科省全国学力調査2018結果から思う事|算数の思考力応用力に問題がありそうです
今年度の全国学力テストでは、小学6年生の算数の基礎知識を問う算数Aの平均正答率が63.7%と前年度から15.1ポイント下がったことが、文部科学省が7月31日に公表した結果で明らかになっています。
過去に正答率が低かった割り算の出題が増えたのが要因とみられているようですが、全国学力テストは2018年で11回目となり、抽出式から全員参加方式に戻って6回目になりますが、応用力を見るB問題と同様、回数を重ねても苦手分野を改善できない現状が浮き彫りになった結果と思われます。
算数A(基礎問題)で例年数問出題される計算問題は今年度5問あり、うち3問が割り算でした。
「答えが12÷0.8の式で求められる問題を選べ」
という問題の正答率は算数Aで最も低い40.1%でした。
計算問題全体の正答率は62.5%で、8問中割り算が1問だけだった前年度から18.2ポイント下がっています。
この他、全体を「100」とした時の割合を求める「百分率」や量の測定など、割り算が必要になる問題は正答率が低い傾向にあったようです。
算数に関しては、大きな波で見ても年々、応用力だけでなく、基礎学力も下がっているようにも見えるので、一概に文科省、学校だけの問題だけではなく家庭内での子どもにかける学力向上の親の意識の格差も大きいのも1つの要因なのではないのかな?とも感じております。
ある程度は、学力とモラルが比例し、国語力が無いからこそいじめをしてしまうと以前、尾木ママも仰っていたように、学力の低い人が社会に出た時に犯罪を犯してしまう確率が高いとはっきり調査結果で出ている国もあるようにこの事に関しては一理も二理もあると思うので、健全な社会を築き上げていくためにも、省庁、自治体、家庭としっかり連携して、低迷する子どもたちの学力向上に努めていければと思います。
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