二月の勝者第1巻感想|中学受験が題材の連載漫画が発売されました

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二月の勝者第1巻感想|かなりのめり込んでしまいました

2月の勝者第1巻感想

二月の勝者第1巻感想についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。

目指せ中学受験!サイト管理人のコッコママと申します。

この記事では、中学受験をしようと思ったら読むマンガを描かれた高瀬志帆さんが、中学受験の塾のスーパー講師を主人公とした連載漫画二月の勝者を描かれ、その第1巻が先日発売となりましたので早速購入してみて読んでみた感想から

  • 二月の勝者第1巻感想|超大手塾から中堅塾へ移籍してくる黒木蔵人
  • 二月の勝者第1巻感想|サッカー好きの子を獣塾させる手腕
  • 二月の勝者第1巻感想|塾最下位の子のモチベーションを上げた方法に感心

以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。

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二月の勝者第1巻感想|超大手塾から中堅塾へ移籍してくる黒木蔵人

2月の勝者第1巻感想

物語は、佐倉麻衣という若い女性が研修を終えやっと1人前の講師となれ桜花ゼミナールと言う中堅塾での社会人で塾の講師の仕事を開始するところからはじまります。

丁度佐倉麻衣が研修を終え正式に講師となる時期に、その時の校長が人情はある人格者ではあったが、御三家6校への合格実績が出せずに左遷されてしまい、超大手の塾フェニックスからやってきて代わりの校長となったのが黒木蔵人。

黒木蔵人は、普段は髪も下ろし少しチャラチャラした感じのプライベートなのですが、いったん仕事となると髪をビシッと横に流し固めてスーツを着て人間性まで変わってしまったように見えるというかなり変わった人ですが、塾講師としての実力は1巻から垣間見るだけでもかなり凄そうでした。

二月の勝者第1巻感想|サッカー好きの子を獣塾させる手腕

2月の勝者第1巻感想

桜花ゼミナールの校長になった黒木蔵人は、桜花ゼミナールで行われる外部生徒も受験可能な公開模試をきっかけに新規生徒を増やそうとし、両親とともに話を聞きに来た生徒さんが、サッカーが好きで父親がサッカーでプロになる可能性もないわけではないので、母親が入塾を希望し、中学受験を目指させることに乗り気ではありませんでした。

そんな親子に、サッカーでプロを目指すよりはこの子が中学受験で合格する方がよほど可能性が高いと、屋上で自らリフティング勝負をして、サッカーでプロになれる可能性は非常に低いという事を分からせます。

その場は父親も納得せずに、その場での入塾とはなりませんでしたが、その父親は自宅に帰り母親に、誰かに代わってサッカーのプロを目指させることを諦めさせて欲しかったのかもと現実を直視するようになり、子どもの将来の事を考え入塾を決意します。

このように普通の塾の先生ならそこまでしないだろ!と一見無茶な事ばかりしているように見えて、言葉は冷たくも聞こえますが、その実黒木の行動や、言動には全て子どもを合格させるために繋がっているのです。そして、この塾に就任した最初も生徒の前で、全員を第一志望校へ合格させるために来たと断言しています。

二月の勝者第1巻感想|塾最下位の子のモチベーションを上げた方法に感心

2月の勝者第1巻感想

桜花ゼミナールは、クラスがΩ、A、Rと別れていて、成績が1番下の子がRクラスになります。

そのRクラスの算数を教えることになった、佐倉麻衣でしたが、佐倉はそのRクラスの中でも更に最下位のある男の子が全く授業について来れない事を気にかけ時間がある時に個別でも教えるからと元気づけようと声をかけたのですが、それを聞いていた、他の生徒に落ちこぼれをえこひいきするなと言われ、その男の子は塾を辞めたいと言い出したのです。

黒木蔵人も、Rクラスは「お客さん」なので深入りする必要は無く普通に教えていろと言われていたのに、深入りした結果がこれだと苦言を呈されてしまいます。

そして男の子のお母さんと男の子が塾に辞めると言いに来たとき、佐倉から、男の子が鉄道が好きなので勉強に集中できないのかもとの情報を得ていて、黒木は男の子に【鉄研】のクラブがある私立中学校のパンフレットを見せ、どのような活動をしているかを語り出しました。

すると今までは無気力であった男の子が生き返ったように目を輝かせ、どうせ通うなら2回くらい乗り換えのある学校に通いたいと言い始め中学受験を目指す気になったのです。

子供は何がきっかけでやる気になるかわからないという良い例のような話でした。

そして1巻の終わりには、再度黒木蔵人が1人きりで絶対に全員合格させてみせると呟くシーンは本当にただの冷たい人とは思えず、この時折見せる熱さや優しさが黒木蔵人の魅力ですね。

早く2巻を読みたいと今から待ち遠しく思っています。

二月の勝者!一気にファンになりました!中学受験を経験していなくても、これから経験する方には尚更おすすめの1冊ですね。

気晴らしにもなるし、意外に親として勉強になる事も、そして共感を得れる事もある非常に良い漫画でした。

この記事でのご紹介は以上になります。

最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。

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